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連携確認してみましょ

「とりあえず二人にも冒険者になってもらって、五人一組の戦い方勉強する?」


「冒険者?」


「私たちで言う狩り人の事でございます。」


ルナはこちら側の勉強してるけどエヴァーはこちら側に疎いのかね。


って何で俺リーダー的な立ち位置なんやろか。


イナンナもクラウスもそれが当たり前的な反応してっけど、リーダー的なキャラじゃねえよ?

お前さん等より冒険者生活長いだけで。



まあ何とか冒険者ギルドには登録しました。

職員さんがガチガチで手続きなさって下さいましたが。


うむ、皆でクエスト受けるのは良いけど…どうしよ。

俺はA、クラウスは最近DになりイナンナはE。んで登録したばかりの二人はF、かぁ…


能力的にはある程度の魔物は殺れるんだよね、この二人…

でも能力と戦闘は別物だし…てか俺、戦闘ずっとソロだったから組んで戦えるかな…


お、サイクロプス討伐はどうかな〜

サイクロプス一体、C級ならイケそうな気がする!


「所で…俺は刀と水雷風魔法、あと回復使える。

イナンナは弓、クラウスは剣と火魔法使える感じなんだけど…二人は?」


「私は水魔法がメインですが他の魔法も使えます。武器はナイフです。」


「我は火魔法と回復魔法が使える。武器は鞭だ。」


知ってるけど。


普通は知れないから一応聞かないとね〜


「んじゃー…ルナはイナンナと後衛、エヴァーは中衛、俺とクラウスが前衛って感じでおーけー?」


全員が頷いた。


何これ俺リーダーみたい、超ウケるね!


いや、消去法で俺リーダーになるしかないんだよな、これ…






――――――――――






石の棍棒を刀で受け流す。

切断できるとは思うが刃が傷付いたりしても困る、スペアが無いし…


どこかに売ってないかな〜なんて考えながらサイクロプスの腕に一太刀浴びせた。


クラウスが足を狙いルナとエヴァーがもう一方の腕を狙う。そして後方からイナンナがサイクロプスの一つ目を。


ぶっちゃけサクッと殺ろうと思えば殺れるんだけど、今回はチームの連携見たいからね。

意外とバランスは良いな…エヴァーは回復魔法使えるけど戦闘中に使用すんのは不慣れか。


訓練で慣らすしかねーな…しばらくは多めに回復薬を買ってイナンナに使ってもらうか。


矢がサイクロプスの目を貫く。


前方に傾いたサイクロプスの首筋に刀を叩き込んだ。


首が吹っ飛ぶと同時に魔石に変化する。


落ちた魔石を拾い魔法袋に入れた。

イナンナ達を見るとワイワイ楽しそうに会話していた。順応早いね君達。


ところで


「依頼書には一体って書いてあったのに何で五体も出現したんだ…」


5連戦でした。


「何でだろーなー」


………そういやあコイツ魔物とのエンカウント率高いんだよな………






え?俺もエンカウント率高いって?

まっさかー、ソンナコトナイヨー………よね?

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