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田守優子くらぶ(二百文字小説集)  作者: りったんばっこん
116/177

男友達

 田守優子は私の親友。ちょっぴり変わった子だ。


 優子がまた私の幼馴染みの赤塚武君とデートをしたらしい。


 赤塚君から電話があった。ドキドキしてしまうダメな私。


「優子さんに『赤塚君は男友達』と言われたよ」


 赤塚君はとても残念そうに言った。


 複雑な思いがしてしまう。


「優子の照れ隠しね、きっと」


 私は赤塚君を励ました。


「誰から?」


 目の前にいる交際中の北野一義君に訊かれた。


「優子の彼氏」


 私は笑って誤摩化した。ああ……。

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