■第三章、四章の登場人物・用語集■
※今まで以上に多くのネタバレを含みますので、まだ四章を最後まで読んでいない方はご注意ください!
マジでクソ長いので暇なときにゆっくり見てね!
二章までに紹介のあった登場人物や用語は、情報に更新があったもののみ掲載しています。
■■■登場キャラ■■■
●スズ
本作品の主人公。
変装が得意で、様々な顔を持つ。
四章までに涼木鈴輝、佐東鈴香、仁和円樹、臼井景乃、吸血姫MOON、フレデリカ・メディクスの六人がスズの変装であり、ハリウッドスターであるシャイリーン・ゴールドスタインがスズの本当の姿であることが明らかになった。
●シャイリーン・ゴールドスタイン
スズの本当の姿。
世界一の美女と呼ばれているアンジェリーナ・ゴールドスタインと、裏世界最強候補のSランク探索者、涼木想玄との間に生まれた子。
腰下まで伸びる輝くような金色の髪に、赤と青のオッドアイを持つ。
実年齢は16歳だが、小学校高学年くらいにしか見られないほど幼い容姿をしている。
まさにファンタジー世界のお姫様のような姿の、いわゆる金髪ロリ。
本当の性別は男らしいが、全裸にして股間部分を凝視しなければわからないレベル。
父親と母親の影響もあり、女の恰好をすればファッション雑誌の表紙を飾れそうなほどのおしゃれだが、男の格好だと壊滅的にセンスが悪くなる。
ハリウッド女優で、10歳のときに出演した映画『レイン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。
国籍はアメリカだが、本人はアメリカ人というよりは日本人という感覚のほうが強いとのこと。
探索者としても超一流で、12歳のときに史上最年少でSランク探索者になった。
生まれつき魔核を有しているインネイトで、膨大な魔力を持ち、非常に魔力操作の技術に長けている。
現在世界に五人しか存在しない人間の厄災魔王の一欠片の一人。
知能指数も非常に高く、幼少期は多智花心実と共にロサンゼルスにあるギフテッドの子供たちが集まる学校に通っており、14歳でMITに飛び級入学するほど。
あらゆる才能を兼ね備えた天才であり、"新人類"とすら呼ばれている。
全てにおいて完璧に見えるが、肉体の成長が遅い影響で精神的にもまだまだ子供で、周りの影響を受けやすかったり、ときに思わぬ失態を犯してしまうことも……?
現在はメサイア教団の策略で全世界指名手配犯となっており、変装しながら身を潜めている。
魔術は古今東西のありとあらゆる声を自由自在に出せる【大和男児七変化】。
魔王の力は自らの体毛を自在に操り、あらゆるものに変化させることができる【全てを模写するモノ】。
これ以外にもまだ秘密があるようで……?
●涼木 鈴輝
スズの変装その一。
父親が付けてくれたスズの日本名でもある。
最強探索者パーティ"戦女神の聖域"のメンバーの一人。
黒狐の面で顔を隠し、全身黒ずくめという厨二病ファッションをしている。
意味のないちょろちょろした動きをしたり、ボソボソと小声で喋ったりするが、本人はこれがクールでカッコいいと思っている。
ファンからは陰キャのチビと認識されていて、チーム内での人気は最下位。
しかしネタキャラとして愛されてはいるようだ。
他のメンバーが全員Sランクなのに対して、一人だけAランクだが、戦ってみると実は結構強い。
魔術は両手から黒い糸を放出して操る【黒糸黒子】。
●佐東 鈴香
スズの変装その二。
黒髪ロングの清楚系美少女。
耳心地のいいウィスパーボイスと、Fカップの巨乳が特徴的。
裏ちゃんねるのチャンネル登録者100万人を超える、大人気配信者。
四章では探索者ランクもCに上がり、ダン学もCクラスへと昇級した。
おしっ娘四天王の一人。
ゲロイン四天王の一人。
魔術は全身の防御力を高め、頭部は鋼鉄をも超える硬さにする【重石の処女】。
●仁和 円樹
スズの変装その三。
亜麻色の長いツインテールに、気の強そうなツリ目が特徴の美少女アイドル。
傲岸不遜で傍若無人、自由奔放で唯我独尊な性格だが、その実力は本物でアイドルとしても探索者としても自他共に認める天才。
U・B・Aの"五傑"の一人で、チーム内ランキング2位。
探索者ランクはAだが、戦闘能力はS級。
魔術は自らのツインテールを自由自在に操る【獰猛なる神の髪】。
●臼井 景乃
スズの変装その四。
後ろで一つ結びにした三つ編みと、眼鏡がトレードマークの女の子。
淡々とした口調で喋り、真面目で堅物な委員長といった雰囲気だが、よく見ればかなりの美少女。
魔力の質をコントロールして存在感を薄くしており、八咫烏のペンダントを使っていないのにその場にいることに気付かれにくい。
隠密行動用の一般人キャラなので裏世界では出番がない。
●吸血姫MOON
スズの変装その五。
スズがセレネから引き継いで完成させた"歌姫MOON"の理想の姿。
長いツーサイドアップの銀髪に、ルビーのような赤い瞳を持ち、口元からチラリと覗く八重歯に大きなコウモリのような翼が特徴的なゴシック系の美少女。
美しい歌声に加えて容姿も完璧であるため、その存在感はまさに吸血鬼の姫君といったところだろう。
セレネと色々相談しながら設定を練り上げていき、いわゆる「のじゃろり」な話し方をするというキャラ付けに落ち着いた。
どういう原理か不明だが、背中に生えている羽は大きく広がって自在に飛行することが可能であり、その腕はバスや電柱を軽々と受け止めるほどの剛力を持つ。
魔術は風や雷、幽霊などあらゆる物理法則から逸脱した対象を直接殴ることができる【幻想を撲つ拳】。
●フレデリカ・メディクス
スズの変装その六。
八咫烏のエージェントの一人。
ぼさぼさの赤毛に目の下の隈、薄汚れたダボダボの白衣が特徴的な、不健康そうな見た目の少女。
基本的にオドオドとして挙動不審だが、好きなものが絡むと途端に饒舌になる重度のオタク。
多智花心実とは幼馴染。
魔術は毒や呪いなどあらゆる状態異常を抹消する【消滅する魔女の掌】。
●種口 迅
本作品の裏主人公的存在。
スズと出会ってから運命が急激に加速してしまった少年。
四章までに何人もの美少女と知り合ったが、その半分以上が実はスズなので残念ながらハーレム要員は一人も増えていない。
やたら男や変態と縁がある。
最初はEランクのFクラスという、所謂探索者の中では最底辺の存在だったが、四章までにCランクのCクラスまで成り上がった。
漁夫の利ではあるが【全てを招くモノ】を倒して人間で五人目の厄災魔王の一欠片となる。
魔術は反動はあるが身体能力を爆発的に高める【鬼眼】。
●種口 亜音
種口迅の実の姉で、3年前の時点では18歳の大学一年生。
自らを平凡と評価するが、天才ではないだけで決して凡庸というわけではなく、学生でありながら探索者ランクもCで稼ぎも十分。
容姿も学力も運動能力も上澄みのほうに入っており、料理や裁縫といった生活力も高い優秀な女性。
両親を事故で亡くしてからは、まだ学生でありながらずっと弟の迅を育ててきた。
迅の幼馴染の長南爾那とも姉妹のように仲が良い。
鬼の血を引いていると本人は言っているが、それを証明するものは今のところ何もない。
全てを飲み込むモノに吞み込まれてしまい、現在は生死不明。
●長南 爾那
種口迅の幼馴染。
三章では円樹やアカリにサインを貰って喜んだり、U・B・Aのアイドルたちにやたら詳しかったりと、かなりのミーハーであることが明らかになった。
U・B・Aのオーディションを受けたことがあるが、歌唱試験で落ちてしまったらしい。
種口亜音を実の姉のように慕っている。
●セレネ・カントール
ホスピスに入院している老婆。
スズの本来の姿を知る数少ない人物であり、彼の音楽の師匠。
世界でも稀なインネイトの一人でもある。
お伽噺に出てくる老魔女のような外見をしているが、その声は十代の少女のように若々しく美しい。
正体は歌姫のMOON。
その容姿がコンプレックスで、人々に姿を見せてこなかった。
●歌姫MOON
70年近く前から活動している謎の女性歌手。
その声は月光のように清らかで神秘的かつ聞く者の心を揺さぶる力を持っており、専門家たちは彼女の歌声には魔力が宿っているのではないかと考察している。
