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サーの奇妙な体験 32

毎週、水曜日、投稿頑張ります


新たな展開スタート!


これからサーは、ミユは?


夕食を終え、お風呂にも入りサーと母はリビングでくつろぎながら、何気ない会話を続けていました。テレビの音が心地よいBGMのように流れ、サーはお腹も心も満たされて、少し眠気を感じていました。母が「そろそろ寝たら?」と声をかけると、サーはゆっくりと立ち上がり

「うん、そうだね。もう寝るよ」

と答えました。


ベットにもぐり、明日のやる事をイメージしていると、サーのスマホがテーブルの上で振動しました。ふと画面を見てみると、ミユからのLINEが届いていました。眠気が一気に吹き飛び、サーはすぐにメッセージを開きました。  


ミユ

「サーさん、私が明日マーさんのお店に電話してみます。LINEが消えたことを伝えて、サーさんが困っているって言えば、約束を破らずに済むんじゃないでしょうか。サーさんの気持ちを考えると、何とかしてあげたいんです。だから、明日名刺を持って来てくれますか?」


ミユの言葉は、サーにとって本当にありがたいものでした。これからどんなことが起こるか全く分からない中で、自分のためにここまでしてくれるミユの気持ちが、サーの胸にじんわりと温かく染み渡ります。


サー

「ミユ、本当にありがとう。あなたがそんな風に考えてくれるなんて、嬉しくてたまらないよ。正直、マーさんに相談したくて仕方ないけど、約束をもし破ってもう会えなくなるのが怖くて…今はどうすればいいのか分からなくて…だからミユがいてくれて本当に心強いです。明日、名刺を必ず持っていくね。どうか、よろしくお願いします。」


ミユ

「サーさんが困っているのを見て、私も何とか力になりたいと思ったんです。明日は私に任せてください。きっと何とかしますから!おやすみなさい、サーさん。」


サー

「ありがとう、ミユ。こんなに頼りになる後輩がいて、私は本当に幸せだよ。明日、よろしくお願いします。おやすみなさい。」


その夜、サーはミユとのやり取りを思い返しながら、胸が温かくなるのを感じていました。まだ何が起こるか分からない不安は残っているものの、マーさんがなんてアドバイスくれるのか。期待が膨らんできました.

ミユの存在が彼女に安心感を与えていました。こうしてお互いに支え合いながら、明日への小さな希望を胸に、サーはゆっくりと目を閉じました。



3月30日  金曜日



次の朝、サーは目覚めと共に昨日のやり取りを思い出しました。ミユがマーに電話をしてくれるという心強い約束が、まだ半分夢の中にいるような感覚で彼女の心に残っていました。朝日が差し込む中、彼女は布団の中で軽く伸びをしながら、これから訪れるであろう出来事について考え始めます。


ミユがマーさんに電話をかける。その瞬間を想像するだけで、サーの胸は少し高鳴りました。マーさんとの連絡が途絶えたまま、でも何かアドバイスをもらって全て解決…そんな期待が心の中に膨らんでいきます。マーさんならいろいろ経験してるし頼りになるから。しかし同時に、何か悪いことが起こるのではないかという不安も隣り合わせです。マーさんが言っていた「もどかしいこと」の正体が明らかになるかもしれないという思いと、その結果がどうなるのかという恐怖が入り混じって、サーの心はざわざわとしていました。


「ミユ、どうかうまくいって…」サーはそう願いながら、今日の自分にできることを一つ一つこなしていこうと決心しました。ミユが電話をするその時を、楽しみでもあり、同時に怖くもあるその瞬間を、サーは心の中で静かに待ち続けるのでした。


サーは布団から出ると、まだ半分夢の中にいるような気分で朝の支度を始めました。ミユが今日マーに電話をかけてくれる、そのことを思うと、期待と不安が交互に胸をよぎります。何かが動き出すかもしれない…でも、もしも良くない結果が待っていたらどうしよう、と。


