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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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3452/3461

26年2月4日号『ノスタルジックにセンチメンタル』

 貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。


 立春でございます。

とはいえ冬の名残が

たっぷりと残っている初日に、

寒くないわけがないと

警戒を怠らなかったわけですが、

何ですか、この暖かさ、

もといこの(ぬく)さは……

リハビリパンツと

尿取りパッドを2点買い込み、

1つをバックパックに入れて背負い、

残りを両手で持って

坂道を登りながらの30分は

いい運動代わりどころか

根気を試される拷問になり、

防寒対策で着込んだインナーが

仇となって、面会に臨む時には

汗だくで気持ち悪いのに加え、

最後の登り坂の途中で

乗るかどうか迷って

乗らなかったバスに追い抜かれて

(いたづら)に徒労感を

積み上げただけという有様。

どうして父の入院している病院に

直行するバスは1日数本で、

後発で建設された病院の方が

ひっきりなしに

バスが走っているんだよと

嘆き節の1つも言いたくなります。


閑話休題(それはさておき)……


 奈良市の我が家に土着して40年、

小・中学校も

この校区で過ごしてきました。

当時は個人情報は軽視され、

卒業アルバムの最後のページには

卒業生の住所が書かれています。

ということは、

当時の同級生の家を訪ねることも

造作ではないわけです。

今でこそいじめの報復は

デジタルタトゥーが主流で

ダークヒーローを自認する

アカウントによって

虐めの現場を録画された動画を

SNSで公開して社会的抹殺するのが

報復手段として

確立されつつあるのを

問題視されていますが、

当時シビアないじめに遭った

逸般人なら、アルバムの住所から

自宅に赴いて物理的な報復に

走ることだって可能です。


 少し話が逸れました。

何時も歩いている道すがらで

同級生の表札が出ていれば

「あいつ元気かなぁ……」と

懐かしさに思いを馳せますし、

同じ建物なのに

表札の名前が変わっていると

「住み替えかぁ……

 まぁ、年齢を重ねた

 親御さんにとっては

 2階建ては住みにくくなるから

 仕方ないよなぁ……」と

勝手に変わりゆく住環境に

思いを馳せることもありますが、

近頃どうにも感傷的になるのは、

確かここは同級生の家だったはずと

通りかかりますと

跡形のない更地になっている。

状況は住み替えと似ており、

退居の際に代わりに

済んでくれる人がおらず

誰も住まないのに

固定資産税を支払うのが

勿体ないから取り壊す選択をした。

考えは至極真っ当ですが、

唯一持っていた

ファミコンソフトを求めて

遊びに行って熱中した

思い出が浮かびますと

それをも取り壊されたようで

複雑な思いを抱えるのです。

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