第5章 武術大会編 登場人物紹介
どうも、ヌマサンです!
今回は第5章の登場人物紹介になります。
長いので、気になるところだけ読むもよし、丸ごと読み飛ばしてもOKです。
〇主人公組
薪苗直哉
本作の主人公。16才。誕生日は2月14日。身長169cm、体重63kg。趣味はアニメ鑑賞、スマホゲーム(主にRPG系)。現在は鋼ランクの冒険者。聖美とは現在交際中で、同じ部屋で寝泊まりしている。料理も出来る。黒髪の所々に金髪が混じっている。紗希の存在を匂いで感じ取ることが出来るシスコン。紗希と茉由の二人と同じ家で暮らしている。性格的には基本的にヘタレだが、やるときはやる主義。人ごみに酔いやすい体質をしている。貧乳好きであるため、寛之とはこの事では意見が絶対に合わない。リラックスしてる時に思ってることが顔に出やすい。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。寛之の屋敷で紗希の裸を見たことで回し蹴りをくらった。幼少期に紗希がイジメられていると真っ先に駆け付けていた。ロベルトに装備を鋼製の物に変えてもらった。武術大会では妹の紗希とコンビを組んだ。大会に向けて紗希と茉由の二人と早朝から剣術の稽古をしている。ハーデブク滞在中は聖美、エミリー、オリビアの3人と同じ部屋に宿泊した。聖美を守るために強くなりたいと思っていることを本人に予選前日に打ち明けた。寛之に茉由と仲直りするように念押しした。茉由の試合での剣捌きを見て剣術の修行への意欲が向上した。予選3回戦ではディーンとエレナ相手に一人で勝利したが、2対1で戦う大変さを思い知った。攻撃を直感的にかわすのが上手い。寛之には茉由をお姫様抱っこをするほどの度胸はないと踏んでいたが、目の前で実行に移されたことには驚いていた。本選の前日に紗希と聖美、エミリー、オリビアの4人と共に街へ買い物に出かけた。その後、ディーンと女性陣の買い物が長いことで話をしたりした。ウィルフレッド友いずれは胸の大きさに関しての論争で決着を付けようと考えている。マヌエーレのナイスガイという言葉には一瞬だけ思考を停止させた。ディルナンセの店の手伝いをした時に女性用のエプロンを着たことを紗希や聖美、茉由に笑われた。薪苗流剣術の秘剣は教えれば修行をサボるだろうからと紗希に教えてもらえなかった。洋介と夏海を試合後に慰めた。洋介から優勝賞金の話を聞いて試合へのやる気が増した。準決勝の試合前、紗希にイリナの足止めをお願いしたが、試合前にサーベルを忘れる。マルケルの魔法と攻撃を無力化し、冒険者ギルドメンツの魔法を使いながら撃破した。クラレンスとは試合後に母のアンナを侮辱したことを素直に謝り和解した。ラターシャから大金貨10枚の袋を勢いよく受け取った。八竜斬を付加することでクラレンスを撃破した。
付加術:物質や生物に指定した効果を付加する魔術。基本的には他人のサポートが向いている。付与魔法に比べて威力が弱い分、付加する時間は短いため、戦闘中でも使用可能。
薪苗紗希
直哉の妹で15才。誕生日は3月14日。身長165cm、体重50kg。スリーサイズは77/62/89。趣味は剣術の稽古。現在は鋼ランクの冒険者。剣術は幼いころから父である宗正から習っている。腰まで届く長い黒髪のお姫様カットの美少女。直哉とは違い計画性があり、真面目で責任感が強い。恋バナを聞くのが好きな一面もある。直哉とは仲が良く、よくからかったりしている。茉由とはお互いに“ちゃん”づけで呼び合うほど仲が良い。直哉と茉由と同じ家に住んでいる。直哉曰く、何か含んでそうな笑みを浮かべている時は下手なことを言うとからかわれる。直哉からはよく気が回ると言われている。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。寛之の屋敷で全裸を直哉に見られる。直哉に迷惑をかけないために剣術を習い始めたという経緯がある。直哉を異母兄として意識し過ぎていた節があった。事故で寛之に全裸を見られるが、直哉によって記憶を書き換えられた。ロベルトに装備を鋼製の物に変えてもらった。武術大会では兄の直哉とコンビを組んだ。大会に向けて直哉と茉由の二人と早朝から剣術の稽古をしている。ハーデブク滞在中は茉由、ラウラの2人と同じ部屋に宿泊した。武術大会の予選では直哉の付加術は隠し玉として使わないようにする作戦を立てた。直哉に攻撃をかわすコツを聞くも教えてはもらえなかった。対戦相手の揺れる胸を見た後、真っ黒なオーラを放ちながら観客席で「大きいお胸」をブツブツと言い続けていた。聖美と本選の組み合わせを見に行った。本選の前日に直哉と聖美、エミリー、オリビアの4人と共に街へ買い物に出かけた。ディルナンセの手伝いをした直哉が女性用のエプロンを着ていたのを見て大笑いしていた。薪苗流剣術の秘剣を教えれば修行をサボるだろうからと直哉に教えなかった。準決勝の試合前、直哉からイリナの足止めをお願いされた。決勝ではクラレンスに敗北した。増額された報酬を遠慮なく受け取った直哉と口論になった。パーティーではアニエスに体のあちこちを触られた。
