表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/106

44話、第二次月山富田城の戦い開戦






















やっと、月山富田城の戦いが始まりました。ここまで来るのに44話。ワンピースだと単行本5巻分くらいでしょうか?なんか意外と短そうだな、、、、






大内義隆(おやかたさま)率いる、5500は月山富田城に到達した。



「皆の衆、急ぎ陣を展開じゃ。まず、馬乗馬場に大蔵少輔(門田隆盛:大内庶流門田氏)。1000を率いよ。」


「ははっ。」


「大蔵少輔は、出てくる敵に対処せよ。弘中三河守(隆包)は、800を率い大蔵少輔と良い頃合で兵を入れ替われ。」


「承知!」


「藤三郎、そなたには1000の兵を預ける。城谷口に、陣を敷き敵の退路を潰せ。与力として左衛門太夫の500を率いよ。」


「仰せの通りに。」


「杉伯耆守(重矩)は、800を率い明声寺を占領。その後、藤三郎の兵が減れば随時援軍を送れ。」


「御意に。」







「御屋形様!御屋形様!!文にございまする!!!」


ん?文?誰だ?まさか尼子晴久怖気付いたか?


「修理太夫からか!?」


「いえ!!吉見式部少輔(正頼)様よりにございます!!!!」


「式部少輔か!!早う持ってこい!!」


伝令兵が、義隆に文を手渡す。


「式部少輔と、毛利少輔次郎(元就)が、安芸方面の、尼子軍を破り月山富田城までもうすぐとの事じゃ!!!」


よしっ!!謀神の力が!!!!!






諸将は、陣を敷き終わり、また本陣に戻ってきている。


「吉見様、毛利様、ご着陣にござる!!!」


「式部少輔、少輔次郎!よくぞ参った!!!」


「御屋形様が、尼子を征伐しておられると聞きましてな。いても立ってもいれず、兵をあげた迄にござる。」


「うむ。安芸兵は、いかほどおるのか?」


少輔次郎が口を開く。


「式部少輔殿が率いる2000、某の1000にござる。某の1000のうち500は、尾張守殿へ援軍として我が次男元春を向かわせてござる。」


え?なんで毛利元就が自主的に父に兵を送んの?おめぇアンチ隆房じゃなかったんか?


「ふふ、吉田郡山の恩返しか。良き心意気よ。そなたらには、城谷口の西に陣を敷いてもらいたい。兵数は、500ずつじゃ。すまぬが、あとの500は、他の隊に振り分けたいのじゃが、、、」


「「お易い御用にござる!」」


「かたじけない!!では、皆の衆、兵糧攻めじゃ!!!我らは、遠江守よりの荷駄兵が、おるが敵にはおらぬからな。そのうち敵も城を脱しよう。それを引っ捕え、憎き尼子嫡流を廃すのじゃ!!!」


「「「「「「「応!!!!!!!!!!」」」」」」」







挿絵(By みてみん)


内藤隆世→門田隆盛





頑張れ!藤三郎くん!!!!



評価、感想、いいねお待ちしております!!


ご指摘、ご助言も、して頂けると助かります!!!


誤字報告も、大変ありがたいです!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] そう言えば隆房と元春って義兄弟でしたね 歳も案外8歳しか違わないって言う 陶隆房って大大名の陸軍元帥的な立ち位置なのでそれなりの年齢なのかと思いきや 実は享年33歳・・・ 大寧寺で30歳、月…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