母がすでに朝食の準備をしていました。「おはよう、サー。昨日は遅くまで何か考えてたみたいだけど、大丈夫?」母の声には、心配する気持ちがにじみ出ていました。


「おはよう、お母さん。うん、ちょっと考え事してただけ。でも大丈夫だよ、ありがとう」とサーは微笑んで答えましたが、心の中の不安を完全に隠しきることはできませんでした。


母はテーブルに卵焼きと味噌汁を並べながら、「今日は何か予定があるの?」と尋ねました。


「特に予定はないけど、ミユがちょっと手伝ってくれることがあって…まあ、それがうまくいくといいなって思ってるんだ」とサーは答えましたが、言葉にしながらも不安が胸にわずかに重くのしかかるのを感じました。


「ミユちゃんが手伝ってくれるなら、きっとうまくいくわよ」と母は励ますように言いながら、朝食をテーブルに置きました。サーはその言葉に少しだけほっとし、母の優しさに感謝の気持ちを覚えました。


朝食を取りながら、サーは今日の予定を頭の中で整理しようとしましたが、どうしてもマーとのことが気になって仕方ありませんでした。ミユが電話をかけてくれたら、何か新しい情報が得られるかもしれない。でも、それが怖い結果をもたらす可能性もある。


「サー、顔色悪いわよ。本当に大丈夫?」母が心配そうにサーを見つめます。


「うん、ただ考え事が多くてね。でも、本当に大丈夫だから」とサーは答え、少し笑顔を作ってみせました。


朝食を終えると、サーは支度を整えて家を出る準備をしました。母が玄関まで見送りに来てくれて、「気をつけてね」と声をかけます。


「ありがとう、お母さん。行ってきます」とサーは言い、玄関を出ました。



会社に向かう道を歩きながら、サーはふと立ち止まってスマホを手に取りました。ミユがこれから何をしてくれるのか、その結果がどうなるのかを考えると、心臓が少し早くなるのを感じました。だけど、今はその瞬間を待つしかありません。サーは一歩ずつ前に進みながら、自分の不安を少しでも抑えようと、深呼吸をしながら会社へと歩き出しました。


サーは会社に着くと、まずはミユにLINEで連絡を入れ、名刺を渡すために事務所に向かいました。ミユはサーを見つけると、少し緊張した表情で名刺を受け取り、


「お昼休みに電話してみますね」


と言いました。サーはその言葉にほっとしつつも、まだ心の中で不安が渦巻いていました。


「どうなるんだろう…?」

サーは心の中で呟きながら、店舗の仕事に戻りました。店内では次々とお客様が訪れ、忙しさに追われるうちに不安な気持ちも一時的に薄れていきます。

仕事が忙しいことは幸いで忙しさに紛れて、マーさんのことや不安な気持ちを少し忘れることができたからです。しかし、合間にふと手が空くと、またマーさんのことが頭に浮かんでしまいます。

しかし、商品を整頓している最中や、お客様に対応している合間に、ふとミユが電話をかけている場面を想像してしまう自分がいました。


「ちゃんと伝わるかな…マーさんはどう反応するんだろう…」

そんな考えが頭をよぎるたびに、胸の奥にわずかな痛みが広がります。けれど、今は目の前の仕事に集中するしかありません。サーはその不安を押し殺し、笑顔でお客様に対応し続けました。


「大丈夫、ミユなら絶対上手く説明出来る…」


自分にそう言い聞かせながら、サーは少しずつですが必ず全てが元に戻る事を想定し、再び仕事に没頭しようとしています。しかし「あの時の言葉の意味は…」

とサーは何度も考えてしまいます。マーさんが

「もどかしいことが解決する方法」

と言った言葉が頭の中で反響し、まるで謎解きのように思考が迷路の中をさまよっているかのようでした。


お昼過ぎになり、ミユがマーさんに電話をかける時間が近づいてきます。サーは時計をちらりと確認しながら、慌ただしい業務に戻りました。店内のお客様に気を配り、商品の整頓を行いながらも、心の中ではミユからの連絡を待ちわびていました。


