速度と時間と燃費
ちょっと趣旨が違うのだけれど、最近高速道路での事故渋滞にはまることが多くて書いてみた。
先々週だったかな?
5日中4日事故渋滞にはまった。
場所は違えども共通点があった。それは追い越し車線での追突事故であり、渋滞ないしは渋滞気味の場所で起きたと言うこと。
恐らくは前方不注意だろうし、ながら運転だったと思う。それを増やしているのが安全装備だとも思っているが、ちゃんと運転に集中していれば有益な装備なのだから気もそぞろで運転しないで欲しいと思う。
さて、本題に移ろう。
通勤用の軽自動車での話となるが、普通車とそう変わらないだろう。
毎日片道51kmの通勤中、40km程は高速道路を走っている。
高速道路のみで考えると、100km/hで走行すると24分で走る事ができる。
(距離÷速度×60で計算できるのは小学校レベルだったか?)
では80km/hだったら、120km/hだったらと計算すれば、それぞれ30分と20分だった。
速度違反で捕まることを覚悟してかっ飛んで行っても4分の短縮だけだ。
急いだという達成感はあるかもしれないが、たいして違いはないと思える。
交通量が増えて速度が80km/hに落ちたとしても6分ほどの遅れにしかならないのだから、無理して車線変更してまで前に行く必要も感じない。
顕著に表れるのは燃費だろう。
速度の2乗に比例して空気抵抗は増えるそうだ。
確かに90km/hを頂点に燃費に変化があるのは実際にデータを取ってみてわかった。
80km/hで23.8km/L。
90km/hで24.2km/L。
100km/hで23.1km/L。
110km/Lで21.4km/L。
一般道込みとはなるが、季節を変えて満タン法で数回は買った平均値なので、おそらく大きなズレは無いと思う。またN-BOXの時は80kn/Lの時が一番燃費が良かったので、70~90km/hが高燃費帯と言えるのではないだろうか。
ガソリン代も下がり始めたが、150円台と高値だ続いている。レギュラー80円台を知っている爺には物価上昇が実感できる値段だ。
90km/hで走った場合のガソリン使用量は4.2Lであり、110km/hならば4.8Lと0.6Lの差が出る。
150円/Lなら90円だし、180円/Lなら108円の違いだ。
スーパーに行けば缶コーヒーが80円前後で売っている事を考えれば、数分の遅れでコーヒー一杯分の燃費向上に貢献できるのだから、敢えて事故率の高い追い越し車線に出て迄速度を出す必要はないと感じるのだ。
時は金なりで1分1秒でも早く着きたいのであれば急げば良いので、そこは周りに迷惑を掛けない範囲でご自由にである。
そういった気の持ちようで自然渋滞はイライラせずに運転できている。
もっとも、2車線を塞ぐような事故となれば10km/hくらいまで遅くなるので、そういった場合は迷わず一般道を使う事になる。
すこしでも気持ちに余裕ができて事故が減るならと思って書いてみたが、もちろんコメント等は受け付けていないので、言い(書き)っぱなしなのは許して欲しい。




