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姉が姉なら妹も妹

「オーリさ……いえ、オーリ先生。」


おや、ソフィーお嬢さん。


『そふぃー!』

『ソフィー』


「アイナちゃん、テトラく……さん?久しぶりね」


中性的やもんね、さん付けが無難です。


喋れたの?等と会話を交わした後、


「お久しぶりです……申し訳ありません、本来は私が姉さんの暴走を止めなくてはいけない立場なのに……。」


と、本当に申し訳なさそうに謝られました。


ソフィー悪くない、悪くない。(大事なことなので二回言いました)

悪いのはエヴァーだから。


何故ソフィーがここ(学園)に居るかって?



新入生だよ!



まさかの迷宮学園入学って何てこった!


見聞を広めるため云々でここに入学する事になったとか何とか(エヴァー情報)


……広まる?


まあ、あれだ、エヴァーも居るし?安心?って事ですよ?

安心……は、まあ……(目を逸らす)



「オーリ先生のお陰で大惨事にならず助かりました。本当、

オーリさんが兄だったら良いのに。」


うふふ、とソフィーが笑う。


「いやあ、俺なんかじゃ兄は務まらないよ。」


ははは、と笑い返す。


「ご謙遜を」


「本心だよ」


「うふふふふ」


「ははははは」


和やかな笑いのやり取りをしていたら近くにいた新入生がそっと目を逸らしおった。



どーしたのかな☆


そんな汗だらだらで……調子でも悪いのかねっ☆



「オーリ……ソフィー……どうしたのだ、何か、あの……ヤバいオーラが……いや、何でもない。」


エヴァーさんったら!青ざめながら目を逸らしてどうしたんだい?


風邪かな?


何とかは風邪をひかないは迷信だったのな!



それはさておき



「ソフィー、グループは作れそう?」


または入れそう?


お姉さん(初期)と同じ感じの距離感をクラスのメンバーから感じるんだが。


お姉さんは残念だって知られてからグンッと距離感縮まったけどな、ソフィーさんは結構真面目だからなぁ……こう、親しみを感じさせるギャップ?的なのがだな……


てかそういやソフィーさんには付き添い(ルナみたいな)は居ないのね……

姉と違って優秀だから、サポートメンバーは不要だったのかね。


「……まだ、その……何とも……」


しょんぼりと困ったお顔ですね。

こういった表情見るとまだ幼いんだよな〜って思います。


魔族の特性上、外見は大人だけどね。

姉のせいか性格も大人だけどね。



そんなソフィーさんにオススメ物件、ならぬ人員がいるんだが。


「ノイン様と同じクラスだよな?あのお姫さんなら……まあ、オススメ?だよ?」


魔族に興味津々だろうし物怖じしないし、地位もあるし?


それにクラウスが誰と組ませるか悩んでたんだよな。


ソフィーさんだったら意外と能力値高いから……組ませるメンバーとして申し分ないかも。

それにイザってときにボディーガードしてくれるかもって思っ(ry


てかエヴァーはハンマーでソフィーは片手斧の二刀流が武器って……武器って……



やだ、忘れてた、この子等姉妹だったわ。






姉がぶっとび過ぎてて気付きにくいけど妹も妹で意外とぶっとんでるよね(真顔)

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