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27話、毒

僕がはまっている、石田三成の小説を書いてらっしゃる狸寝起様の、忍の「」を参考にさせて頂きました。






勝手にパクっていいのでしょうか?え?いいのかな?うん、どうだろう。だめなのかな?









「小猿、参れ。」


’小猿、参上いたしました。’


「尼子への潜入は可能か?」


’頭、保長が独断で密偵を放っております。’


勝手に密偵放ってるのいいの?俺頼んでないけど。まぁ、仕事ができるんだしいいか。


「尼子の切り崩しを行いたい。尼子は、尼子精鋭の新宮党の主、尼子国久らの増長により、当主晴久との、二頭政治となっておる。もちろんそれを晴久はよろしく思っていない。そしてだ、そなたたち忍衆には、新宮党、叛意ありとの噂を流して欲しい。」


’御意。’


「あ、待て、小猿。そしてだ。この書状を、尼子晴久の元へ届くようにして欲しい。しかし、あくまでも『たまたま』晴久の手に渡るように仕向けて欲しい。できるか?」


’お易い御用にござる。’


「では、頼んだぞ。」


小猿が、闇へと消える。





ふぅ、これで尼子家中が、内乱状態になってくれれば良いが、、、、




だが、まだ戦が始まると言っても時間がある。


それまで、じっくりと毒蛇のように毒で蝕んでやる。




俺の直下兵は、200。しかし、工作兵50と忍衆50は戦闘には直接参加しないので実際動かせるのは100か。それに、徴兵する農兵を合わせると500が限度か?末武父子の兵も100程度で合わせて600程になるか?むりには徴兵はしたくない。やはりその程度だろう。



それにしてももっと動かせる直下兵団を増やしたい。2、3年もすれば塩水選と、改良型塩浜の効果で大分収入が増えるであろう。海浜はひと月もすれば効果が出るか?更に、工芸品を作り出していき、経済的に発展させていきたい。波の少ない瀬戸内海を利用した養殖もいいな。現代では広島の宮島の牡蠣なんかが有名だ。やはり、経済の発展で手一杯のため、主家大内には長く存続してもらいたいものだ。




ーーーーー数日後・隆護私兵、農兵軍事演習ーーーーー



「兵たちよ!もう1年程すると、尼子との戦が始まる!気を引き締めて訓練に挑むのだ!!!」


「「「「おお!!!!!」」」」


「藤三郎様!甚次郎も、戦にでとうございます!」


「はあ、また甚次郎か。何度言ったらわかる。戦には出せん」


「甚次郎は演習でも兵を率いております!」


「しかし、甚次郎、おまえが居ねば誰が若宮城を守るのだ?誰が我が妻をまもる?」


「う、、、」


「俺が戦に出てるあいだはどうか、妻を頼む。」


「この甚次郎にお任せくだされ!」


うん。扱いやすい。

や、やばい。小説書くのに夢中になって彼女に返信してなかった。怒られる→浮気疑わらる→最悪息子が切られる。はあ、、、





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