20話、元服するぜ!
創作意欲が止まんねえ。
止まんねえよ!脳汁ドバドバだよ!
戸を開けるとそこには、1人の女が待っていた。
「陶五郎様、相良遠江守武任が一人娘にて、大内家侍女、舞にございます。本日は、この舞がお着替えを担当させていただきます。」
うん。これは誰の仕業か?あ、もしや、あの主か。
「陶五郎である。かたじけない、舞殿。」
舞が着々と俺に服を着せていく。
「では、直垂に腕をお通しくださいませ。」
「うむ。」
着替えさせてもらい、立ち上がる。
「御屋形様から、共に八雲神社まで行くようにとおうせ使っております。」
「ん、あ、そうですか。では、共に参りましょう。」
ん?なんか、今気づいたが舞、やけに白い服を着ているが気のせいだろう。
ーーーーー八雲神社ーーーーー
「では、五郎様は、神殿に。舞姫様はあちらの館でお待ちください。」
あ、ここで別れか。舞も、元服の裳着か?
神殿に入ると、髪を結われ、御本尊の前へと連れてゆかれる。
御本尊から見てずらーっと男たちが座っている。
お公家さんも座っている。ん?1人見たことがない男がいるが誰だろうか?
大内兵部卿義隆の手には、烏帽子が。
「この大内兵部卿義隆が、烏帽子親を務める。陶五郎、そなたは、陶の次期と当主として、自覚を持ち、大内の将の1人として、これから勤めよ。そして、陶五郎の名を捨て、通称を、藤三郎、諱を隆護と名乗れ。」
「ははっ!陶藤三郎隆護、大内重臣の末席として、大内兵部卿様を初めとする、大内家お歴々をお支えしまする。」
「うむ、そなたには期待しておるぞ。」
「では、皆の者、次じゃ!舞姫と女共を呼んで参れ。」
はい、今から何が始まるのでしょうね。僕には分かりません。みんな勘づいてるって?
???「勘のいいガキは嫌いだよ。」
通称は、なんか適当にノリで考えました。諱は割ときちんと考えましたよ^^史実での藤三郎さん、諱を長房と言いました。これは大寧寺の変以後、大内当主となる、大友宗麟の弟義長の偏諱を受けているのですが、この時点での大内当主は大内義隆。「義」は将軍家からの偏諱で恐れ多い為、義隆からは「隆」をそして、父親が陶氏でよく使われる房が何に入っているため、他にも使われて、武力つよつよ武将だった、藤三郎さんのひいおじいさん陶弘護さんから一字拝領して、「隆護」という諱を考えつきました。
今後とも若武者陶藤三郎隆護さんをよろしくお願いします。
感想、評価頂けたら嬉しいです。
誤字報告して頂けたら助かります。
あぁ、21時に間に合わなかった。あとがきが長すぎたせいだ。