敏捷強化魔法:自身の移動速度を上げる魔法。剣を扱う紗希にとっては相性抜群。
呉宮聖美
本作のヒロイン。16才。誕生日は12月24日。身長168cm、体重52kg。スリーサイズは80/63/90。現在は青銅ランクの冒険者。冒険者になった理由は足を引っ張りたくないから。ラウラから弓の扱い方を習っている。黒髪の長髪を普段はポニーテールにしている。直哉と現在交際中であり、同じ部屋で寝泊まりしている。日光の当たらない場所でだけ吸血鬼の吸血能力と身体能力を使うことが出来る。また、この状態の時は瞳が赤く光っている。言い訳するときは慌てた様子で手をパタパタさせるクセがある。料理が極めて苦手である。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。冒険者ランクが足らなかったため、武術大会に出場できなかった。ハーデブク滞在中は直哉、エミリー、オリビアの3人と同じ部屋に宿泊した。直哉には武術大会には出て欲しくないと思っていることを予選前日に本人に打ち明けた。寛之には茉由をお姫様抱っこをするほどの度胸はないと踏んでいたが、目の前で実行に移されたことで唖然としていた。紗希と一緒に本選の組み合わせを見に行き、対戦票のメモを取って来た。本選の前日に紗希と直哉、エミリー、オリビアの4人と共に街へ買い物に出かけた。ディルナンセの手伝いをした直哉が女性用のエプロンを着ていたのを見て大笑いしていた。料理屋ディルナンセの店員であるアニエスを少しだけ怖がっていた。本選の準決勝の朝、中々起きずに直哉を悩ませた。決勝前に直哉にファーストキスをした。決勝後は無茶をした直哉を見て涙を流した。
吸血魔法:直接触れた相手の血を吸い取ることが出来る。
呉宮茉由
聖美の妹で16才。誕生日は4月1日。身長164cm、体重49kg。スリーサイズは82/68/88。現在は鋼ランクの冒険者。寛之と交際中。黒髪の長髪を普段はハーフアップにしている。姉思いの性格。直哉と紗希の2人と同じ家に住んでいる。料理の支度がテキパキしている。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。泊まっていた宿屋はこの前の戦いのせいで半壊状態になってしまったため、屋敷を買い取って引っ越した。寛之のことを寛之さんと呼ぶようになった。風呂場での事件の記憶は直哉によって書き換えられている。ロベルトに装備を鋼製の物に変えてもらった。武術大会では彼氏である寛之とコンビを組んだ。大会に向けて紗希と直哉の二人と早朝から剣術の稽古をしている。寛之が馬車の中でラモーナ姫の胸の揺れを見続けていたことでケンカになった。ハーデブク滞在中は紗希、ラウラの2人と同じ部屋に宿泊した。お姫様抱っこロマンを語った後に寛之にお姫様抱っこをされて、顔を赤くしていた。予選の最終戦でローレンスとミゲルのコンビを撃破して本選への出場を果たした。エレノアやレベッカ、寛之と比べて魔力量が1割ほど少ない。レベッカ相手にギリギリのところで勝利した。薪苗流剣術の秘剣を一つだけ使うことができる。ディルナンセの手伝いをした直哉が女性用のエプロンを着ていたのを見て大笑いしていた。本選の準決勝ではライオネル相手に一蹴された。
氷属性の魔法剣:剣に冷気を纏わせる魔法。直接相手を斬りつけたり、氷の刃を飛ばしたりと遠近両用の使い方が出来る。
守能寛之
直哉の中学の頃からの友人でアニメやゲーム(アクションRPG系、音ゲー)が大好きな17才。誕生日は5月4日。身長161cm、体重57kg。七三分けの黒髪。現在、鋼ランクの冒険者で、茉由と交際中。元々肥満体だったが、ミレーヌとの格闘術の訓練の間に容姿が激変し平均的な体系になった。辛抱強く、聞き上手な一面がある。人ごみに酔いやすい体質をしている。宿屋の一室を借りて茉由と一緒に住んでいる。隣の部屋にはディーンとエレナが住んでいる。胸は大きい方が好み。このことで直哉とは意見が食い違う。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。