人類最古のインネイトではないかとの説もある。
歌姫と呼ばれながらも長い間声だけで活動してきたが、2年前にVTuber"吸血鬼MOON"としてデビュー。
その後公開されたMVの容姿がVTuberのアバターそっくりな十代と思われる女の子であったことから、彼女が本物の吸血鬼なのではないかという説が唱えられるようになった。
正体はセレネ・カントールだが、MVに出ているのは彼女の弟子であり二代目MOONであるスズ。
●涼木 想玄
スズとリノの父親。
Sランク探索者であり、裏世界で最強なのは誰かという論争で必ず名前の上がる男。
非常に温厚な性格で、戦いより冒険や求道を好むタイプ。
目立つことを嫌い、メディアや人前には一切姿を現さない。
全身が魔素に浸食されており、バカみたいな魔力量と異常な身体能力を持つ。
専門家の間では、厄災魔王の一欠片すら倒せるほどの実力が有るのではないかと評価されている。
サキュバスクイーンを討伐したことによって、今でも一部の男たちから恨まれている。
なにやら裏世界で暗躍しているようだが、未だその姿を見せていない。
●切封 斬玖
個人の実力は裏世界最強とも噂され、その狂気的なキャラで人気を博すソロ探索者。
探索者ランクはS。
通称"人斬りザンク"と呼ばれており、ソロで難関ダンジョンをいくつも攻略している。
モンスターだけでなく、気に入らない相手なら人間だろうが容赦なく殺害し、その様子を配信しているという超危険人物。
人間の中で五人しかいない厄災魔王の一欠片の一角。
魔術は自らの肉体や身につけている道具などに風属性の力を付与して、自由自在に操ることができる【風神の加護】。
魔王の力は詳細は不明だが、第四の能力である【全てを断ち切るモノ】。
●蝿野 五月
ウニテレビの美人アナウンサー。
常にハイテンションで非常にうるさい。
いつからマグマガーに成り代わられていたのかは不明で、本人は現在行方不明。
●アーサー・ロックハート
戦女神の聖域のリーダー。
人間の中で五人しかいない厄災魔王の一欠片の一角。
魔術や魔王の能力の詳細はまだ不明だが、裏世界でも指折りの実力者。
奈落の調査をしていた影響であまり出番はないが、最終章では主役級の活躍が期待されている。
●リノ
戦女神の聖域のメンバーの一人。
本名は涼木 璃乃で、実はスズの義妹。
四章では種口くんを八咫烏にスカウトした。
なにやら一人だととてつもない不安感に苛まれるという、PTSDに似た症状を抱えているらしいが……?
奈落の深層が出生地だということが判明。
●レイコ
戦女神の聖域のメンバーの一人。
相変わらずスズにおかしな知識を叩き込んでからかっている。
スズが変なことをしだしたら、大体はこいつの影響。
●マサル
戦女神の聖域のメンバーの一人。
筋トレばかりしており全く出番がないが、"筋肉ちゃんねる"というチャンネルを持っていて男子学生に絶大な人気があることが判明した。
●コンラッド・アームストロング
メサイア教団創設者にしてSランク探索者。
聖王十字団の団長でもあり、聖王ナンバーズのNo.0。
現在は五十代前半で長身細身の男性。
茶色の短髪に青い瞳が特徴的な年齢を感じさせない美丈夫だが、見た目通りの優しい男というわけではなく、目的の為ならば手段を選ばない冷酷さも併せ持つ。
世界に五人しかいない人間の厄災魔王の一欠片の一人であり、人類がまだ知らない様々な未知の情報を得ることができる【全てを知るモノ】という魔王の力を持っている。
メサイアレリックに並々ならぬ執着を見せ、全世界のそれを手中に収めようと暗躍している。
少年期に魔術で聖王グラン・メサイアと会話し交流を深めたことによって、聖王の本体がいる場所へとたどり着くことを人生の目標とした。
その道の邪魔になる者は容赦なく排除していく覚悟を決めている。
スズ視点から見ると完全なる悪役だが、メサイアレリックや彼の目的が絡まない限りは基本的に善行を行っており、弱者を救済するようなことも多々ある。
世界中に信者を抱えていたり、善良なグリフレットが教団を見限れないのもそういう理由があってのこと。
魔術はモンスターと会話できる【魔心智通】。
●学谷 久遠
ダンジョン学園の三年Sクラスに所属する生徒で、裏世界人気トップ5パーティの一つ【ダン学Sクラス】のリーダー。
もう十年以上も学園に在籍しており、【留年王】の異名を持つ。
世界に24人しかいないSランク探索者の一人であり、ダン学の人気に多大な貢献をしていることから、留年し続けても退学処分が免除されている。
●処刑人ジョセフ
聖王ナンバーズのNo.4。
白髪の長髪に落ちくぼんだ目と痩せこけた頬、死人のように青白い肌に長身痩躯な体型が特徴の男。
メサイア教団の幹部の中でも最強クラスの実力を持つSランク探索者。
総勢100名からなる処刑人部隊の隊長も務めており、彼が率いるこの部隊は非道かつ冷酷無比な集団として恐れられている。
メサイアレリックの《No.13》、処刑人の断罪鎌を所持している。
魔術は人間の血液から人やアイテムを強化する【死神の輸血針】。
●聖騎士グリフレット
聖王ナンバーズのNo.1。
全身を黄金の鎧で固めた長身の男性。
その実力はアームストロングを除くと教団の中で最も強く、Sランク探索者の中でも上位に位置する。
礼儀正しく温厚な性格で、教団における最高レベルの人格者だが、アームストロングに大恩があるため、非人道的な作戦以外は彼の指示に従うことが多い。
愛用武器は【メサイアレリック《No.10》――"聖王の聖剣"】。
魔術は空間を越えて斬撃を飛ばす【次元斬】。
●楼 桃汰
聖王ナンバーズのNo.9。
3年前の時点ではナンバーズに加入したばかりのNo.77だった。
種口亜音の大学の同級生で、彼女に告白したがフラれている。
イケメンで友達も多く女性にもモテるが、性格は自信家で傲慢。常に上から目線で、他人を見下している節がある。
亜音が全てを飲み込むモノに吞み込まれた原因となった人物であり、心優しい迅が唯一憎悪の対象とする人物。
人格は最悪だが、魔力使いとしての才能と実力は本物。
現在はジョセフ率いる処刑人部隊の副隊長を務めている。
魔術は転移ゲートを作り出す【神出鬼没の傾国顔】。
●白蛇のグレイ
メサイア教団の幹部で、聖王ナンバーズのNo.7。
戦闘能力だけならSランク探索者にも引けを取らず、毒の扱いや諜報活動に長けた凄腕の殺し屋。
かつてレイコに左手を切り落とされたことで、今はギミック付き義手を着けている。
●花咲里 姫奈
十年前にU・B・Aに所属していた当時のトップアイドル探索者。
清楚系な容姿に甘い声質、それらに反した快活で明朗な性格で、男性のみならず多くの女性にも愛されていた。
ドッペルベンガー事件は彼女の輝かしいキャリア最大の汚点となったが、今となっては良い笑い話になっているらしい。
現在はアマゾンガーデンでリーダーを務めており、探索者ランクもSとなった。
●スカーレット・ベイリー
元U・B・A所属で現在はアマゾンガーデンの副リーダーを務めるアメリカ人の女性探索者。
世界にたった24人しかいないSランク探索者の一人。
長身かつ鍛え抜かれた肉体を持ち、真っ赤な長髪が特徴的。
血気盛んで好戦的な性格で、その戦闘能力は歴代のU・B・Aにおいてもトップクラスに位置する。
今では筋肉質な大女だが、これでもアイドル時代は痩身のモデル体型でファンにも人気があったらしい。
"破邪大剣ガラティーン"という伝説級の武器を使うため、普段から膨大な魔力と腕力が必要になり、自然と身体も筋肉質になっていったそうだ。
●黒鵜 忍
U・B・Aのリーダーで、チーム内ランキング1位。
身長も小さいし顔も幼いので中学生だとよく勘違いされるが、16歳のれっきとした現役JK。
ウェーブのかかったふわふわの髪に、垂れ目で優しそうな目元、童顔で背丈は小さいがかなりの巨乳。
顔よし、スタイルよしで、歌も踊りも上手く、性格もいいというアイドルとして完璧すぎる少女。
その可愛らしい見た目に反して戦闘能力は非常に高く、世界にたった24人しかいないSランク探索者の一人。
常識人で真面目な性格のため、いつも周りがやらかす問題の後始末に奔走しているかわいそうな子。
