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懸賞
懸賞が好きです。
頑張って集めて送るものよりも、一枚や二枚で簡単に送れるものの方が好きです。忘れてしまうので。
「〇〇を抽選で〇名様にプレゼント!」と見ると、つい応募したくなります。
きっかけは、幼少期です。
姉がしていたから、自分もしたくなった……のかもしれません。
そんなこんなで、懸賞を始めたある日。
祖母が塩についていた応募券をくれたんです。
多分、「いいの?」と目を輝かせていたのでしょう。
祖母もうれしそうに見えました。
「わーい」と私はいそいそとはがきを書き書き。もちろん、投函したポストの前で拝むのは忘れずに。
そして、後日。
何が当ったかはすっかり忘れてしまいましたが、それが当選したんです。
びっくりですね。
祖母も驚いていました。
それから、色々と送っては、いくつか当ったと思います。
そして、ここ数年。
また懸賞熱が蘇って、ポツポツ応募しています。
投函したポストを拝むことはしていませんが、声かけはしています。心の中で、含む。
懸賞って、当選すると忘れたころに送られてくるから、何倍もうれしいんですよね~。