泊まっていた宿屋はこの前の戦いのせいで半壊状態になってしまったため、屋敷を買い取って引っ越した。直哉に引っ越し祝いに土産を持ってくるようにと手紙を送った。事故で紗希の裸を見てしまったが、直哉によって記憶を書き換えられた。武術大会では彼女である茉由とコンビを組んだ。武術大会までミレーヌとの格闘術の稽古に打ち込んだ。馬車の中でラモーナ姫の胸の揺れを見続けていたことで茉由とケンカになった。直哉と聖美の予想に反して、茉由をお姫様抱っこするという度胸ある行動を取ってみせた。予選の最終戦でローレンスとミゲルのコンビを撃破して本選への出場を果たした。戦闘中にエレノアの胸の揺れに目を奪われていた。エレノア相手に辛くも勝利した。本選の準決勝ではライオネル相手に一蹴された。クラレンスとの戦いで無茶をした直哉をたしなめた。
障壁魔法:半透明の壁を出現させる魔法。主に自分や仲間を守る際に使うが、使い方次第では踏み台にしたり、カケラを相手に飛ばして攻撃したりできる。
弥城洋介
直哉の友人で夏海の幼馴染の17才。誕生日は6月7日。身長182cm、体重73kgの大男。現在は鋼ランクの冒険者。スポーツ刈りにした茶髪で体格もがっしりとしているモテ男で、直哉たちの中で一番のパワーを持つ。三国志が好きでヲタクへの理解がある。コミュニケーション能力が高い。現在は冒険者ギルドの2階に住んでいる。また、攻撃にはパワーはあるが、動きが鈍いためかわされやすい。好みの胸のサイズは「好きになった人のサイズが好き」。夏海とは幼稚園の頃からの付き合いである。夏海とは夫婦のようなオーラを感じさせる。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。ロベルトに依頼して念願の薙刀を作ってもらった。武術大会では幼馴染である夏海とコンビを組んだ。紗希から抜刀術を教わった。試合中に紗希から教わった抜刀術と雷の精霊魔法を組み合わせた技を編み出した。予選の最終戦でデレクとマリーのコンビを撃破し、本選への進出を決めた。本選の初戦ではマルケルに散々になぶられたうえで敗北した。試合後はラウラに治癒魔法をかけられた後で医務室へと運ばれた。直哉との本選で戦うという約束を守れなかったことを後悔していた。直哉に促されて押し殺していた悔し涙を流した。直哉に優勝賞金のことを教えた。
雷の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に雷を纏わせてを叩き込むか、狙いを定めて一気に雷による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。
武淵夏海
直哉たちの先輩で、洋介の幼馴染の18才。誕生日は9月23日。身長172cm、体重55kg。スリーサイズは89/64/92。現在は鋼ランクの冒険者である。普段は茶髪のショートヘアの髪をクラウンブレイドにしている。モデル体型で出るところは出ている。誰に対しても優しく、偏見を持たない。暗い所や幽霊が大の苦手。日本刀ヲタク。洋介と親しげに話す精霊に嫉妬したりする。意外とうぶな面がある。現在は冒険者ギルドの2階に住んでいる。洋介とは幼稚園の頃からの付き合いである。洋介とは夫婦のようなオーラを感じさせる。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。ロベルトに装備を鋼製の物に変えてもらった。短めの槍をロベルトに依頼して作ってもらうことになった。武術大会では幼馴染である洋介とコンビを組んだ。ジョシュアに槍の稽古をつけてもらっている。予選の最終戦でデレクとマリーのコンビを撃破し、本選への進出を決めた。本選の初戦ではイリナ相手に散々な負け方をした。試合後はラウラに治癒魔法をかけられた後で医務室へと運ばれた。直哉に促されて押し殺していた悔し涙を流した。
重力魔法:対象を重くしたり軽くしたりと重力を操る魔法。重力を横方向にかけたりすれば素早くその方向に動く事が出来る。
〇冒険者ギルド
ウィルフレッド
ローカラトの町の冒険者ギルドのマスターをしている銀髪の男性。42才。身長179cm、体重70kg。怠け癖があり、ギルドマスターとしての職務をサボりがちで、娘のミレーヌに頻繁に怒られている。自身の部屋には数えきれないほどの本が並んでいる。白金ランクの冒険者。魔力が視覚化できるほどに多い。娘のミレーヌに怒られることを恐れている。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰ったのに合わせて、ユーリから魔人を3体討伐した追加報酬で大金貨3枚を贈られた。ギルド中に自分がオリヴァー・スカートリアであることは伏せておくように伝えた。胸は大きい方が好みであり、直哉から舌打ちをされていた。本選の準決勝の日は寝坊した。直哉とマルケルの戦いでは直哉の動きをすべて見破って実況していた。直哉と紗希のために打ち上げを2回するという配慮を見せた。