夕方になり、サーは一息つくためにバックルームに戻りましたが、メールを確認する時間もないほど忙しかったことに気付きました。


「きっと何か良い結果が出るはず…」

サーはそう信じながら、もう少しだけ頑張ろうと自分に言い聞かせ、携帯は開かず再び店頭に戻っていきました。



同じ頃、仕事を終えたミユは、重い足取りで帰り支度をしながら、頭の中で同じ言葉が何度も繰り返されていました。昼休みに、思い切ってマーさんに電話をかけたものの、返ってきた答えは彼女の予想をはるかに超えるものでした。


「どうしよう…サーさんにどうやって伝えればいいんだろう…」ミユは心の中でつぶやきながら、サーの顔を思い浮かべました。サーさんのために少しでも力になりたい、その一心で動いた結果がこれだったの…

今となっては逆に彼女を悲しませることとなり不安が募ります。


彼女の中にある、サーさんへの思いやりが、ミユの胸をさらに締め付けました。何とかして、サーさんにとって最善の方法を見つけたい。だけど、今はどうすればいいのか分からない。そんな迷いが、彼女の心を支配していました。


「サーさんを悲しませたくない…でも、嘘はつけない…」自分の中で葛藤する思いに、ミユは深くため息をつきました。どうにかして、サーさんにうまく伝えられる方法を見つけなければならないと感じつつも、答えが見つからないまま、彼女はデスクから動く事が出来なくなっていました。



そんな彼女の思考は、自然と今日の昼休みの事を思い出しています。


ランチタイムが始まり、早めに食事を済ませたミユは、マーさんに電話をかける準備をしていました。心臓がドキドキと高鳴り、手のひらには少し汗がにじんでいました。サーさんのためにできることは何でもやりたい。サーがどれだけこの状況に不安を感じているか、そして自分がどうにかして助けたいという気持ちが膨らんでいました。その一心で、ミユはスマートフォンを握りしめ、


「マーさんに電話するのは簡単なことじゃないけど、サーさんのために、私ができることをやらないと…」ミユはそう自分に言い聞かせ、心を落ち着けようとしました。


スマホの画面にマーさんの連絡先を表示させると、ミユは深呼吸をし、緊張に打ち勝つためにもう一度気持ちを整えました。電話がつながったら、どうやって話を切り出そうか、どんな返答が返ってくるのか、想像するだけで手が震えそうでしたが、サーの不安を少しでも解消できるなら、と勇気を振り絞りました。


彼女の頭に浮かぶのは、サーさんの笑顔と、彼女が抱えている不安の影。どうか少しでも、サーさんの心を軽くできるように。


「マーさんが何を話してくれるのだろうか?」心の中でそう問いかけながら、ミユは息を整え、電話口でのやり取りに集中しようとしていました。サーさんのため、そして自分のためにも、真実を知ることが大切だと感じながら。

「サーさんのために、頑張ろう」

と心に決め、ミユはついにマーさんの番号を押しました。その瞬間、緊張感が一気に押し寄せてきましたが、それでも彼女はサーの笑顔を思い浮かべ、自分を奮い立たせたのです。


