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FreiheitOnline‐フライハイトオンライン‐  作者: 立花詩歌
第二章『クラエスの森―辺境の変人―』
83/351

(28)『アルヘオ・リヴァイアサン』

迷い込んだ地下の水没林でただひたすら無為に戦い続ける。

それだけの時間が仲間となら何と楽しいことだろうか。

 シイナとアンダーヒルがボスの手掛かりを追って進路を定めた頃、(くだん)の三人――本人たちの預かり知らないところでチーム(デルタ)と名付けられた迷子組は、二人の立てた推測通り『碧緑色の水没林』の東部外壁付近に広がる巨大湖でボスモンスターと遭遇(エンカウント)、既に交戦を始めていた。


「っぶはッ」


 ボスモンスターの起こした小規模の高波に呑まれていたシンが水面から顔を出す。

 続いてリュウとリコの二人も水面から顔を出すと、各々目元や顔を強く拭い、髪の毛を頭に撫でつけるようにして含んだ水気を切って落としていく。


「あー、水飲んだ。これだから水場は嫌いなんだよ。大丈夫か、二人とも」

「馬鹿みたいに大口開けているからだ、シン。そのアホ面が更に間抜けにならないよう、これからは精々気を付けること……だ、んっ、はぁ……くちゅんっ」


 一瞬会話の間が途切れ、その契機となったリコの頬が仄かな朱色に染まる。


「人を小馬鹿にしておいて、随分可愛いくしゃみをするじゃないか、リコー?」

「う、うるさい! くっ……この私がシン風情に恥をかかされるなんて――」

「待て、僕風情ってのはどういう――」

「やめんか」


 ヒートアップする前に物理的に二人の仲裁に入ったリュウの手の中で、額同士でぶつかったシンとリコの視界に星が散った。


「まったく、お前たちはどうしてそうも相性が悪い。曲がりなりにも戦闘中だろう」


 ブクブクと気泡を漏らしながら沈んでいく二人を後目(しりめ)に、リュウは聞こえているかどうかもわからない説教の言葉を構うことなく並べていく。


「俺は(ハカナ)がどうとか≪道化の王冠(クラウン・クラウン)≫だったとか、そういうことはあまり考えんがな。生身のリコを見て仲間として迎え入れたからには、俺はリコを容赦なく仲間として扱う。友人としてシンと同列とまでは言えんが、仲間としては同列に扱っているつもりだ。だからお前たちが不和を起こせば、当然こうして原則両成敗の仲裁に入る。だからしょうもない(いさか)いはやめろ。やるなら徹底的に()ってもらわねば、止める方も張り合いがなくてつまらん」


 時間にして一分にも満たない自称説教を聞いているものとして自己完結させると、リュウは未だに水中で気泡を生成している二人を気に止めることもなく、再び(くだん)のボスモンスターの方に向き直る。


「巨大湖の主……か」


 湖の(ほとり)から100mほど離れた水中をちょうど『∞』記号を描くように回遊しているその(ボス)は、アンダーヒルの言葉に合わせるような東洋の神格、中華の龍を思わせる大蛇のような細長く巨大な体躯を持つモンスターだった。

 その名は“旧く貴い長きものアルヘオ・リヴァイアサン”。

 額には翡翠色の宝玉が光り、頭にはねじれた二本の角が首を護るように後ろに伸びている。長い髭はうっすらと白く光り、全身を覆い尽くす鎧のような蒼白色の鱗は水に潜ると保護色のような働きをしている。


「ただ倒すには些か分が悪いな」

「分ではなく悪いのは相性だろう」


 リュウの隣で浮上したリコが呟く。


「ふむ、先に上がったのはリコか。シンもまだまだのようだな」

「貴様らプレイヤーと単純に比べるのは無理がある。基本的に自由度が低い分、ステータスは高めに与えられているからな」

「ん? 絶息可能時間なんてステータスはないはずだが、お前にはあるのか?」

「違う。そういうことでは――」


 その時、不意に後ろから肩を掴まれたリコがそのまま後ろに強く引かれて、落とされるように水中に没した。そして同時にさっきまで沈んでいたはずのシンが慌てた様子で水面から顔を出す。