同化魔法:あらゆる物質、魔法と一体化する魔法。ただし、一度に同化できるのは一つの属性だけである。
ミレーヌ
ウィルフレッドの娘。21才。身長169cm、体重52kg。スリーサイズは87/64/91。父親と同じ銀色の髪をしている。礼儀正しく、気が利くしっかり者のお姉さんである。そんな性格だからこそ父・ウィルフレッドの職務怠慢を注意したりしている。怒ると怖かったりする。冒険者ランクは魔鉄で、寛之に格闘術を教えた。1歳までは王宮に居たが、本人は覚えていない。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。ウィルフレッド不在の間、シャロンと共にギルドの留守番をしていた。
真偽判定魔法:言っていることが嘘か本当かを見分けることが出来る魔法。
ラウラ
ミロシュの姉で、シャロンの姪。23才。身長175cm、体重57kg。スリーサイズは88/66/94。普段は空色の長い髪をポニーテールにしている。面倒見が良いが、人の話を最後まで聞かない一面もあったりする。冒険者ランクはミレーヌと同じ魔鉄だが、最近はギルドでの雑用をこなしていた。冒険者ギルドの統合後は受付をすることは無くなった。ギルドを襲撃してきたギケイに目の前で弟のミロシュを殺された。弓の扱いに慣れている。聖美に弓の扱い方を教えている。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会出場メンバーの治療班として商業都市ハーデブクへと向かった。ハーデブク滞在中は茉由、紗希の2人と同じ部屋に宿泊した。良識ある人柄で人に何かを説明するのが上手い。
治癒魔法:対象の傷を元の状態に治す魔法。
ディーン
語尾に『ッス』がつく鉄ランクの茶髪の冒険者。16才。身長160cm、体重56kg。人当たりが良く、仲間思い。エレナとは幼馴染でエレナだけはさん付けで呼ばない。宿屋に部屋をエレナと一緒に借りており、寛之とは部屋が隣同士。某恋のキューピッドに触発されてエレナに自分の気持ちを伝えた。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会に出場するために商業都市ハーデブクへと向かった。予選3回戦ではエレナとのコンビネーションを活かして直哉と戦ったものの敗北した。エレナと服を買いに町へ出たところで直哉と遭遇した。その後、直哉と女性陣の買い物が長いことで話をしたりした。
聖属性の魔法剣:剣に白い光を纏わせる魔法。直接相手を斬ったり、光の刃を飛ばすことも出来る。
エレナ
鉄ランクの冒険者でディーンの幼馴染。16才。身長147cm、体重42kg。スリーサイズは73/56/79。栗色の髪をサイドテールにしている。日常的な場面ではドジっ子っぽい一面もある。紗希には動きがぴょこぴょこしていて可愛いと言わせる、小動物のような魅力がある。宿屋の部屋をディーンと一緒に借りていて、寛之とは部屋が隣同士。某恋のキューピッドに触発されてディーンに自分の気持ちを伝えた。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会に出場するために商業都市ハーデブクへと向かった。予選3回戦ではディーンとのコンビネーションを活かして直哉と戦ったものの敗北した。ディーンと服を買いに町へ出たところで直哉と遭遇した。
砂魔法:砂の壁を作ったり、砂嵐を放ったりと射程範囲が広いものが多い。
ロベルト
白髪頭の小柄な老人で、63才。身長150cm、体重59kg。普段、ギルドでは鍛冶師として働いている。温和で年長者の風格が漂っているが、以外にも銀ランクの冒険者だったりする。ギルドが出来た頃からのメンバーでもある。見た目からは想像できないパワーの持ち主で、大戦斧と大盾を扱う。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会中の武器のメンテナンスを行うために商業都市ハーデブクへ向かった。
シャロン