ミユは電話をかけるボタンを押しました。その瞬間、耳に響くコール音が、彼女の緊張をさらに高めました。


『お電話ありがとうございます。

ヘアーサロン ワイズです』


『すみません.紺野と申します。小野寺さんお手隙ですか?』


『どのようなご用件でしょうか?』


『以前お世話になったものです』


『では、少々お待ちくださいませ』


保留の音楽が聞こえてる


とりあえずお店に繋がった。ミユはドキドキしながらも、保留の音楽が切れた時、マーさんが出てくるる事を信じて待っています。


保留音が止まった。


『お待たせしました。』


出たのは女の人でした。


『あの、すみません、小野寺 雅俊さんはお手すきですか?』


『すみません、主人とはどの様な知り合いですか?』


ミユは瞬間的に、まずい奥さんだと感じましたが、もうここで引き返すわけにはいかず、とりあえず平常心で続けて会話を進めてみる事に


『はい、以前もう何年も前なんですが、小野寺さんにカットしてもらっていてまた、カットしていただきたいと思いまして、今まで仕事で大阪に行ってたので』


「それは、わざわざありがとうございます。主人も喜ぶと思います。

しかし、申し訳ありません。きっと何も聞いてないと思いますが、小野寺は5年前に亡くなったんです。」


「えーぇ!

どう言う事ですか?」


「5年前に癌が見つかって、わかった時はもうステージ4でもう末期だったんです」


「待って下さい?そんな事ないと思います。

知り合いが最近たまたま見かけたとか言ってたんですけど…」


「多分それは人違いだと思いますよ

主人が亡くなって私が今ここのオーナーに就任したんですから

紺野さん、今度遊びに来てもらえますか?

主人のこともっと説明してあげたくて…

せっかく連絡して頂きたのにこんな答えしか返せなくて…

良かったらぜひ、遊びに来てください」


ミユは想定外すぎて何と答えて良いか分からなくなりました


「小野寺さん、この事を友達に伝えようと思います…その人の名前は高橋サナと言います。

もし、彼女から連絡が来たら話してもらっても良いですか?」


「もちろんですよ。主人のことを大切に思ってくれてる方なら、私でよければ喜んで」


「小野寺さん、私突然のことで言葉が浮かばなくて…旦那様、すごく優しくて穏やかな方が今いないなんて考えられなくて、すみません」


「ありがとうございます。

紺野さん、本当に遊びに来てくださいね。

カットとかはしなくても良いですからね。

主人の事をお話し出来るだけで嬉しいから」


「わかりました。必ず伺いますから

本当にすみません。なんて言って良いかも全く言葉が出てこなくね。必ず連絡します。

また、よろしくお願いします」


「いつでもお待ちしていますからね

紺野さん。ごめんなさいね。悲しい思いさせてしまって…でも、本当にありがとうございます。主人の大切なお客様ですから、また連絡くださいね。お待ちして来ますね。」


ミユは涙が込み上げて来て言葉に出すのが精一杯で


「ありがとうございました。

また、連絡させて頂きます。忙しいのにお話しして頂きてありがとうございました。

今、混乱してて、本当に今度伺わせて頂きます。

その時はよろしくお願いします。

それでは失礼します。」


「紺野さん、待ってますからね」


「ありがとうございます。」


ミユはそこで電話を切りました。




ミユは、電話の向こうから聞こえてきた事実を受け止められず、涙を止めることができませんでした。マーさんが亡くなっていた。しかも、その事実が5年前のことだったなんて…その衝撃はあまりにも大きく、胸に深く突き刺さるものでした。


サーさんにとって、マーさんは特別な存在であり、その人がもうこの世にいないということを、どうやって伝えればいいのか…。ミユはただ呆然とし、言葉を失ってしまいました。涙が頬を伝い、次から次へと溢れてくるのに、涙を拭うことすら忘れ、ただその場に呆然として動く事が出来ないミユがそこにいました.


