44話、第二次月山富田城の戦い開戦
やっと、月山富田城の戦いが始まりました。ここまで来るのに44話。ワンピースだと単行本5巻分くらいでしょうか?なんか意外と短そうだな、、、、
大内義隆率いる、5500は月山富田城に到達した。
「皆の衆、急ぎ陣を展開じゃ。まず、馬乗馬場に大蔵少輔(門田隆盛:大内庶流門田氏)。1000を率いよ。」
「ははっ。」
「大蔵少輔は、出てくる敵に対処せよ。弘中三河守(隆包)は、800を率い大蔵少輔と良い頃合で兵を入れ替われ。」
「承知!」
「藤三郎、そなたには1000の兵を預ける。城谷口に、陣を敷き敵の退路を潰せ。与力として左衛門太夫の500を率いよ。」
「仰せの通りに。」
「杉伯耆守(重矩)は、800を率い明声寺を占領。その後、藤三郎の兵が減れば随時援軍を送れ。」
「御意に。」
「御屋形様!御屋形様!!文にございまする!!!」
ん?文?誰だ?まさか尼子晴久怖気付いたか?
「修理太夫からか!?」
「いえ!!吉見式部少輔(正頼)様よりにございます!!!!」
「式部少輔か!!早う持ってこい!!」
伝令兵が、義隆に文を手渡す。
「式部少輔と、毛利少輔次郎(元就)が、安芸方面の、尼子軍を破り月山富田城までもうすぐとの事じゃ!!!」
よしっ!!謀神の力が!!!!!
諸将は、陣を敷き終わり、また本陣に戻ってきている。
「吉見様、毛利様、ご着陣にござる!!!」
「式部少輔、少輔次郎!よくぞ参った!!!」
「御屋形様が、尼子を征伐しておられると聞きましてな。いても立ってもいれず、兵をあげた迄にござる。」
「うむ。安芸兵は、いかほどおるのか?」
少輔次郎が口を開く。
「式部少輔殿が率いる2000、某の1000にござる。某の1000のうち500は、尾張守殿へ援軍として我が次男元春を向かわせてござる。」
え?なんで毛利元就が自主的に父に兵を送んの?おめぇアンチ隆房じゃなかったんか?
「ふふ、吉田郡山の恩返しか。良き心意気よ。そなたらには、城谷口の西に陣を敷いてもらいたい。兵数は、500ずつじゃ。すまぬが、あとの500は、他の隊に振り分けたいのじゃが、、、」
「「お易い御用にござる!」」
「かたじけない!!では、皆の衆、兵糧攻めじゃ!!!我らは、遠江守よりの荷駄兵が、おるが敵にはおらぬからな。そのうち敵も城を脱しよう。それを引っ捕え、憎き尼子嫡流を廃すのじゃ!!!」
「「「「「「「応!!!!!!!!!!」」」」」」」
内藤隆世→門田隆盛
頑張れ!藤三郎くん!!!!
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