ラウラとユリウスさんがガエリア帝国に居座ってる理由
ラウラさんはあんな風に自由人で色々とアレな厨二病を拗らせた魔女っ子ロリババアですが、ガチの長命種なので「まぁ、陛下が死ぬまで、死んでからも気まぐれが続いたらこの国にいてやろうかのぉ」ぐらいの感覚で筆頭魔導士やってます。
覇王様の為だけに国にいるやつです。
そういう意味では、ユリウス宰相とは立場とか覚悟とか感覚とかが違うんですよね。あちらも長命種ではあるんですが、「この国を頼むな」って先々代である覇王様のお祖父様に頼まれた結果居座っている感じなので、皇帝の為ではなくて国のため、ひいては民のためにそこにいる感じ。ので、終わりはない。
覇王様のことも先代のこともきちんと皇帝陛下として敬ってるユリウスさんではありますが、あの方の忠誠心みたいなものがどこにあるかというと、多分今もお祖父様とこの国と民にあるんじゃなかろうか。
異種族でありながら全てを賭けようと思わせた男は覇王様のお祖父様なので。始まりは強いよね。
ラウラさんの方はもっと身軽なので、アーダルベルトという皇帝がいることが理由なんだよなぁ。でも皇帝陛下というものにはまっっっったく思い入れはない。
感覚としては、旅の仲間の何でも一人で出来るけど何だかんだで放っておけない小童を手助けしてやるか、の延長。ある意味とても強い。
まぁ、ラウラさんだけじゃないけども。アルノーさんもヴェルナーも、皇帝陛下に膝を折ってはいるけれど、本質的には旅の仲間を助けてやろうってところだもんな。元パーティーメンバーは仲良し。でも全員揃うとわちゃわちゃ死ぬほど煩そうだなって思いました(小並感