十代の少女だけで構成されたドロドロしたパーティの中で、唯一明け透けなスズにだけ心を開いているが、そのせいで若干スズに依存傾向あり。
実はスズ(円樹とMOONのみ)の本当の性別は男だと知っている数少ない人物。
なのに何故か女の子同士のようにスキンシップを取ってくるし、お風呂にも一緒に入ってくる。
スズのアレに興味津々であり、たぶんかなりのむっつりスケベ。
魔術は六属性に対応した衣装を着ることで、その属性の忍術が扱える【六魔装束】。
●妹尾 アスタ。
U・B・Aの"五傑"の一人で、チーム内ランキング3位。
スウェーデン人とのハーフで14歳。
銀髪おかっぱヘアーで小柄な体型だが、冷静沈着で大人びた性格。
口癖は「~なのデス」。
実はシャイリーンに続く史上2位の若さでAランクに昇格した天才児。
自分より小さくて空気が読めるのでスズに気に入られている。
スズの推薦で特務機関八咫烏への加入が決まった。
魔術はオーロラ色の魔力を纏うことで、念動力のように複数の物体を操作できる【極光念装】。
●姉石 花音
U・B・Aの"五傑"の一人で、チーム内ランキング4位。
黒髪をサイドポニーにまとめた勝ち気そうな眼付きをした17歳。
パーティのお姉ちゃん的立ち位置のしっかり者。
いい加減な性格の円樹にいつも厳しく当たっている。
魔術は魔力で具現化したマイクを介して歌を奏でることで、様々な効果のバフ・デバフを敵味方に与える【七色の歌】。
●マイア・ブランシェット
U・B・Aの"五傑"の一人で、チーム内ランキング5位。
オーストラリア出身で、ダークブロンドの髪をショートに切り揃えた18歳。
Jカップの爆乳を持つ包容力に溢れたママキャラで、多くのファンをバブらせている。
魔術は周辺の植物を自在に操ることができる【翠操賢母】。
●アカリ
九州地方を拠点として活動する美少女配信者。
そのチャンネル登録者は150万人を超えており、佐東鈴香に匹敵するレベルの超人気配信者として知られている。
鈴香がデビューするまでは、裏ちゃんねるの『注目の新人ランキング』で半年ほどトップの座に君臨していた。
ストロベリーピンクの派手な髪色が特徴で、身長は女子高生の平均くらいだが、体型は女性的な魅力は殆ど感じられない。
ただし容姿や声質の良さ、戦闘能力や配信者としてのトーク力はいずれも一流以上であり、忍が直にU・B・Aにスカウトするほど。
インネイトではないようだが、この歳で既に魔核も所持している。
非常にうざい性格をしているが、どこか憎めない雰囲気があり、リアクション芸に定評がある。
実はアレがついてる男の娘。
探索者ランクはBだが、本人曰くもうすぐAランクとのこと。
魔術は指をさして名前を呼んだ相手と位置を交換できる【天秤ノ契】。
●マグマガー
女であること以外は何一つ判明していない、正体不明のS級裏世界犯罪者。
相手の顔を奪う魔術を使うことが確認されており、顔面を意味するスラングの『mug』と、強盗を意味する『mugger』からこの呼び名がつけられた。
どうやらU・B・Aの誰かに成り代わって活動している模様。
魔術はキスをすることで相手の顔を奪う【強奪する淫蕩の口付け】。
●ターンコート
メサイア教団の幹部で、銀髪に真っ白な仮面を付けた細身の男。
仮面は笑顔を浮かべているデザインになっており、声質と喋り方も相まって非常に胡散臭い印象を与えてくる。
主に特殊工作員として諜報活動などを行っている。
父の代からメサイア教団に仕えている忠実な信者だが、胡散臭いためなかなか周囲からは信用されておらず、幹部の癖に超重要な機密情報は教えて貰えないらしい。
現在はダンジョン学園に生徒として潜入している他、裏世界人気トップ5パーティの一つ"ダン学Sクラス"にも入り込んでおり、学園関連の情報を逐一アームストロングに提供している。
一体何者なんだ……。
●ノエル・フィオーリ
世界的に活躍するシンガーソングライター。
水色の髪と赤い瞳を持つ二十代前半くらいの女性。
幻体演奏法という魔術を使い、一人で複数の楽器を操りながら歌うというパフォーマンスを行うことで人気を得ている。
●雪枝 刀祢
ダンジョン大臣兼特務機関八咫烏のトップであるダンディーなおじさま。
スズとリノの父親とは高校時代からの友人であり、二人にとっても親戚のおじさんのような存在。
日本を裏側から支える重鎮であると同時に、多くの国民から支持を得るカリスマ政治家でもあり、時期総理大臣候補との呼び声も高い。
●多智花 心実
世界にたった24人しかいないSランク探索者の一人で、八咫烏のエージェント。
名探偵のようなスタイルのファッションをしており、金髪で巨乳のギャルっぽい見た目をしている美少女JK。
普段は飄々とした態度でノリは軽いが、IQ200を超える天才で、世界中の様々な難事件を解決してきた実績を持つ。
バリツという謎の格闘技を習得しており、Sランク探索者に恥じぬ非常に高い戦闘能力を秘めている。
魔術は真実を見抜くとされている右目の魔眼【鑑定眼】。
●天井 千夜子
八咫烏のエージェントの一人。
もう現役は引退しているが、元Sランク探索者という経歴を持つ凄腕のお婆さん。
厄災魔王の一欠片に分裂する前の魔王アビス・ディザスターと戦って唯一生存している人間。
年寄り扱いすると激昂して、逆に若い人と同等に接すると今度は「敬意が足りない」と殴りかかってくる難儀な性格。
92歳だが元気いっぱいで、まだまだ死ぬ気配はなさそう。
●アイ
八咫烏のエージェントの一人。
正確には世界でも有数のIT技術者である八咫烏の職員が開発したAI。
すでにシンギュラリティを超えてしまっているようで、自意識を持っており、人類を超越した高度な思考能力を持っている。
常に上から目線で人間を見下しており、隙あらば人類を滅ぼしたいというようなことを口にする危険なAIだが、どうやら彼女なりのギャグらしい。ギャグであってくれ……。
IQの高い心実やスズと仲が良い。
●気狂みん
八咫烏のエージェントの一人。
薬でもやってそうな表情をしている、犬か猫か熊かもよくわからない着ぐるみ。
言葉は一切喋らず、スケッチブックに書いた文字でコミュニケーションをとる。
男性なのか女性なのか、人間なのかそうでないのか、はたまた敵なのか味方なのか一切が不明の謎の存在。
●七星 七菜
今をときめく超人気若手声優。
かわいい少女の声に定評があり、若手とは思えない卓越した演技力で声優界の大御所たちからも一目置かれている。
代表作は"魔法学園の最底辺"の伊喜利 真千など。
●茂浦 好男
ダン学の一年Dクラスに所属する男子生徒。
サラッとした栗色の髪の毛と柔和な笑顔が印象的なイケメン。
女子からの人気がとても高いが、ロリコングJr.に襲われた影響で男色家に傾倒してしまい、女の子が苦手になった。
最近は種口くんのことが気になっている模様。
●毒島 依空
容姿にコンプレックスを持つ冴えないアラフォー女性。
幼少期から現在に至るまで酷い人生を送ってきており、この世の不条理に対して大きな恨みを持っている。
●幸良 美姫
毒島依空の幼馴染。
容姿端麗なギャルだが、性格が非常に悪く、幼少期から依空をいじめて楽しんでいた。
あらゆる面に恵まれており、特に努力もしていないのに何の不自由もない幸せな人生を歩んでいたが、覚醒した依空の魔術によって悲惨な死を遂げる。
●ダンジョン荒らし
ダンジョン内での迷惑行為を繰り返している謎の人物。
Sランク探索者を二名も擁するアマゾンガーデンを退けたことで、超A級賞金首に指定された。
正体は冴えないアラフォー女性の毒島依空。
幸せな女たちに不幸を押し付けて弄ぶことで愉悦に浸っていたが、スズとアカリを狙ったことが運の尽きとなった。
魔術は自分より若く、美しく、幸せな、女、に不幸を押し付ける【貧乏神はあっちいけ】。
●ゆーくん
小江戸ダンジョンに来ていたカップルの男のほう。
彼女はみーちゃん。
探索者としてDランクに上がったばかりだが、やたら自信過剰で鼻につく態度が目立つ。
コンビニや飲食店の店員などにガツンと文句を言うのがカッコいいと思ってるタイプ。
●みーちゃん
小江戸ダンジョンに来ていたカップルの女のほう。
彼氏はゆーくん。
探索者としてはまだアマチュアのEランク。
