8月8日号『これがプロの仕事だと思う』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
高校野球と時を同じくして開幕されました『リオデジャネイロオリンピック』
メダルラッシュに沸き立ちながらも、
魔物が棲んでいると称されているように、初戦で敗れる選手もいらっしゃいます。
『勝負は時の運』とは昔からよく言われていますが、
その残酷さをまざまざと見せ付けられるのがこの大会なのでしょう。
相変わらず特定の競技に関しては、
メダルを取ってもニコリともしない選手を観て、
『金メダル以外はメダルじゃない』という風潮の根の深さを見たような気がして、
その異様性に首を捻りたくなったのは言うまでもありませんが……
そんな中で、
「これがプロとして当たり前の事なんだけど……」と思う節があったのです。
それは、開会式より前に既に予選が始まっているサッカーにありました。
私自身、サッカーに関しては門外漢ですので、
4-5での敗戦で始まった緒戦に、
「守備がザルすぎるんじゃないの?」が半分「4点も取れたんならいいじゃん」が半分でした。
そして今日の2戦目は、通して観ることは適わなかったのですが、
運良くゴールシーンを観ることができまして、
どうやら決勝リーグまで駒を進められる可能性も残されているとか、
あまり多くは望めない球技ですので、気楽に観られそうな感じがします。
そこで初めてプロの技術を感じることができたような気がします。
もちろんプレイしている選手は、
海外を含めプロサッカーの世界で活躍している選手ですので、
プロの技術を堪能することができているはず……
実は注目しているのは選手ではないのです。
個人的に注目しているのは『実況』です。
よくあるサッカーの日本代表戦での実況ではこういう事がよくあるのです。
『選手の名前を覚えていない』のです。
何を言っているのだろうとお感じの方にもう少し噛み砕きますと……
日本代表の選手の背番号と名前はちゃんと覚えているものの、
『対戦国の選手名を覚えていない』のです。
よく耳にするのは、
「○(数字)番の○○○○○○○○、○(数字)番の○○○○○○○○」と
背番号と連動して名前が出てくるケースが大半です。
解説の方が加わるともっとぐちゃぐちゃになります。
「おいおい!ファールじゃないの、あの○番!」
「○番が詰めに来てるんだから、ちゃんと○○(日本代表選手名)がつかなきゃ!」
最早「これがプロの実況?」と眉を顰めてしまうものばかりでした。
そんな実況に慣れてしまったのか、
今日のちゃんと相手国の選手の名前が頭に入っている聞きやすい実況に、
「これが本当のプロの仕事だよなぁ…」と感服すると同時に、
これまでの酷さに慣れすぎていたんだなぁと苦笑いを浮かべておりました。