「はぁ、はぁ……! 何するんだ、リュウ! ってあれ? リコは何処に――」

「……リコなら後ろだが」

「後ろ?」

「……輻射振動破殻攻撃バイス・フラグメンテーション

「危ねっ!?」


 無防備に振り返ったシンの顔の真横を赤く発光するリコの右手が通過する。


「いきなり何するんだ!」

「同じ台詞を貴様に返してやろう。手向けの言葉はそれでいいな?」


 再び(いさか)いを始めるシンとリコをやれやれと呆れたように見つつも諦めたリュウは一人アルヘオ・リヴァイアサンを倒す算段を模索する。

 まずリコが言っていた通り、この場にいる三人――リュウ・シン・リコはアルヘオ・リヴァイアサンと相性が悪い。

 厄介なのは相手の行動パターンだ。

 常に岸から100mほど離れた辺りを回遊して、主な攻撃は長い尻尾で起こす大波と、水面を走る鉄砲水のような長い高圧水ブレス、それらの攻撃で発生した波に水と同化する小型モンスター“水蛇妖(ハイヒュードラ)”を紛れ込ませての奇襲。つまりどれも中・遠距離攻撃や間接攻撃によるもので、本体が近づいてくることがほとんどない。

 言うなれば遠距離掌握型。常に自分が優位に立ち、じわじわとダメージ期待値の低い攻撃を与えてくる――――討滅よりも撃退向きの戦法だがその効果は思いの外高い。


 グウォオオォォォ!!


「うわっ」


 突然アルヘオ・リヴァイアサンが(つんざ)くような咆声を轟かせた。


「この程度で何を驚いている、シン」

「あれを見てこの程度と言えるか?」


 シンが指し示す光景に、思わずリコも「うげ」と心底(いや)そうな声を上げた。

 無理もないだろう。

 まるで今の咆哮が指示命令だったかのようにアルヘオ・リヴァイアサンの(たもと)から大量の水蛇妖(ハイヒュードラ)が溢れ出し、まるで一時的に水面が盛り上がっているようにも見える。


水蛇妖(ハイヒュードラ)でもここまで重なると圧巻だな」


 リュウの口端が不敵に緩む。

 そして各々が武器を構え――リュウが剛大剣(パニッシャー)、シンが大刀(セイバー)を鞘から抜き放ち、リコが右手の調子を確かめるように滑らかに指を動かすと、ほぼ同時に水蛇妖(ハイヒュードラ)の群れが押し寄せるように姿を現した。


「まったく……()もいるのにどうする。貴様ら、よもや遠距離攻撃の(すべ)がないとは言わないだろうな?」


 リコが水蛇妖(ハイヒュードラ)の尖兵二匹を両手で握り潰しながら既に呆れ気味のジト目をリュウとシンに向けると、二人は互いに一瞥顔を見合わせて視線を逸らした。


「なくはないが、効率は悪いだろうな」

「僕はそんなにソロ狩り自体しないんだよ。大体の敵は近付いて斬れば良かったし」


 それぞれの二つ名が概ねその戦闘スタイルをよく表しているが、シンは太刀(ブレード)系統の刀剣使い、リュウは剛大剣(パニッシャー)使いとして絶大な評価を得ているプレイヤーだ。

 しかし、これは誰にでも当てはまることだが何事も専門的に偏るとその他がおろそかになる。太刀(ブレード)剛大剣(パニッシャー)もそれぞれが優れた特色を持っているが、どちらも所詮は近接武器――――その間合いはその切っ先が届く範囲に限られてしまう。特にシンは抜刀戦術の関係上、離れている相手には受け身の迎撃型になってしまうし、リュウに関しても近接戦闘最大級の絶大な破壊力を体現しているだけあって必然的に戦闘スタイルが近接機動戦闘の手段の多様化に偏り、やがては遠距離攻撃の手段に乏しくなっていた。


「まったく……よくそれであのLoSAtA(ロサータ)をソロ狩りできたものだな」

「「また懐かしい名前だな」」

「貴様らは……」


 リコは溜め息混じりに肩を落とす。

 LoSAtA(ロサータ)とは巨塔第四十八層『対空襲撃の洋上艦アフレイド・エアレイド』のボスモンスター〔局地制圧用攻撃機アンノウン・ガンシップLoSAtA(ロサータ)〕のことだ。プレイヤーの頭上の制空権を確保して空域内に侵入する物理実体は例外なく撃墜する特性を持つため、近接攻撃の通じないモンスターとしてその名を広く轟かせている。


「そう言うからには、リコは遠距離攻撃の手段を持ってるんだろうね」

「当然だろう。私は近接戦闘に最適化されたとは言え、汎用戦闘アンドロイド。遠距離攻撃可能な機能もちゃんとこの身の内には備わっている。――――が、()()使()()()()

「使えないんじゃ僕たちばかり責められないじゃないか!」


 シンが苛立ちをぶつけるように複数の水蛇妖(ハイヒュードラ)を叩き切る。


「あるのに使えないとは解せんな。何か制約のようなものがあるのか?」

「私の胴体に内蔵された遠距離攻撃用特殊兵装――“クラスター・オーバーロード”は非常に強力な兵器だが、自損前提の過負荷兵器(オーバード・リグ)なのだ。故にシイナの許可なく使えん」