灰色の髪をした女性。40才。身長170cm、体重53kg。スリーサイズ85/64/91。温厚な常識人。ギルドでは魔道具を専門に作っている。銀ランクの冒険者で、ラウラとミロシュの叔母に当たる。直哉に付与のやり方を教えた。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。ウィルフレッド不在の間、ミレーヌと共にギルドの留守番をしていた。
付与魔法:物質や生物に指定した効果を付与する魔法。付加術に比べて威力が高い分、付与に時間がかかるため、戦闘中での使用は不可。
雷の精霊
洋介の肩にいることが多く、夏海からはライバル視されている節がある。戦闘時は姿を見せない。語尾には必ずYOがつく。
レオ
銀色の毛並みをした猫♂。光るものが大好き。現在はウィルフレッドの飼い猫としてギルドの奥の部屋で飼われている。爪をミスリルのように硬くさせる魔法のようなものが使える。冒険者ギルドに侵入した魔物数匹を討伐した。
バーナード
魔鉄ランクの冒険者で、冒険者ギルドのマスター補佐を務めている。身長180cm、体重71kg。灰色の髪に翡翠色の瞳が特徴の24才。とっつきにくい雰囲気を纏っており、自分の戦闘技術に自信を持っている。左腕は義手をはめている。以前よりも性格が丸くなった。ミレーヌに片思いをしている。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会はシルビアとコンビを組んだ。予選2回戦でスコットとピーターのコンビを撃破した。予選では戦い甲斐のある相手がいないとボヤいていた。本選1回戦ではクラレンス一人に圧倒され、敗北した。パーティーでマヌエーレに口説かれそうになった時、義手での攻撃を鳩尾に叩き込んだ。
爆裂魔法:物体を爆破し、ダメージを与える魔法。威力は魔力を調整することで変えられる。
シルビア
バーナードのギルドの鋼ランクの冒険者。22才。身長165cm、体重49kg。スリーサイズは78/62/89。亜麻色の髪をポニーテールにしている細身の女性。セルリアンブルーの瞳をしている。真面目でストイックな性格。直哉、紗希、茉由の3人に『八人の英雄』の話を教えた。直哉のことを「紗希の兄」と呼んでいる。バーナードに片思いをしている。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会ではバーナードとコンビを組んだ。予選2回戦でスコットとピーターのコンビを撃破した。予選でバーナードが戦い甲斐のある相手がいないとボヤいていたのを聞いて苦笑いをしていた。本選1回戦ではクラレンス一人に圧倒され、敗北した。
風属性の魔法剣:剣に風を纏わせる魔法。目に見えずらい風の刃を放つことが出来、回避が難しい。
デレク
バーナードのギルドの鋼ランクの冒険者。20才。身長184cm、体重74kg。気性が荒い青髪紅眼の男。怪力の持ち主で格闘術が使える。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会ではマリーとコンビを組んだ。マリーと息がピッタリで親しげに話をしている。予選の最終戦では洋介と夏海のコンビに敗北を喫し、本選への出場は叶わなかった。
酸魔法:触れたものを溶かす魔法。広範囲に大波状に放ったり、武器の周囲に纏わせることも出来る。殺傷能力が高すぎる魔法。
ローレンス
バーナードのギルドの鋼ランクの冒険者。21才。身長171cm、体重64kg。深緋色の髪に薄紅の瞳をしている。バーナードに尊敬の念を抱いている。普段は冷静だが、予想外の出来事が起こると苛立ちが顔や口調に反映される。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会ではミゲルとコンビを組んだ。戦闘ではミゲルとはお互いの弱点を補完し合うような連携を見せた。予選の最終戦では、寛之と茉由のコンビに敗北した。
音魔法・轟音:鼓膜が破れそうなほどの大きな音を響かせる。これで連携をやりづらくすることも出来る。
ミゲル
バーナードのギルドの鋼ランクの冒険者。20才。身長160cm、体重56kg。群青色の髪にオレンジの瞳を持つ、小太りな男。お調子者で、調子に乗っているときは周りがちゃんと見えていない。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会ではローレンスとコンビを組んだ。戦闘ではローレンスとはお互いの弱点を補完し合うような連携を見せた。予選の最終戦では、寛之と茉由のコンビに敗北した。
硬化魔法:自分の体を鋼を上回る硬度に変化させる魔法。ただし、魔法への抵抗はないため、防げるのは物理攻撃だけ。