サーさんに報告しなければならないことは明白でしたが、どうしても口にする勇気が湧いてきません。サーさんがどれほどマーさんを慕い、信頼していたかを知っているからこそ、その事実を伝えることが、ミユにとってはあまりにも辛いものでした。サーさんの笑顔が、この知らせで消えてしまうのではないか…そんな恐怖が、ミユの心を締め付けました。


「どうすれば…」その問いが頭の中でぐるぐると回り、解決策が見つからないまま、ミユはただ無力感に包まれていました。サーさんを傷つけたくない、それでもこの事実から逃げることはできない。そのジレンマに押しつぶされそうになりながら、ミユは涙をこらえることすらできずにいます。


サーさんがこの事実をどう受け止めるのか、想像するだけで胸が張り裂けそうでした。サーさんにとって、マーさんはどれほど大切な存在だったか。ミユはそれを知っているからこそ、今感じているこの悲しみと同じか、それ以上の悲しみをサーさんも感じるだろうと考えると、たまらなくなりました。


「どうやって伝えればいいんだろう…?」

ミユは何度もその問いを心の中で繰り返し、でも答えが見つかりませんでした。どんな言葉を選んでも、サーさんを傷つけてしまうだろう。それでも、サーさんに真実を伝える責任が自分にあることを痛感し、どうにかして気持ちを整理しようとするものの、涙は止まらず、混乱した心が静まることはありません。


そのまま、ただ時が過ぎるのを感じながら、ミユは少しでもサーさんの心に寄り添える言葉を見つけることができるよう、必死に自分なりに考えてますが

その衝撃から抜け出すことはできませんでした。午後の仕事に戻ろうとしましたが、手につくことはなく、頭の中はマーさんのことと、サーさんにこのことをどう伝えるかでいっぱいでした。ミユは自分に言い聞かせようとしましたが、どうしても集中できず、ただ時間が過ぎていくだけでした。


いつもならば感じる仕事の達成感はどこかへ消え去り、ただ無力感と焦りに包まれたまま、あっという間に就業時間が来てしまいました。時計を見た時、ミユはため息をつきました。仕事を終える時間が来ても、心はどこか遠くにあり、どうしても現実に戻ることができないまま、マーさんの死の事実を受け入れられないでいました。


ミユは、時計を見ながら胸が締めつけられる思いを感じていました。もうすぐサーさんと会わなくてはならないのに、どう伝えればいいのか、どんな言葉をかければいいのか、まったく思い浮かびませんでした。


マーさんが亡くなっていたという衝撃的な事実を、サーさんにどうやって伝えるべきなのか。自分が選ぶ言葉が、サーさんにどれだけの衝撃を与えるのかを考えると、言葉が見つからず、焦りと不安が心を埋め尽くしていました。


ミユは心の中で何度も言葉を探しましたが、どれも正解には思えず、ますます追い詰められるような気持ちになっていました。時間は刻一刻と迫ってきているのに、まだ何も準備ができていないことが、自分をさらに焦らせました。


何かをしなければならないのに、その何かが見つからない。その不安と無力感に押しつぶされそうなミユは、胸の奥に広がる緊張感と必死に戦っていました。




サーは仕事を終えて、一息つきました。忙しい一日を乗り越えたものの、心の片隅には常にミユからの連絡が気がかりでした。帰り支度を済ませながら、少し期待を込めてスマホを手に取りましたが、画面に表示されるミユからの新しいLINEはありませんでした。


胸の中に不安が広がり、サーはふと立ち止まりました。いつもなら、ミユはすぐに返信をくれるはずなのに…。今日、ミユが「私に任せて」と言ってくれたときの心強さが、今は少し不安に変わっているのを感じます。


サーはその不安を打ち消すように、LINEを開いてメッセージを打ち始めました。「今終わったよ」と、ミユに送信しました。ほんの少しでも、ミユからの返信で安心できたらと願いながら、送ったメッセージが画面に表示されるのをじっと見つめました。


サーがLINEを送ってすぐに、ミユからの返信が届いた。今日は会社の裏にある公園で話そうとの内容だった。それを見た瞬間、サーの胸に不安が押し寄せた。普段と違う場所で話そうと言われることで、何か良くないことが起きたのではないかと感じてしまうからです。悪い知らせならきっとミユも辛いはず。そんな優しいミユを1人で悩ますのは辛すぎる。サーは勇気を出してミユに会いに公園に向かいました。



続く

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