「悪い、リコ! 思わず役立たずって思いそうになった!」

「私は徹頭徹尾貴様を役立たずと思っているから気にするな、シン」

「お前が気にしろ!」


 各々戦いながらも最早加虐漫才のレベルに達しているリコとシンの遣り取りが連なる水蛇妖(ハイヒュードラ)の断末魔と雄叫びに掻き消される。


「やはり退いておかないか、リュウ。アイツを倒したところで塔の新階層が開くわけでもあるまい。この程度の相手ではお世辞にも心躍るとも言い難いし、気が抜ける相手で無駄に気力を浪費する意味はない」


 一人だけログアウト不可能などとは欠片も関係のないリコだが、シイナと契約を交わした時点で目的は塔の全クリアに変わっている。それを踏まえた上で最も合理的な判断であると言えるのだが、『恐らく同意が来るだろう』と思ってしまう程度にはリコは二人のことを理解できていなかった。


「ふん! 却下一択!」

「貴様の意見は聞いていないぞ、シン」

「何故!?」


 理不尽に対するシンの叫びもリコに軽くスルーされる。


「リコには悪いが俺も容易に同意はできんな。新たに発見された新フィールドのボスを逃すなどベータテスター……いや、ゲーマーとしての名が廃る」

「まったく面倒なプライドが邪魔をしているというわけか。そんなもの、他の連中に任せればいいだろう」

「他の奴らにこんな手柄を取られるなんて僕は嫌だね。何もできないならお前は先に帰ってもいいぞ、この役立たず」


 十匹ほどの水蛇妖(ハイヒュードラ)に囲まれながらも大刀(セイバー)〈*妖狼刀(ようろうとう)灼火(しゃっか)〉を振るうシンがボソッと呟く。明らかに聞かせるつもりの声量だ。


「聞こえているぞ、シン。貴様こそ私が素手で五十六匹も倒している間、その程度の弱小ごときにいつまで時間をかけるつもりだ?」

「僕だって五十五匹倒してるさ! ほら、これで五十七だ!」


 と二匹斬って見せるが、その時には既にリコは五十七匹目、五十八匹目を握り潰しているところだった。


「五十七がなんだって?」


 ふっふーん、とばかりに胸を張るリコにシンは舌打ちで返し、再び激しい水音と共に数匹を引き裂いた。


「何!? おのれ……、ならば輻射振動破殻攻撃バイス・フラグメンテーション波動拡散(スプレッド)!」

「危ねッ、今僕まで狙っただろ!」

「ふん、仮にも味方に当てたりはせん。元々コントロールができんだけだ」

「仮にもって何だよ、仮にもって! 正真正銘の仲間だろッ!」

「ええい、やかましい! 貴様の声を聞くとイライラするッ!」


 二人して競い合うように水蛇妖(ハイヒュードラ)殲滅を加速させていくシンとリコを、『仲がいいのか悪いのか』といった眼差しでそれを見守っているリュウの周りからは瞬く間に敵影が消えていく。


「俺はボスに集中するか……」


 二人の狩り競争(ハントレース)のおかげで水蛇妖(ハイヒュードラ)からの攻撃をまったく受けなくなったリュウは顎に手を当てて思案する。何れにせよ最上位級プレイヤーのリュウからすれば、所詮水蛇妖(ハイヒュードラ)は万一攻撃を受けたとしても大した痛手にはならない雑魚モンスターなのだが、モンスターの攻撃で被撃硬直を起こせば()()()()()はキャンセルされてしまうのだ。


魔法(コレ)を使うのも久々か」


 システム上、アンドロイドという特殊な存在であるリコは魔法が全く使えないため戦力外、リュウもシンも魔法が使えないわけではないが、普段完全に近接任せの二人は刹那やスリーカーズほど使い慣れてるわけでもないし、正直なところ詠唱文すらまともに憶えていないのが現状。ここまで魔法というゲームならではの非現実システムを使わない最上位級プレイヤーなど、≪アルカナクラウン≫を除けば他にいないとすら言える偏り方だった。


「水属性竜種……ならこの辺りか」


 修得済み魔法の一覧表(リスト)を開いて雷属性の魔法を検索ソートし、その詠唱文のカンニングペーパーを実体化する。そして出現したそれを器用に空中でキャッチしたリュウは確認しながら詠唱を始めた。


「蒼空を駆る紫電の霊麒(れいき)よ。大いなる霹靂(へきれき)の申し子よ。雷鳴高く天を疾り、汝が敵に雷光の神罰を下せ――――神雷の鉄槌ジャッジメント・サンダー!」


 リュウの頭上からバチバチと火花の弾けるような音が(ほとばし)り、直後現れた目映い光球から馬を模したようなフォルムの雷光の塊が飛び出し、ゴロゴロと雷鳴を轟かせながらアルヘオ・リヴァイアサンの頭上の空間を瞬く間に駆け上っていく。

 そして――――ビシャーンッ!