マリー
バーナードのギルドの鋼ランクの冒険者。20才。身長155cm、体重43kg。スリーサイズは77/58/83。露草色の髪に銀鼠色の瞳をした小柄な女性。前髪を白のヘアピンで留めている。明るく高飛車な一面がある。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会ではデレクとコンビを組んだ。デレクと息がピッタリで親しげに話をしている。予選の最終戦では洋介と夏海のコンビに敗北を喫し、本選への出場は叶わなかった。
召喚魔法・氷装:氷の装備を召喚する魔法。装備なので武器だけじゃなく防具も含まれる。
スコット
バーナードのギルドの鉄ランクの冒険者。18才。身長173cm、体重65kg。ピーターの双子の兄。柿色の髪に朱色の瞳をしている。バーナードからの信頼も厚い。おしゃべりな性格で調子に乗りやすい。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会は弟のピーターとコンビを組んだ。予選2回戦でバーナードとシルビアのコンビに敗北する。
風の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に風を纏わせて一撃を叩き込むか、狙いを定めて一気に風による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。
ピーター
バーナードのギルドの鉄ランクの冒険者。18才。身長170cm、体重63kg。スコットの双子の弟。スコットと同じ柿色の髪と灰茶色の瞳をしている。短気で長ったらしい話が嫌い。おしゃべりな兄、スコットを嗜めることもしばしば。魔王軍との戦いの報酬として大金貨一枚を貰った。武術大会は兄のスコットとコンビを組んだ。予選2回戦でバーナードとシルビアのコンビに敗北する。
炎の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に炎を纏わせて一撃を叩き込むか、狙いを定めて一気に炎による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。
〇ローカラトの人々
ジョシュア
町の西の通りにある運送ギルドのマスター。38才。身長は195cmの大男。体重は83kg。元魔鉄ランクの冒険者で、足のケガを理由に8年前に冒険者を退いた。物腰が柔らかで親しみやすい。夏海に槍の稽古をつけた。寛之と茉由の最初のクエストの依頼主でもある。魔法反射魔法は奥の手としてしか使用しない。直哉たちを商業都市ハーデブクまで送った。
魔法反射魔法:その名の通り、魔法を反射させる魔法。
セーラ・リラード
冒険者ギルドの東の方にある何でも屋の店主。25才。身長170cm、体重58kg。スリーサイズは89/67/91。明るい雰囲気な女性で、スプリンググリーンの髪にターコイズブルーの瞳をしている。リラード伯爵家の娘。所作が綺麗で、元王国騎士団に所属していた。8年前、クレマンという婚約者が暗殺者によって殺されたことにより、騎士団を辞めた。現在は娘のエミリーとオリビアの2人と共に暮らしている。エミリーとオリビアに駄々をこねられ、商業都市ハーデブクに行くことを許可した。
糸魔法:魔法陣から糸を繰り出し、対象を拘束したりできる。
エミリー
セーラの娘で、年齢は7才。オリビアの双子の姉に当たる。身長は121cmで、体重は32㎏。スプリンググリーンの髪を後頭部でまとめた活発そうな印象を受ける。マゼンタ色の瞳をしている。母親のセーラによく懐いている。武術大会を見るために直哉たちと商業都市ハーデブクに行くことになった。馬車の中では『豆スープの歌』を歌っていた。ハーデブク滞在中は聖美、直哉、オリビアの3人と同じ部屋に宿泊した。本選の組み合わせの写しを興味津々な様子で覗き込んでいた。本選の前日に紗希と聖美、直哉、オリビアの4人と共に街へ買い物に出かけた。本選の初日の後には料理屋ディルナンセに真っ先に突撃していった。
オリビア
セーラの娘で、年齢は7才。エミリーの双子の妹に当たる。身長は121cmで、体重は32㎏。スプリンググリーンの髪にをハーフツインテールにしており、瞳の色は母のセーラと同じターコイズブルー。本が好きで、人見知りしやすいタイプ。母親のセーラによく懐いている。武術大会を見るために直哉たちと商業都市ハーデブクに行くことになった。馬車の中では活字だらけの難しそうな本を読んでいた。ハーデブク滞在中は聖美、エミリー、直哉の3人と同じ部屋に宿泊した。本選の組み合わせの写しを興味津々な様子で覗き込んでいた。本選の前日に紗希と聖美、エミリー、直哉の4人と共に街へ買い物に出かけた。本選の初日の後には料理屋ディルナンセにエミリーに続く形で突撃していった。