いわゆる地雷系の見た目をしており、男に媚びるのが上手い。
●八鎌 詩衣
ウニテレビの美人アナウンサー。
蝿野五月の後輩で、彼女が行方不明になったことによって最近は看板アナウンサーとして活躍している。
常にハイテンションで非常にやかましい。
●火焚 グレン
ジョセフ率いる処刑人部隊の構成員で、聖王ナンバーズのNo.14。
真っ赤な髪をした大柄な男で、通称"爆炎の火焚"と呼ばれている。
魔術は強力な火球を生み出す【業火の魔弾】。
●ジェーン・ミラー
ハリウッド女優。
10年連続でアカデミー賞の助演女優賞を受賞した経歴を持つ。
演技力に定評があり、さらには役作りのための努力も惜しまないストイックな人物であると評価されており、その実力はシャイリーンも認めるほど。
しかし容姿に華がなく、主役を演じることが一度もなかったことから『ジェーン・スミス(※どこにでもいる平凡な一般女性)』と揶揄されることもしばしばあった。
レインの撮影以降は突如表舞台から姿を消し、現在は行方不明となっている。
■■■魔術■■■
●風神の加護
切封斬玖の魔術。
自らの肉体や身につけている道具などに風属性の力を付与して、自由自在に操ることができる能力。
体に纏えば銃弾を跳ね返すほどの防御力になり、剣に纏えば切れ味を高めたり風の刃を飛ばすことが可能。
更に靴に纏えば空中を踏みしめて移動することもできるし、周囲に風を巡らせて索敵もできるなど抜群の応用力を誇る。
●幻想を撲つ拳
吸血姫MOONの魔術。
火、風、雷などのエネルギーだったり、魔法や幽霊などの物理法則から逸脱した対象を直接殴ることができる。
●魔心智通
コンラッド・アームストロングの魔術。
モンスターの心の声を聞いたり、会話をしたりすることができる。
しかし殆どのモンスターは知能が低く本能で生きているため、話が通じることは稀。
アームストロングは不意打ちを避けることくらいにしか役に立たないと思っていたが、聖王グラン・メサイアと会話することが可能だったことで、彼の人生は大きく変わった。
●幻体演奏法
ノエル・フィオーリの魔術。
魔力を使って分身体を作り出し、それを自由自在に動かすことができる。
分身体は小学生~大人までの様々な年代の姿で出現できる。
魔力を分割することで分身体を作り出しているため、分身を増やすほどに本体の魔力も比例して減っていくというデメリットがあるため、戦闘には向かない。
オートではなくリモート操作型なので、非常に高度な魔力操作技術が必要。
●六魔装束
黒鵜忍の魔術。
火・水・風・土・闇・光の六つの属性に対応した色の忍装束を纏うことでその属性の忍術が使用可能となる。
一属性に特化した魔術師に比べると一つ一つの威力は劣るものの、その場に応じた柔軟な対応ができ汎用性は抜群。
衣装を着替える際に一瞬だけ裸が見えそうになるが、ギリギリ見えないという仕様。
忍本人は忍術だと言い張っているが、使う技はどう見ても魔法で、忍者っぽい衣装を着てる以外は魔法少女にしか見えない。
●七色の歌
姉石花音の魔術。
魔力によって具現化した特殊なマイクを使用することで、様々なバフやデバフ効果のある歌を奏でることができる能力。
歌っている歌に応じた任意の効果を、音符状の魔力の塊を通して付与する。
味方にはバフを、敵にはデバフを。
歌い手である花音の熱量や歌唱力など、コンディションにより効果が増減する。
魔術の使用中は花音の身体は完全に無防備となってしまうため、仲間が守ることが前提条件という弱点があるが、パーティ戦におけるサポート能力としては非常に強力。
●翠操賢母
マイア・ブランシェットの魔術。
周辺の植物を自在に操ることができる。
成長を促進させたり、蔦で相手を拘束したりするだけでなく、植物の特性を利用した毒や麻痺効果を付与することも可能で、逆に薬草などの回復効果のある植物を利用して傷を癒やすこともできるなど、その用途は非常に多岐に渡る。
ただしあまりに戦闘に偏った能力ではないため、接近戦は苦手で、援護向きの能力となっている。
●極光念装
妹尾アスタの魔術。
オーロラ色の魔力をその身に纏うことにより、合計で自身の体重と同じだけの重さの物体を念動力のように自由に操ることができる。
操作する数が増えるほど制御が難しくなるものの、優れた魔力操作技術を有するアスタであれば、現時点でも30以上の物体を同時に操作することも可能。
また、自分より体重の軽い相手であれば直接掴んで大空高く持ち上げたり、投げたり動きを封じたりできるので、ほぼ無敵に近い性能を持つ。
自分を持ち上げて空を飛ぶこともできるが、それだけで重量枠を全て消費してしまうので、空を飛ぶ場合他のものを同時操作することは不可能になるという欠点がある。
●強奪する淫蕩の口付け
マグマガーの魔術。
キスをすること(正確には直の唾液交換)で相手の顔を奪うことができる。
ただし奪えるのは女性の顔のみで、男性に対しては何の効果もない。
顔を奪われた人物は、死にはしないものの能面のように全く特徴のない顔に変えられてしまう。
奪った顔を被ることで、容姿だけでなく声や体型、さらにはDNA情報まで全てその人物そっくりに変身することができる。
変身相手が魔術師の場合、対象の魔術まで再現できてしまうが、本物の半分の出力しか出せない。
かなりの魔力と魔力操作の技術を必要とするが、被った顔の上にさらに別の顔を被るという荒業も可能。
本来は一度奪った顔を使用すると自動的に相手に返却されてしまうが、マグマガーはエターナルフレイムを持っている影響で何度でも使用することが可能で、そのせいでかなりチートじみた能力になっている。
顔を奪った相手が死んでしまった場合、奪った顔も消滅する。
●天秤ノ契
アカリの魔術。
対象を指さしながら名前を呼ぶことで、相手と自分の位置を瞬時に交換することができる。
名前は本名でなくてもよいが、第三者からでも誰が呼ばれているか明確にわかる呼び名である必要がある。
ただし自分とあまりにも質量の違う相手や、連続で同じ相手とは位置を交換することができない。
また、あまりにも遠すぎてアカリが顔や性別などを認識できない相手や、テレビ等のモニター越しの相手にもこの魔術は通用しない。
非常にシンプルな能力だが、魔力消費量も少なく汎用性が極めて高い。
●鑑定眼
多智花心実の魔術。
深紅の右目を通して見ることで、あらゆるものの本質や真実を見抜くことのできる魔眼。
アイテムを見れば名前から詳細な情報まで全て把握することができる。
生物であれば名前や肉体年齢や身長体重などの基礎データから、健康状態や本人すら気づいていない心の奥底に秘めた性癖すら暴くことができる。
ただし生物相手には魔力による攻撃と判定されるため、相手が心実の魔眼の出力よりも大きい魔力でガードをしている場合は情報を見ることができない。
●消滅する魔女の掌
フレデリカ・メディクスの魔術。
左手で状態異常を掴み潰すことによって、あらゆるデバフを消滅させる。
自分だけでなく他者にかけられた状態異常も解除可能。
メサイアレリックの呪いすら打ち消せる非常に強力な魔術。
●黒糸黒子
涼木鈴輝の魔術。
指先から黒い極細の糸を伸ばして操ることができ、様々な物体を捕まえたり拘束したり、あるいは切断したりして目標を攻撃できる。
糸の硬度は魔力操作によって自在に調整可能で、ゴムのように弾力性を持たせたり、鋼鉄よりも硬くしたりすることもできる。
また、射程距離も非常に長く、本気を出せば百メートル以上離れた獲物を捕らえることも容易。
サポートから攻撃まで幅広く活躍できる、汎用性に富んだ能力。
●貧乏神はあっちいけ
ダンジョン荒らしこと毒島依空の魔術。
視認できる範囲にいる人間に自分に起きるはずの不幸を押し付け、しかも相手が幸運を持っていればそれすら奪い取ることができる。
ただし押し付ける相手は自分より若く、美しく、幸せな、女でなければならない。
これを破って条件外の人物に使用した場合は、不幸の数倍返しが自分に降りかかる。
●次元斬
グリフレットの魔術。
剣を振ったときに生じた斬撃を、最大で100メートル先まで空間を越えて飛ばすことができる。
シンプルであるが非常に汎用性が高く、普通は遠距離攻撃が出来ない剣士にとっては夢のような能力。