 上空で巨大な雷に変じた電麒が水面付近を回遊するアルヘオ・リヴァイアサンに向かって真っ逆さまに駆け、その巨体を激しい衝撃の如く打ち抜いた。


 グギャアアアアアァッ!

 弱点属性の一撃を一息に全身に受けたアルヘオ・リヴァイアサンは咆哮とはまた違うつんざく悲鳴を上げ、水から飛び出さんばかりの勢いで大きく跳ねて身を捩る。

 激しい水柱をあげて再び着水したアルヘオ・リヴァイアサンは蛇が鎌首をもたげるように水面から頭を出すと、岸辺付近に立つ術者(リュウ)を睨み付け――


 グウォオオォォォォオゥ!


 ――その咆声で湖面全体が大きく荒れるほどに大気を震わせた。


「さあ来い、湖の主。お前の敵はここにいるぞ……!」


 音量だけなら【衝波咆号(バインド・ボイス)】にも匹敵する咆哮に怯むことなく愛用の剛大剣(パニッシャー)〈*宝剣(ほうけん)クライノート〉を握り直したリュウは、応とばかりに、沖に浮かぶアルヘオ・リヴァイアサンと真っ向から睨み合う。

 リュウが狙ったのはアルヘオ・リヴァイアサンを怒らせること。怒ったモンスターは冷静な判断ができなくなり、水棲系モンスターなら岸まで上がってくる公算もそれなりに高いのだ。モンスターは総じて怒り状態で一時的にステータスが上がり強くなる性質を持つが、三人の現状を考えれば手も足も出ないよりは幾分かましなのは一目瞭然だ。

 しかし、そんなリュウの期待に反してなかなか近付いてくる様子を見せないアルヘオ・リヴァイアサンは、その代わりにガパッと大きく口を開けた。

 そして――ギュインッ!

 激しく渦巻く水(ブレス)がその上下の顎の間に生成され、みるみるうちに大きく膨れ上がっていく。


「ようやく本気というわけだ」


 そう一人ごち、リュウは愉しげな笑みを浮かべる。

 その時だった――――アオォォォォォン……。


「ん?」


 遠巻きだがはっきりと、何かの遠吠えが聞こえてきたのは。

Tips:『局地制圧用攻撃機アンノウン・ガンシップLoSAtA(ロサータ)


 風属性の戦闘機系機械種で、全長35mを超える自律駆動ガンシップ。LoSAtA(ロサータ)の名前はLocal Suppression for Attack Aircraftの略でそのまま局地制圧用攻撃機を意味し、正式な名前ではなく襲撃されている側が暫定的に命名した敵性呼称の一種。搭載されている兵装は自在に方向を変える油圧制御式架設アームの先端に取り付けられた六砲身二十ミリガトリング砲と地中貫通爆弾(バンカーバスター)対地攻撃用榴弾砲(グラウンドハウザー)航空誘導爆弾(スマートフォール)で、周囲に接近する敵を確実に撃ち落としながら地上に留まっている敵を大火力で一方的に殲滅する極めて厄介な近接キラーであり、遠距離攻撃の手段を持たないプレイヤーは文字通り詰んでしまうため、ある意味単純な戦闘スタイルしか使えないプレイヤーを弾く試金石として広く認知されている。

 特性は全方位防御スキル【絶対征空圏(エア・スペリオリティ)】。撃墜・回避・防御が不可能な高火力精密誘導ミサイルを発射し、地上(甲板上)から5m以上の空域内に滞空しているあらゆる物理物体を撃墜する空間支配能力で、システム仕様上空中に飛び出したものは例外なく撃ち落として空域内から排除するため、実質的に一部のスキルや魔法による実体を持たない遠距離攻撃以外に本体を攻撃する方法はない。

 ≪行動パターン≫

 ・緊急回避(エマージェンシー)  ・高速水平飛行(ホライゾンタル) ・周回飛行(サーカムスルー) ・捕捉欺瞞装置(リリースフレア)

 ・対空機銃掃射(エアストレイフ) ・対地機銃掃射(グラウンドストレイフ) ・対地爆撃(グラウンドボム) ・対地誘導爆撃グラウンドスマートボム

 ・緊急支援要請(サポートリクエスト) ・空域制圧攻撃(エアサプレッション)

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