〇商業都市ハーデブクの人々
マヌエーレ
料理屋ディルナンセの店長を務めている男。48才。身長は175cm、体重は67㎏。ちょび髭を生やし、バーテンダーの服装をしている。セピア色の髪をオールバックにしており、温和な雰囲気を纏っている。営業時間前に訪れた直哉と紗希、聖美、茉由、エミリー、オリビアの6人に料理を振る舞った。直哉のことをナイスガイと言った。武術大会後の打ち上げを行なわないかと直哉たちに尋ねた。パーティーではギルドの男衆にウィンクをしたりしたが、気持ち悪がられていた。バーナードを口説こうとした際には義手での攻撃を鳩尾に叩き込まれていた。
アニエス
料理屋ディルナンセの店員の女性。18才。身長は153cm、体重は41㎏。スリーサイズは77/58/82。ライムイエローの髪をギブソンタックにしている。白のブラウスと黒のロングスカート、その上から白のサロンエプロンを着用している。直哉と聖美から祝勝会についての伝言を受け取っていた。
〇スカートリア王国
クラレンス・スカートリア
スカートリア王国の王子で、八英雄のアンナ・スカートリアとクリストフ・スカートリアの息子。18才。身長171cm、体重は64㎏。短めの銀髪を揺らし、切れ長の目を持つ。服装は上下ともに白で統一されており、黒を基調としたマントを上から羽織っている。ウィルフレッドの姉であるアンナを母に持つため、ウィルフレッドの甥に当たる。ウィルフレッドには銀ランクのロベルトより強いと言われていた。本選1回戦ではバーナードとシルビアのコンビを大して傷を負うことなく、単独で撃破した。貴公子ぶったところが女性から人気。直哉との戦いに敗北したのち、過剰に攻撃したことを謝罪した。決勝戦の翌日、王都へと帰還した。
八竜剣:古代魔法の一種で、竜殺しの力を秘めた8つの属性を操る魔法剣。通常の魔法剣と違うのは刃を飛ばしたりして攻撃が出来ないこと。威力は絶大で竜の皮膚を斬り裂くほど。
ライオネル・ヒューレット
八英雄のレイモンド・ヒューレットの息子で、20才。身長195cm、体重が84㎏。クラレンスの親衛隊を務めている。オリーブ色の髪を持ち、全身を黒の甲冑で覆っている。扱う武器は大戦斧。戦闘の実力としては銀ランクの冒険者に迫るものがある。見た目に反して、動きが早い。本選の準決勝では単独で寛之と茉由のペアを撃破した。決勝では竜の力を解放した直哉に敗北した。決勝戦の翌日、王都へと帰還した。
獣化魔法:見た目を獣に変化させ、身体能力を大幅に強化する。パワーやスピードはもちろんのことだが、肉体の耐久性も引き上げる。
エレノア・レステンクール
八英雄であるフェリシア・レステンクールの娘で、レベッカの姉。身長175cm、体重は57㎏。スリーサイズは88/67/95。クラレンスの親衛隊を務めている。金髪をツーサイドアップにしており、白のローブに身を包んでいる。戦闘の実力としては銀ランクの冒険者に迫るものがある。ウィルフレッド曰くレベッカより少し胸が大きい。妹のレベッカとの連携で寛之と茉由を苦戦させた。杖術と格闘術の腕前には目を見張るものがある。寛之にあと一歩のところで敗北した。決勝戦の翌日、王都へと帰還した。
土の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に土を纏わせてを叩き込むか、狙いを定めて一気に土砂による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。また、土の硬さを使い分けることができ、多彩な攻撃ができるのが他の精霊魔法とは一線を画す。
レベッカ・レステンクール
八英雄であるフェリシア・レステンクールの娘で、エレノアの妹。身長は171cmで、体重が54㎏。スリーサイズは86/65/92。クラレンスの親衛隊を務めている。金髪をワンサイドアップにしており、白のローブに身を包んでいる。戦闘の実力としては銀ランクの冒険者に迫るものがある。ウィルフレッド曰くエレノアより少し胸が小さい。姉のエレノアとの連携で寛之と茉由を苦戦させた。風の装備を入れ替える速度が速い。茉由にあと一歩のところで敗北した。決勝戦の翌日、王都へと帰還した。
召喚魔法・風装:風の装備を召喚する魔法。装備なので武器だけじゃなく防具も含まれる。
マルケル・ガリエナ