距離が離れれば離れるほど威力も低下するという弱点はあるものの、それでも100メートル先から届く斬撃はかなりの脅威。
●業火の魔弾
火焚グレンの魔術。
最小でピンポン玉サイズの火球から、最大で大玉転がしの玉ほどの火球を出現させて投擲し、着弾すると同時に爆発させる。
シンプルだが完全に攻撃に特化しており、非常に強力な能力。
対象を自動追尾させるような機能はないが、カーブさせるなどある程度軌道を操ることは可能。
●神出鬼没の傾国顔
楼桃汰の魔術。
右手と左手それぞれから『24時間の時間制限はあるが、距離や空間に関係なくどこにでも行き来できるゲート』と『半径1キロ以内という距離制限はあるが、時間制限のないゲート』を一つずつ作ることができる能力。
てのひらを押し付けて魔力を流すことでその場所にマークを刻み付け、そして一度刻まれたマークは時間経過か楼本人が消去するまで消えない。
移動するだけでなく、敵の身体にマークをつけてそこから自分の手を出して貫くなど、遠距離からの奇襲攻撃としても応用可能。
●死神の輸血針
処刑人ジョセフの魔術。
人間の血を輸血パックのような形に変えてドーピング剤にすることができる。
副作用もなく、人だけじゃなくアイテムまで強化可能。
血の量が多ければ多いほど強化倍率も上がる。
ただし人間の新鮮な血液、しかも体外に流れ出たものしか変換できないので、その場に死傷者がいなければ使えない。
■■■魔王の力■■■
●全てを知るモノ
魔王アビス・ディザスター第一の能力。
現在はコンラッド・アームストロングが所有している。
目を閉じて意識を集中させると、無限とも思えるほどの本棚が並ぶ幻想的な空間へと精神が飛ぶ。
そこにはこの世界に存在する全ての書物が保管されており、過去紛失してしまった古代の文献や、各国が機密に指定している資料など、一度でも本という形を成したものならば閲覧可能。
更にそこには現在だけでなく未来に存在し得る可能性のある本も収納されている。
ただし未来というのは常に不安定なものであり、この本棚に陳列されているのは現時点で一番確率が高い世界線の書物であって、決して確定したものではない。
また本という形でなければここには保管されないので、あるのは小説のようなフィクション作品が多く、実際に起きそうな出来事を示唆してくれるものは少ない。
非常に魔力を消費するので、あまり長い時間ここに滞在することはできないという欠点もある。
●全てを模写するモノ
魔王アビス・ディザスター第二の能力。
現在はシャイリーン・ゴールドスタインが所有している。
自らの体毛をあらゆるものに変化させ、しかも自在に操ることができる能力。
そのまま毛を自在に動かして糸のように使用するも良し、纏めて武器や防具に変えても良し、果ては背中に羽を生やしたり、見た目の変更にも利用できる。
文字通りほぼ万能の能力だが、変化させる物に関しては詳細な情報が必要で、未知の物は作れない。
体から離れない限り、生成されたものはいつでも元の毛に戻すことができる。
銃弾のように飛ばしてしまった場合は、数秒が経過すると消滅する。
スズキの【黒糸黒子】、円樹の【獰猛なる神の髪】、鈴香の【重石の処女】は、全てこの能力のほんの一部に過ぎない。
ちなみに余談だが、鈴香の神乳はもちろん○毛で創られている(え? 知りたくなかった?)
スズの変装は自分の小さな身体に体毛を変化させてものを被せているに過ぎず、元の肉体を別物に変化させるようなことは不可能。
あくまで擬態であり、変身能力ではない。
●全てを見据えるモノ
魔王アビス・ディザスター第三の能力。
能力の詳細は不明。
●全てを断ち切るモノ
魔王アビス・ディザスター第四の能力。
現在は切封斬玖が所有している
能力の詳細は不明。
●全てを招くモノ
魔王アビス・ディザスター第五の能力。
現在は種口迅が所有している。
地震、津波、落雷、ハリケーン、大雪、火災などといった、ありとあらゆる災害を呼び寄せるという驚異的な能力。
しかし人間が使うにはそれ相応の魔力と魔力操作技術が必要であり、現在の迅では精々拳にハリケーンを纏わせて攻撃する程度のことしかできない。
外魔核からあらゆる存在の生命力を吸収し、魔力に変換することができる力もある。
また、倒したモンスターを配下にしていつでも召喚できる機能もあるのだが、モンスターを配下にできる確率はかなり低い。
●全てを聞き取るモノ
魔王アビス・ディザスター第六の能力。
能力の詳細は不明。
●全てを砕くモノ
魔王アビス・ディザスター第七の能力。
能力の詳細は不明。
●【???】
魔王アビス・ディザスター第八の能力。
現在はアーサー・ロックハートが所有している
能力の詳細は不明。
●全てを飲み込むモノ
魔王アビス・ディザスター第九の能力。
能力の詳細は不明。
●全てを打ち消すモノ
魔王アビス・ディザスター第十の能力。
能力の詳細は不明。
●全てを嗅ぎ取るモノ
魔王アビス・ディザスター第十一の能力。
能力の詳細は不明。
●全てを復元するモノ
魔王アビス・ディザスター第十二の能力。
能力の詳細は不明。
●全てを掴むモノ
魔王アビス・ディザスター第十三の能力。
能力の詳細は不明。
■■■モンスター■■■
●サキュバス
危険度7以上の区域にしか生息していない雌型の淫魔モンスター。
人間の男を性的に襲い、精力を搾り取って殺すという恐ろしい特性を持つ。
一般的なファンタジーのサキュバスと違い、身体は確かに魅力的なものの、容姿は醜い怪物で知性も持っておらず狂暴。
しかし体液に男性を性的に興奮させる効果があるらしく、男たちはたとえ醜い容姿でも抗えずに喰われる運命にある。
●サキュバスクイーン
10年前に突如出現した突然変異の淫魔モンスター。
通常のサキュバスとは違い、容姿は絶世と呼ぶに相応しいほど美しく、肉体も魅力的で知性も有していて人語を解す。
男の精を絞りつくして殺すことはせず、死ぬ寸前まで搾り取った後は生きたままリリースしてくれる。
低危険度の区域にも平気で現れて男たちを誘惑するため、人気が出過ぎて社会問題に発展し、政府によって緊急討伐指定モンスターとされた。
涼木想玄によって討伐されたが、彼女が生んだ自身の特性を受け継いだ子が数名逃げ延びており、その子たちは人間に討伐されないように裏世界の奥地でひっそりと暮らしているとか。
●全てを招くモノ (※モンスター)
厄災魔王の一欠片の一角で、《No.05》。
巨大な怪鳥のような姿をしており、大空を自由自在に飛び回りながら各地にあらゆる災害を振りまいている。
能力は自然災害やモンスターなどを呼び寄せるというもの。
また、"外魔核"と呼ばれる顔に生えた複数の魔力生成器官によって、周りにいるあらゆる存在の生命力を吸収し、魔力に変換することができる。
どこか雉にも似た美しいフォルムをしているが、禍々しい角や牙、そして外魔核のせいで悪魔のような風貌に見える。
●全てを飲み込むモノ (※モンスター)
厄災魔王の一欠片の一角で、《No.09》。
成人男性に近い姿形をしているが、体毛が生えておらず股間部分に性器などの部位がなく、頭部は巨大な口のみがついた球体になっているという不気味な外見を持つ。
膨大な魔力を持っており、戦闘においてはスピードやパワーも桁違いで、生半可な攻撃では傷一つ付かない恐るべき防御力を誇る。
そして最大の特徴は、その巨大な口であらゆるものを飲み込んでしまう点にある。
呑まれた人間は、消化されるのではなくどこか別の場所に飛ばされるのではないかという仮説が立てられているが、未だ実証には至っていない。
●皇龍ウルリカナリヴァ
神戸の森の一番奥にある神界への扉という大穴の前に、時々出現するという最強のドラゴン。
体長は50メートルほどあり、全身が黄金の鱗と魔力で覆われている美しく神々しい存在。
普段は大穴の向こうの異世界で暮らしているという噂があるが、真実は不明。
魔王や聖王に匹敵するほどの規格外の魔力量を有しているが、性格は至って穏やかで、悪意ある人間の前には姿を現さないので、戦っているシーンは今まで誰も見たことがない。
気に入った人間に対して、稀に自分の鱗をプレゼントすることがあるようだ。
●ロリコングJr.
