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Real~Beginning of the unreal〜  作者: 美味いもん食いてぇ
2章

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158/1049

27話

 


 §



 草木萌動、靡く純白の御髪。

 小さな妖精は今日もスキップを踏み、鼻歌を奏で芽吹きを讃える。


 そんな奇々怪々なリズムに付き従う、軽快な打音。


 遠慮もなく叩かれる彼の正体は、ある時は洗濯機、ある時は食糧庫、そして今日はくの字のドラム。千変万化の風雲児。


 フィニッシュと同時に、限界だったスティックがへし折れた。


「……ついた」


 ノエルが目を輝かせる先には、イルミネーションによって美しく飾り付けられた、長大な(けやき)並木。


 天の星々すら霞ませる、春宵に煌めく地の星団。


「これが日本のシャレオツ街道、表参道だ」


 明海大学にて会議が行われた、その日の夜。


 二人は目的地にした大学への道中、盛大な寄り道をしていた。



 §




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― 新着の感想 ―
最初の表現好きすぎる
[気になる点] 短くなってきているので、無理に毎日更新じゃなくてもいいです。 [一言] テンプレなようでそうじゃ無いような、とにかく面白いです
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