八英雄のランベルト・ガリエナの息子で、18才。身長が176cmで、体重68㎏。クラレンスの親衛隊を務めている。戦闘の実力としては銀ランクの冒険者に迫るものがある。コバルトブルーの髪をツーブロックにしている。前腕部に籠手、鎧も付けずに紫色の闘衣を着ただけの身軽そうな服装をしている。本選の初戦では持ち前の身体能力を活かして洋介を撃破した。直哉に付加術で翻弄され、準決勝で敗退した。決勝戦の翌日、王都へと帰還した。
氷の魔法拳:拳に冷気を纏わせるだけのシンプルなモノだが、格闘術を心得ている者にとってはありがたい魔法で、触れたモノを凍らせる。
イリナ・シュトルフ
八英雄のシルヴェスター・シュトルフの娘で、18才。身長156cm、体重は43㎏。スリーサイズは78/59/84。クラレンスの親衛隊を務めている。戦闘の実力としては銀ランクの冒険者に迫るものがある。緋色の髪をセミショートにしている。装備は腰あたりに短剣が2本とブレストプレートだけ。本選の初戦では夏海を相手に圧勝した。準決勝では近接戦で紗希には勝つことができず、直哉のアシストで止めを刺され敗北した。決勝戦の翌日、王都へと帰還した。
植物魔法:地面から植物を生やすもので、主に防御の方に重点を置いた魔法。
シルヴァン・ローカラト
ローカラト辺境伯。42才。扱う武器は斧槍。魔王軍との戦いの報酬として冒険者たちにそれぞれ、大金貨一枚を贈った。
ユーリ・ローカラト
シルヴァンの子息。22才。王国では名の知れた有名な槍の達人である。ウィルフレッドに約束通り、魔人を3体討伐した報酬として大金貨3枚を与えた。
〇竜の国
ラモーナ
竜の国の姫。身長176cm、体重58㎏。スリーサイズは88/67/95。可愛らしい声をしている。ウィスタリア色のウェービーロングヘアをした雪を連想するほどに色の白い肌をしている。直哉や紗希、聖美などの知り合いを変わった呼び方をする。直哉と同様、竜の力を使用できる。使う竜の力の属性は毒。直哉の家に寝泊まりしている。魔王軍が攻めてきた一件以来、直哉へのスキンシップが増えたが、本人には迷惑がられている。ここに来た目的はローカラト付近で『賢竜の力』を感知したから。直哉から賢竜の力を持っていることを打ち明けられた。武術大会を見るために直哉たちと共に商業都市ハーデブクへと向かった。つまらないからという理由で、予選の間はラターシャと共に商業都市ハーデブクの観光をしていた。クエストを出したせいで直哉と紗希にケガを負わせたことをしおれた様子で後悔していた。ラターシャとジェラルドを連れて王都へと向かった。
ラターシャ
ラモーナの護衛を務めている。身長が181cmで、体重が62kg。スリーサイズは85/69/92。ポニーテールにしたチョコレート色の長髪に袖なしの鎧を着用している。身長より少し長めの槍を愛用している。直哉と同様、竜の力を使用できる。使う竜の力の属性は砂。直哉の家に寝泊まりしている。直哉に対して当たりが強い。魔王軍が攻めてきた一件以来、直哉を貴様と呼ばずにフルネームで呼ぶようになった。直哉から賢竜の力を持っていることを打ち明けられた。武術大会を見るために直哉たちと共に商業都市ハーデブクへと向かった。つまらないからという理由で、予選の間はラモーナと共に商業都市ハーデブクの観光をしていた。直哉と紗希に大けがを負わせたことを悔やんで、報酬を増額した。ラモーナとジェラルドと一緒に王都へと向かった。
〇その他
ジェラルド/薪苗宗正
他の7人の英雄が総がかりで戦ってもかすり傷の一つも付けられなかったほどの圧倒的な強さを誇る英雄。20年前の王国軍総司令で、魔王を討伐した張本人。ジェラルドは平民上がりの英雄として、最も人気がある英雄。取られた異名は“魔法の破壊者”。何でも近づいた魔法を破壊してしまう。17年前に消息を絶った。正体は直哉と紗希の父、薪苗宗正。背には漆黒の鞘に収められた2m近くの長さはあるだろう大太刀を斜めに背負っている。漆黒のマントにはスカートリア王国の紋章が金色の刺繍で刻まれている。武術大会決勝後の直哉と紗希の前に現れ、大空の宝玉のクエストを出したことを伝えた。ラモーナとラターシャを連れて王都へと向かった。
魔法破壊魔法:魔法を破壊する魔法。ただし、射程範囲は自分から半径1m以内しかない。
フィオナ
直哉の母親であり、夢の中に出てきていた黒竜の正体。自らの思念を直哉の魂の中に閉じ込めていた。直哉に賢竜の力を譲った後、静かに消えていった。
第5章の登場人物はいかがでしたでしょうか?
次回からは第6章『大空の宝玉編』が始動しますので、お楽しみに!
――次回「洗濯物」
更新は1/3(日)になりますので、お楽しみに!