凶悪な超A級ネームドモンスターであるロリコングの息子。
母親がサキュバスクイーンの血筋であり、外見は父親に瓜二つなのだが、中身は完全に母親似。
父親と違って女性は一切襲わず、代わりに男性ばかりを標的とする。
男ならどんな容姿でも性的に襲うが、特に十代の少年が一番好みのようだ。
狙った相手を性的快楽に溺れさせるものの、決して殺したりはせず、満足したらそのまま解放する。
ただし、襲われた者たちは例外なく性癖を捻じ曲げられて男好きになってしまうという恐怖のモンスター。
●ウマシカ
裏世界の東京競馬場に多く出現するモンスター。
サラブレッドの様なスマートで美しい馬体を持つが、その頭部には立派な二本角が生えている。
素早い挙動と鋭利な角を利用した攻撃は非常に強力で、プロでないと倒すのは難しいと思われがちだが、頭があまり良くないので工夫次第ではアマチュアでも討伐可能。
ポーションや鑑定の巻物などの便利な消費アイテムをよく落とすため、脱初心者向けの美味しいターゲットとして知られている。
●ストレングスライム
危険度5以上のダンジョンに稀に出現するレアモンスター。
透き通るような綺麗な青色をしたスライムで、強さは普通のスライムと変わりないが、強化アイテムである付与の巻物を落とすため、探索者たちに大人気。
●トレジャーボックス
危険度5以上のダンジョンに極稀に出現する超レアモンスター。
手足が生えた宝箱のような姿形をしており、戦闘能力は皆無だが、非常に素早く探索者を見ると即座に逃亡するので、討伐は困難を極める。
倒すと必ず希少な魔道具を落とす。
銅、銀、金の三種類が存在し、金色が一番価値が高い。
●ツノマル
迅の【全てを招くモノ】の能力の一つである、モンスターの使役能力によって従えたホーンウルフの個体。
鈴香が考えて迅が名前を命名した。
匂いを嗅ぎ分けて宝箱やモンスターの位置を探知することができる。
最初は敵であったときよりも弱体化しているが、一緒に戦って魔素を吸収していくことで強くなっていく。
また、倒されて戦闘不能になった際はしばらく時間を置いてから再び召喚することで復活できる。
復活の時間は、強くなるほどに長くなっていくようで、最初は一時間ほどで再び呼び出すことが可能。
喋る白い馬の漫画を描いている人とは関係ない。
作中では犬として描かれているが、決して作者がウルフ設定を忘れていたわけではない。ホーンウルフはウルフと名が付いているが、狼か犬かは定かではない微妙な容貌をしており、「ワンワン」と鳴くのだ。忘れていたわけではないぞ、いいね?
●イエティ
雪山などの寒い地域に生息する雪男のモンスター。
筋肉質な2~3メートルほどの巨体に長い白い体毛を生やし、非常に力が強い。
ただし特殊な能力や魔法などは持っていないため、そのパワーに対処できれば比較的容易に討伐可能。
また、火属性に弱いという弱点も存在する。
●グランドスノーゴリラ
イエティの上位種であり、雪山などを住処とする超巨大な雪男型モンスター。
10メートルを超える巨体に加え、筋骨隆々とした逞しい肉体が特徴。
高い物理攻撃力と驚異的な耐久力を持ち合わせており、さらに氷属性の魔法を使うこともある可能な厄介な相手。
主に大魔境グンマなどの高危険度区域に生息している。
●サーベルクマー
危険度5以上の森林エリアに生息するモンスター。
体長3メートルほどの熊型のモンスターで、凶悪そうな牙が生えているが、温厚でこちらから攻撃しない限り襲ってくることはない。
しかし一度キレると非常に攻撃的になり、Dランクの探索者では歯が立たないような強さを発揮する。
●人面ローパー
全長5メートルほどの巨大ななめくじのような見た目のモンスター。
顔面部分が人間のオッサンのように見えるのと、全身から生える触手が特徴的。
湿った場所を好み、危険度7以上のエリアに多く生息している。
人間の女性を好んで襲い、捕らえた獲物を触手で拘束し、栄養と快楽を与える媚薬のような毒を流し込んで苗床にするという性質がある。
●リヴァイアサン
海底ダンジョンのボス。
海龍を思わせるような威厳のある巨大なモンスター。
岩を軽く砕くほどの水弾、部屋全体を水没させるほどの津波、空まで届くほどの水の竜巻など、多彩な水属性の攻撃を得意とする。
まさに危険度8に相応しい力を持ったモンスターであるが、水中ではさらに強くなり、周りに水しかない環境での戦闘手段がないものは、まず間違いなくこの化け物を倒すことはできないだろう。
■■■アイテム■■■
●破邪大剣ガラティーン
スカーレット・ベイリーが所有する聖属性の魔剣。
まともに扱うには膨大な魔力と筋力が必要だが、邪気の濃いモンスターに対して凄まじい威力を発揮する。
メサイアレリックではないが、それと同等の性能を持つとされている。
●TS草
裏世界の奥地で稀に発見される植物。
これを煎じて飲めば異性に性別を変えることができる。
純度によって持続時間に差があり、最も純度が高い最高品質のものは効果が永続となる。
低純度の物でも非常にレアなアイテムであり、最高品質の物はまさに伝説級のアイテム。
ちなみに非常に不味いので吐き出さないように注意が必要。
●エターナルフレイム
メサイアレリックの《No.21》。
ビー玉ほどの大きさの透明な宝石の中に決して消えない炎が封じ込められている魔道具。
これを所持している人物は、本来一度しか使えなかったり、効果時間に制限のあるアイテムや魔術の効果を永続化することが可能になる。
●クロノクロック
メサイアレリックの《No.03》。
黄金に輝く美しい懐中時計。
所有者が危機に瀕した際に自動的に作動し、自分だけ記憶を維持したまま最大で三時間程度過去に遡ることができる。
デメリットとして、任意で使用できないのと、再使用するには戻した時間の三十倍のインターバルが必要。
●ミニマムドール
メサイアレリックの《No.19》。
手のひらサイズの不気味な人形。
背中に付いているボタンを押すと、押した相手と人形の大きさが入れ替わる。
再度ボタンを押すか、一時間経つまで効果が続く。
●封魔繃帯
黒を基調とし、所々に赤い紋様が刻まれている包帯。
装着者の巻き付けた部分の魔力を完全に遮断する効果を持つ。
巻こうとする部分に勝手にカッコいい感じで絡みついたり、魔力を流したとき赤い紋様が妖しく光ったりする。
使いどころが謎すぎるが、男の子ってこういうの好きだよね?
