表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/101

ポジティブ

ポジティブが好きです。

気楽になります。

感情を別のなにかに左右されにくくなります。



二十代前半までは、とてもマイナス思考でした。

ポジティブな人を見ると苛々したものです。


それが、どうしたのでしょう。

いつの間にか、こんなゆるゆる人間になりました。わはは。



多分、こうなるまでは許せないことがたくさんあったのだと思います。

人のせいにしたり、そうしてしまう自分を責めたりしていました。

要は、素直になるのが怖かったんだと思います。

人の顔色をうかがって、気を張り詰めていたのかもしれません。


なにかを許せないのは、自分が一番不幸です。

その「なにか」に縛られているんですから。あら、お気の毒。



思い返せば、私は父を許せなかったんですね。

そういえば、二十代後半のとき、「父を許そう」と思ったのを思い出しました。

……まぁ、月日は流れ、父が配偶者をいびったので、着拒しましたが。父にはそれが理解できなかったようで。

いつかわかるようになればいいな~なぁんて思っています。

……どっちが親だ。




……。

脱線しました。



まぁ、二十代後半くらいのころは、色々とあったんですね。

思い返せば。

素直になりたいと願ったり、温和な人になりたいと願ったり、誰かを許したいと思ったり。


そんなこんなで、今はすっかり、

「ポジティブだね」

と、同僚に言われるようになりました。


昔からですけど、私、

「苦労のまったく知らない幸せな子」

と見られるようで。

それが若いときは嫌だったんですけど、近頃いいなと思うようになりました。


だって、

「不幸そうな顔している」

と言われるより、断然お得ですもの。


そう見られ、そう思われるなら、

「そーです」

って笑って過ごした方が、人生何倍も楽しい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