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第103話 幹部襲来1

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 美味しいお菓子も食べたし、則子さんの支援頑張ろう。

 まぁ、モンスター軍団が来たばかりだから、則子さん達も町でのんびりしてるだろう。

 今回はエリア様達も見てるし頑張ろう。


「長塚則子」


 大鏡の前でいつものように名前を呼んだ。

 

(さて、なにしてるかなぁ〜、あれ? なんかバタバタしているような?)


 則子さんだけではない。

 他の人もバタバタしているようだ。


「バタバタしてますね?」


「なにかぁ〜、あったのかしらぁ〜」


 緊迫している気もするし、なにかあったのだろう。


「則子さん、則子さん、どうしたの?」


 とりあえず状況確認だ。


「あっ、女神様!! どうしたら良いんですか?」


 どうやら混乱しているようだ。


「落ち着いて!! 深呼吸して話してみて」


「スーハー、スーハー」


 言われた通りに深呼吸しているのが凄い。

 純情と言うかなんというか。


「落ち着いた?」


「少しは……。あっ、大変なんです!! 町の外に魔王軍の幹部と名乗る者が来たんです!!」


 魔王軍幹部!!

 まさか、昨日にモンスター軍団をあっと言う間に全滅させたから幹部のご登場とか?


「とりあえず、後ろからこっそりと空中に罠を仕掛けて様子を見よう」


 私は指示を出した。


「大変な事が起こったようね」


「はい。エリア様がいらっしゃる日なのにすみません」


「それは気にしなくて良いのですが、何故か嫌な予感がするのです」


「嫌な予感?」


「ええ、今日、ここに来たのも、その予感で来たのですよ」


 まさかまた女神神界に魔王軍が?

 注意する事にしよう。


「ババ……エリア様の予感なら、予感で終わりますよ〜」


 ミリンは笑っている。

 もちろん、ババって言いかけた事は見逃されないで制裁を受けているけど。


「そうそう、いつも通り自堕落な生活ができますって」


 自堕落はやめて普通に女神として仕事してください。

 

「大丈夫よぉ〜、いざとなったらぁ〜、私が守るわぁ〜、そのかわりぃ〜」


 ナナさんは私達の方を見て、笑顔になった。

 守らなくて良いです。

 私は心の中で思った。

 守ってもらった後が怖いからだ。


「ノゾミ様、則子さんが罠を仕掛けました」


「あっ、了解!! 則子さん、冒険者の後ろで様子をみていてください」


 魔王軍幹部なら、姿を見せるのは危険な気がするからだ。

 罠なら後方支援で出来るんだから、姿を現して危険になるより言いだろう。


「きけ〜!! 私は魔王軍幹部、土のモグオ様だ!! この町に我軍の部隊を全滅させられた!! よって、この私自らの手でお前達を葬ってくれるわ!!」


 敵はモグオと名乗った幹部だけか、何個も罠を仕掛けてもらったし大丈夫かな?

 エリア様の嫌な予感は気になるけど……。









お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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