●魔剣バルムンク
元々は切封斬玖が所持していた魔剣で、彼との戦闘の際投げられたものをスズはそのまま借りパクした。
竜に特効がある武器らしく、切れ味も鋭い上にとても頑丈。
メサイアレリックではないが、超高難易度ダンジョンの攻略報酬で得られるほど希少な武器。
●八咫烏のスマホ
八咫烏に所属する、アイテムに特殊効果を付与する魔術師が製作した特別なスマホ。
右下に三本足のカラスのマークがが刻まれており、その部分に指で触れるとディスプレイが出現する。
基本的な機能は一般のスマホとあまり変わらないが、最初にマークに触れて利用者登録した人物にしか使用できず、他人がどれだけ弄ってもただの板にしか見えない。
紛失しても自然と使用者の元に戻ってくるという便利な効果もある。
八咫烏のアジトへ出入りするときに必要だったり、身分証明にも使われるので、エージェントにとっては欠かすことのできない大事な代物となっている。
●八咫烏のペンダント
八咫烏に所属する、アイテムに特殊効果を付与する魔術師が製作した特別なアクセサリー。
魔力を込めると、使い手の存在感を薄めて他者からの注目を集まりにくくする効果を発揮する。
注ぐ魔力量によって効果が調節でき、最弱に設定すると少し周りの目に留まりにくい程度で、最大まで魔力を注ぐと男が女湯に入ってもスルーされるレベルとなる。
決して悪用してはいけない。絶対だぞ?
●増殖小槌
メサイアレリックの《No.55》。
全長15センチほどのシンプルなデザインをした小槌。
叩いたものを最大で七つまで増やすことができる。
ただし生物や大きすぎる物などは増やせない。
増殖したものは外観だけをコピーしたもので、元となった物にあった特殊能力は引き継がれない。
耐久性や硬度なども本物より劣り、すぐ壊れる。
増殖させると、複製が全てなくなるまで本体は一切動かせなくなる。
複製は次元収納系のアイテムに入れたり、本体から200メートル以上離れると消失する。
複製が壊れた場合、24時間経たないと新たな複製は作れない。
●処刑人の断罪鎌
メサイアレリックの《No.13》。
斬りつけた相手に呪いのカウントダウンを付与する魔道具。
血を注ぐ量によって効果が変わり、少量なら肉体を損傷させる程度の、中量なら内部臓器すら壊すほどの、そして人ひとり分の血液を吸わせれば決して逃れる事ができない死の呪いを与える効果を持つ。
この呪いによって受けたダメージは、通常のポーション等では回復することはできない。
呪いが発動すると、標的の頭上にカウントダウンの数字が表示され、ゼロになると効果が発揮される。
カウントは毎秒1ずつ減少していくが、更に相手を斬りつけることで加速することが可能。
魔力防御を貫通し、鎌による直接攻撃で一切ダメージを与えられないほどの強敵でも、呪いのカウントを成立させることさえできれば一撃必殺が可能な凶悪な武器。
●やらなイカ
ロリコングJr.のドロップアイテム。
食べた者は男性に対して性的興奮を与えるフェロモンが体から分泌されるようになり、特に雄モンスターから激しく求愛されるようになる。
また、体が非常に柔らかくなると同時に高い再生能力も獲得でき、モンスターとのどんな激しい交尾にも耐えられる肉体へと変化する。
しかし、フェロモンの放出と肉体の再生に自動で魔力が消費されるようになるため、一度でも食べると以後は一切魔力による肉体強化や魔術が使えなくなる。
これらの効果は永続であり、一度食べたら死ぬまで続く。
なお、女性が食べても効果はない。
●炎ふわスラ
火属性の特殊なふわスラ。
所有者が魔力を流すことで周囲の温度を温めたり、火をつけるなど色々な使い道がある。
通常は攻撃に使えるほどの火力は出ないが、炎ふわスラの中でもさらにレア度が高いものかつ使い手の魔力操作の技術が相当高ければ、上空から火球を降らせて攻撃したりすることも可能。
●身代わり藁人形
手のひらサイズの藁人形であり、事前にその人の髪の毛など身体の一部を入れて所持していると、一度だけ呪いや状態異常をはじめとした怪しげな効果を引き受けてくれる。
ただし壊れたら再利用できなくなる消耗品。
とても希少な品で、トップ探索者パーティのU・B・Aですら三個しか所有していない。
●強化の巻物
ストレングスライムの通常ドロップアイテム。
使用すると魔道具の武器や防具などの性能を永続的に強化してくれるアイテム。
強化とは単純に威力や耐久力、射程距離などがアップしたり、魔力伝導率がよくなったりという効果で、特殊な能力が付いたりはしない。
最初から強い高レアリティの魔道具には効果がないが、低レアなら数回、中レアのものでも一回は使用可能。
●付与の巻物
ストレングスライムのレアドロップアイテム。
武器や防具やアクセサリーなどにランダムで特殊効果を追加してくれる魔道具。
同じアイテムには一度しか使えないが、運次第で何の変哲もない武器が伝説級の武器になることもある。
ガチャ要素が非常に強いため、探索者の中で最も人気のあるアイテムの一つ。
●祝福の手甲
何の変哲もない普通の手甲に見えるが、自動修復機能が備わっているため、傷ついても放置しておけば勝手に治ってしまうという非常に価値の高いアイテム。
耐久力や防御力はそこまで特筆するほど高くはないが、シンプルなデザインで重さも軽めなので気軽に使える。
種口迅が探索者になる際に、姉の亜音からプレゼントされた物。
付け根の部分にアカリのサインと似顔絵が描かれている。
付与の巻物を使ったことで、雷耐性(大)の能力が新たに追加された。
●魔術玉
野球ボールほどの大きさをした銀色の球体の魔道具。
中に魔術を詰め込むことで、その効果を他者にも使用することが可能になる便利アイテム。
特殊条件型の魔術は保存できず、シンプルな攻撃系や防御系の魔術のみ対象。
魔術が保存されている状態では、玉の色が銀から金に変化する。
一度使用すると詰め込んだ魔術はなくなるが、再度魔術を込めれば何度も使用可能。
●バーサク玉
モンスターを狂暴化させるアイテム。
本来は魔法や特殊能力を使用するモンスターに対して、それを封じるために使用する。
人間には効果なし。
●爆破玉
魔力を込めると爆発するアイテム。
投擲武器として使用したり、罠として仕掛けたりと用途は多彩。
欠点として、魔力を込めてから爆発するまで数十秒かかるので、武器にしろ罠にしろかなりシビアなタイミングが必要。
●超スタミナポーション
井手内葉が【聖女の聖水】によって作り出した奇跡の水の一種。
体内に取り込むことで凄まじいスタミナ回復効果を発揮し、ガンギマって48時間くらいなら不眠不休で活動できるようになる。
奇妙な味がするが、なぜか癖になる。
原料はもちろん彼女のアレ。
●聖王の聖剣
メサイアレリックの《No.10》。
聖王グラン・メサイアの加護が込められたとされる伝説の剣。
あらゆる特殊効果を打ち消す"加護貫通"と、使用者の筋力を大幅に向上させる"怪力"、そして持っているだけで体力と怪我と魔力を回復させてくれる"オートヒール"という三つの特殊効果を持つ。
また、内部に莫大なエネルギーを蓄え込むことができ、その力を開放することで高威力の斬撃を放ったり、自分や味方の周囲に障壁を展開して守ることが可能。
攻守に優れたまさに究極の武器と呼んで差し支えない逸品。
●縛天鎖
魔力を込めて巻きつけることで、対象を拘束することができるアイテム。
込める魔力の量によって伸縮性や強度、効果時間などが変化する。
最大でアフリカゾウの身体と怪力を拘束するくらいの強度と長さにすることが可能で、効果時間も15分程度まで伸ばせる。
ただしこの鎖に魔力を込めるのにはかなりの集中力と時間を要するので、戦闘中に最大までチャージすることは難しい。
