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通販スキルと時間停止アイテムボックスで生活改善!  作者: 春爛漫


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超!高級シャンプーを使いなさい!

 超!高級シャンプーを取り出した私は、まずは今にも髪を洗い出しそうなお姉様に近づいて行きます。


「あら、チヤちゃん、体をきれいきれいしてあげましょうか?」


 あら、優しいお姉様です。

 自分よりも私を優先してくれました。


 しかーし!私はお姉様の髪を洗いに来たのです!


 近くにいたお母さんにお願い事をします。


「お母さん、この超!高級シャンプーで、おばあちゃんの頭を洗ってあげてくれる?」


「いいわよ」


 シャンプーは消耗品です。

 何本あってもいいのです。

 もう、極貧生活からはおさらばしたのです。

 日常品くらいの贅沢は許してください。

 私は今世をお母さんと楽しむと決めたのです!


「お姉様、座ってください。私がお姉様の髪を洗います」


 お姉様は目を丸くしました。


 素直に大理石のような床の上に座ってくれます。


 よしっ!これで、幼女の私の手がギリギリお姉様の頭に届きますので、まずは軽く今までの固形石鹸では洗いきれなかった汚れを取り除きましょう。


 高級シャンプーを手にプッシュすると、とても良い高級そうな香りが広がります。


「あら、とても良い香り……」


 元貴族令嬢のお姉様がうっとりとしています。


 違いますよ!真にうっとりするのはココからです!


 お姉様の頭に手で軽く泡立てたシャンプーを塗り込みマッサージするようにシャカシャカと力を入れて(幼女の力は弱い)頭をマッサージするようにします。


 すると、汚れているはずなのに泡立ちました!

 これなら、シャンプーを何度か重ねづけするだけで天国に登ってくれるでしょう!


 新しいシャンプーを手に取ってはお姉様の髪に塗りつけて、満足いくまで泡立てると、本格的に頭皮マッサージをするように手をジグザグに小刻みに動かしていきます。


「ほぅ。なんて……気持ちいいのーー」


 お姉様の体がピクピクと反応して動くのが官能的です。


 お胸はお母さんと一緒でささやかな膨らみですが。


 異世界あるあるだと、ぼんっきゅっぼんっ!の家族のおかげで主人公も誰もが羨む肉体を手に入れるはずですが、今のところ私には希望がありません。


 前世で嫌と言うほど男性の視線の素直さを知っています。

 顔が、胸が、お尻が、足が、といろいろなフェチはありますが、何と言っても男性がお胸の大きな女性に向ける視線は正直です。

 生物学的に、なんちゃらこんちゃらと読んだことはありますが、大多数の男性達は基本的にお胸の大きい女性が好きです。


 それなのに、お姉様も慎ましく、お母さんも痩せていた時よりお肉がつきましたが慎ましいです。

 これは『遺伝』ですね。


 私はお父さんの遺伝子に期待しようと思います。


 異世界あるあるに『エルフはスレンダー』と言うものがありますが、今日の『人には見えない美貌』の持ち主達の木族は、決して『スレンダー』などではありませんでした。


 完璧な『美』を持っていました。

 そこには肉体も含まれます。

 全員が『標準より大きい』お胸様をお持ちでした。

 お父さんはそんな大きなブツを持つ一族です。

 私の将来に多少の希望は持てます。


 いや、決して慎ましいお胸が悪い訳では無いのですが、将来的に結婚を考えている私としては『男性に好かれる』要素は大事です。

 それに、浮気防止効果も期待出来ます。

 家に帰れば『理想の嫁がいる』環境はお互いに円満な家庭を築けます。


 前世の妹夫婦が理想です。


 だって、嫁が障害を患っても子供をぽんぽんと作りました。

 正直に言います。


 『ひっじょーっにっ!羨ましいです!』


 私達の実家は妹夫婦の愛の巣だったのです。

 私はそこにお邪魔している小姑だったのです。


 今世は結婚してみせますよ〜!


 「っんっ」


 あらっ?色っぽいお声が聞こえました。


 シャンプーしているお姉様のお顔を見ますと、とろ顔をしていました。

 いけません。

 無心、いえ、雑念だらけで職人のように手を動かしていたら、お姉様に「いやん」なお顔をさせてしまいました。

 意志の強いお姉様キャラがただのメスに堕ちてしまいました。

 夫しか見てはいけないお顔です。


「お姉様〜。洗い流しますからね?」


 と、貴族が使う高級そうな桶にお湯を溜めて流そうとしますが、6歳児(体は4歳児)の肉体では、お姉様の頭の上まで桶を持ち上げる事が出来ません。


 私はすぐに諦めます。

 人間じゃなかった諦めが大事です。


「お姉様、自分で髪を洗い流せますか?」


 はっ!と、お姉様が正気付きました。

 お姉様の覚醒です。


 お風呂の湯気のせいなのか、顔の赤いお姉様は了承してくれて、自分の髪の毛を盛大に洗い流しております。


 その、綺麗になって指通りの良い髪に最高級コンディショナー 11万円 を揉み込んでいきます。


 高級シャンプーは、時間をおく必要が無いので、ほどほどで洗い流して、次は最高級トリートメント 10万円をお姉様の髪に満遍なく吹きつけます。

 こちらは霧吹きタイプと大変珍しくなっております。


 もう、見た目がツヤッツヤになった長い髪を大きなヘアクリップでまとめて、完成です。


 さて、ちょっと心配なので、おばあちゃんの方を見てみましょうか?

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