50話、禅僧心海
ワンピ最新話でびっくりすることが来てびっくりしてます。(小泉構文)
「御屋形様、禅僧、心海殿にございます。」
「宇y、、、心海にございます。兵部卿様、以後お見知りおきを。」
「大内兵部卿じゃ。尼子忠臣、宇山飛騨守改め、心海。参陣大儀である。」
あ、、、、。俺の小手先の作戦が、、、、、
「兵部卿様、心海殿は嫡子右京亮に家督を譲った身にございます。どうか首までは、、、、」
「忠臣宇山の首を取ると、後に続く尼子郎党が、臣従を拒もう。心海は、儂の御伽衆の1人に。右京亮初め宇山一族は、臣下の籍を与えよう。」
あぁ、良かった。とりあえず久兼とその家族の命は保証された。
「御屋形様、尼子父子の命についてでございますが、、、、、」
「それは、この戦が終わってからよ。藤三郎、塩谷口に早う戻れ。宇山右京亮は一族を率い、菅谷口にて先陣に加らせよ。心海は、我が家臣相良遠江守率いる荷駄隊に。」
「「はは。」」
うん。心海さん、俺が何とかするって。そんな悲壮感溢れる目でみてこないで。
「おぉ!藤三郎!!やっと戻ったか!!!」
こいつの名は、杉源七郎重輔。俺と同世代で、指揮権を移行していた、杉重矩の子だ。ちなみに史実での俺はこいつに、首を取られている。
「あぁただいま戻ったぞ。源七郎。この陣は大事無いようじゃな。」
「当たり前じゃ。我が父が率いるのじゃから尼子の弱卒などに押されるわけなかろう!」
「そのとおり!伯耆守殿は、名将よ。」
今は仲良くしてるけど殺されたくないから、持ち上げとこ^^;
「本陣に、父上とお前の軍師甚太郎が待っておるぞ。あの者の知略は素晴らしい。杉家中に欲しいくらいじゃ。」
「甚太郎は、絶対にやらん!」
だって、あいつがいないと俺即死だもん。
「はっははは、言うてみただけよ。」
「誠に藤三郎殿の兵たちは優秀じゃな。」
この男は杉伯耆守重矩。大内武断派の1人であり、重臣のひとりだ。史実では、大寧寺に蓮著するものの、父との仲違いで謀殺されてしまう可哀想な人物だ。その性で重輔に俺が殺されちゃうだけどな。
「いえ、伯耆守殿のご采配が素晴らしいからにございますよ。」
「いやいや、わしは床几に座っておっただけよ。そこの甚太郎が、陣を動かしておった。その歳であの才覚。誠に素晴らしい男が藤三郎殿の元には多いようじゃ。1人くらい分けてもらいたいものじゃわ。」
「あはははは。」
「では、藤三郎様、おかえりのところ悪いですが、兵を率いてくだされ。伯耆守様の兵も加わっておるため、500程率い左衛門太夫殿に合流し、突貫してくる敵に突貫をお返しされよ」
いや、甚太郎。いろいろ押し付けたからって今は休ませてよ、、、、、、。
「ふふ、お前の軍師は人使いが荒いのぉ。」
「源七郎様は、馬の扱いに長けた200騎を率い、甚太郎様の隊に群がる兵の横をつき、離脱を繰り返されよ。」
「な!甚太郎!!お前は藤三郎の臣であろう!!!」
「わしが、源七郎を駒として使えと申しておる。」
ふ、源七郎。お前も働け。いや待てよ。てことは俺囮じゃないのか?
「左衛門太夫殿や五助殿など勇士揃いの、陶隊にございます。そんな勇士揃いの隊こそ突貫に向いておられましょう。それに、単純に藤三郎様より源七郎様の方が騎馬の扱いにたけておりますし。」
「ぐ、、、、。分かった。五助、千代丸、ついてまいれ。源七郎!!俺が敵を引きつける間に、敵に討ち取られるなよ!!!!」
「お前に言われずとも分かっておるわ!!!!藤三郎こそわしが掻き乱す前に死ぬなよ!!!」
久兼さんの隠居後の名、心海は久兼さんのお父さん久秀さんの法名心海永忠居士よ一部よりいただきました。
藤三郎くん、源七郎くんとそれなりにいい関係?を築けているようですね。
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てかいつの間にか50話でした。ここまでな長い道のりだった、、、、