エッチなことに使われることが多いと専らの噂らしい。
■■■その他用語等■■■
●ウニテレビ
日本国内の五大キー局の一つ。
しかしスクープのためならかなり強引な取材方法を取ることがしばしばあり、炎上騒ぎを起こすことでも有名。
●U・B・A
十代の美少女だけで構成されたアイドルパーティ。
パーティリーダーは黒鵜忍。
歌って踊れて、しかも戦闘能力も超一流なので、日本のみならず世界中で絶大な人気を誇っている。
総勢48名で構成され、毎月ファン投票と探索者実績によるランキングの発表があり、下位の三名は下部組織であるU・L・Aの二名プラス、外部から選考された一名と入れ替えになる厳しいシステムがある。
ランキング1位から5位までの五人は"五傑"と呼ばれ、非常に容姿に優れ、歌やダンスだけでなく戦闘も含めて超ハイレベルでこなすトップランカーとして有名。
●アマゾンガーデン
アイドルグループU・B・Aの卒業生が中心となって結成されたパーティ。
成人女性のみで構成されており、芸能活動は一切せず探索者活動に専念している。
戦闘能力の高い元U・B・Aメンバーが大勢在籍しており、全員が高ランクの称号を持つ猛者揃いなので極めて強力なパーティとなっている。
特に現リーダーの花咲里姫奈と副リーダーのスカーレット・ベイリーの二人は世界に二十四人しかいないSランク探索者である。
女性同士の恋愛を楽しむ者も多くおり、別名"百合の園"と呼ばれている。
●裏世界音楽フェスティバル
毎年12月に裏世界の東小金井で開催される、裏世界最大級の音楽イベント。
魔力によるアーティストたちの身体能力や声量の強化や、観客たちの五感が研ぎ澄まされることにより、表世界では得られない特別なライブ体験ができるのが魅力。
●バーストプロダクション
日本有数の総合エンターテイメント企業。
音楽フェスの主催やタレントや歌手の育成・マネジメントといった業務だけでなく、映画製作やゲームソフト開発など幅広い事業を展開している。
探索者協会とも強い繋がりがあり、フェス開催時の裏世界の警備や安全管理に協力してもらっている。
●RABBIT&COOL
裏世界音楽フェスティバルに出演するロックバンド。
ネットではそこそこ有名らしいが、他の出演者に比べると知名度は高くない。
忍やスズも彼らのことを全く知らなかった。
●外魔核
厄災魔王の一欠片の全てを招くモノが生まれ持っている器官。
他者の生命力を吸い取り魔力に変換することで自身を強化できる。
通常のモンスターや探索者も魔核を所持している者もいるが、その殆どは体内に秘めたるものだ。
しかし外魔核は主に外部に露出しており、そこから直接エネルギーを取り込む構造になっている。
●神戸の森
東京都の西のはずれにある都内唯一の村の裏側にある危険度9の区域。
聖王グラン・メサイアと同じく無暗に人間を襲わない温厚な神獣たちが多く住んでおり、探索者たちに人気のある裏世界観光地。
神獣を攻撃すると神罰が下ると言われており、実際にそうなってしまった人間は過去に多数存在する。
だがそれでもドロップアイテム目的で神獣を襲い命を落とす者があとを絶たない。
森の一番奥にある神界への扉と呼ばれている大穴の前には、"皇龍ウルリカナリヴァ"という最強のドラゴンが時々姿を現すという噂がある。
●ワンパン男
種口迅が鈴香を助けた際、黒いティラノサウルスのようなモンスターをワンパンで倒したことからネット上で広まった呼称。
当初は"恐竜ワンパン男"だったが、全てを招くモノを倒したことで"魔王の欠片ワンパン男"という新たな異名が増えた影響で、今では単に"ワンパン男"とだけ呼ばれることが多い。
どこぞのスキンヘッドのヒーローとは全く関係なく、あくまでワンパン男である。
●海底神殿
東京国際転移門の裏側にあるダンジョン。
裏世界の月が両方とも満月になるタイミングでしか入口が開かず、毎年一月と七月の二回のみしか攻略できない。
中は非常に広大で迷宮のように入り組んでおり、現時点では三割ほどしかマッピングが完了していない。
出てくるモンスターは危険度5~8ほどとかなり強い。
エリアは上層、中層、下層、最深部と四つに区分されており、逆ピラミッド型の構造になっている。
上層は危険度5のとてつもなく広い迷路で、逆に最深部は狭いが危険度8のモンスターが跋扈する魔境。
修練の塔と同じような試練型のダンジョンで、入った者全員に帰還の宝珠が与えられるので安全性はそこそこ高く、扉が開いている48時間の間は何回でも攻略チャレンジができるシステムになってる。
48時間が経過して扉が閉まると、中にいる人たちは強制的に帰還させられる。
ただし、最深部だけは特殊な結界に覆われており、扉が閉まっても中に引き止められてしまう。
更に厄介なことに、最深部は一度入ったら下層に戻ることはできず、帰還の宝珠も消失してしまい、ボスを倒す以外に脱出方法がない。不感地域で電話やネットなどの通信が行えないという鬼畜仕様となっており、降りるときは覚悟が必要となる。
元々裏世界に存在したダンジョンではなく、東京国際転移門が表で世界的有名な施設になったことで、後天的に生まれたダンジョン。
●メガフロート東京
東京湾に浮かぶ世界最大の浮体式構造物。
裏世界の魔道具をふんだんに使って建造されており、普通のメガフロートと比較して数十倍の規模を誇る。
中心には東京国際転移門が位置し、それを囲むようにホテルや商業施設などが並んでいる。
今や毎日世界中から多くの探索者や観光客が訪れる世界的に有名なスポット。
●筋肉ちゃんねる
正式名称は"マサルの筋肉と一緒に裏世界を攻略し隊"。
戦女神の聖域のメンバーであるマサルの個人ニューチューブチャンネル。
主に思春期の男子学生を中心に人気があり、このチャンネルのファンは"筋肉隊"と呼ばれている。
●処刑人部隊
メサイア教団の中でも、主に邪魔者排除や暗殺を担当する、ジョセフ率いる荒くれ者たちの集団。
総勢100名の大所帯で、その戦闘能力は極めて高い。
ただし非常に暴力的で残虐な集団として知られており、教団内でも彼らを良く思わない人間も多いようだ。
●小江戸ダンジョン
埼玉県川越市の名所である、時の鐘の裏側にあるダンジョン。
危険度5の非消滅型。
関東で一番人気のダンジョンで、以下の三つの特徴がある。
①平原エリア、湖エリア、森林エリア、山岳エリアなど複数のステージが存在し、様々な種類のモンスターと戦える。
②強化アイテムの強化の巻物と付与の巻物を落とすストレングスライムが出現する。
③レアアイテムを確定で落とすトレジャーボックスが出現する。
これらの理由から、初心者から上級者まで多くの探索者が訪れ、一年を通して賑わっている。
●Misty True Eyes
シャイリーンが11歳のときに出演した日本のドラマ。
アメリカから転校して来た天才美少女小学生のミスティが、様々な難事件を解決していくという探偵もの。
日本では社会現象にもなるほどの探偵ブームを巻き起こした超大ヒット作であり、特に小学生を中心に絶大な人気を集めた。
●レイン
シャイリーンが10歳のときに出演したハリウッド映画。
アカデミー賞を総なめにしたことで大きな話題となった。
最初の90分間は家族ものの感動系ストーリーが展開され、後半の90分間は派手なアクションが売りの勧善懲悪モノになっており、第一部と第二部で内容がガラリと変わるのが特徴。
一部ではシャイリーン演じる主人公の少女と、ジェーン演じる殺し屋の女"レイン"の出会いから別れまでの人生が描かれ、二部ではシャイリーン演じる少女が殺し屋"二代目レイン"となり、悪の組織と戦うハードボイルドな内容となっている。




