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834話 硬度

ブラジルクロアチア戦を観ましたがクロアチアすごかった。

朝起きたらもう一試合もPKでした。

ここまで来たらどの国も強い。



あいりさんの一撃が、敵モンスターの脚を捉えその一本を切断する。


「キシャアアア」


メタルスパイダーが威嚇音を出しながら、メタルネットをあいりさんに向け放ってきたので、俺はあいりさんの前に立ち両手に持つ剣を振るいメタルネットを叩き落とす。


「海斗、助かった。いやあああああ〜! 『斬鉄撃』 『ダブル』」


あいりさんが、追撃をかけメタルスパイダーを斬り裂き消滅させる事に成功した。

ベルリアも既に敵を倒しており、四体のメタルモンスターをうまく倒すことができた。


「海斗さん、さっきの戦いかなりよかったんじゃないですか?」

「うん、この白麗剣、十分この階層のモンスターにも通用しそうだ」

「やはり、その剣なかなかの物だな。私も機会があれば店主に依頼してみてもいいかもしれないな」

「あいりさんにはその薙刀があるじゃないですか」

「近接専用に薙刀の補助的な刀があってもいいかと思ってな。まあなにか良い素材が手に入ればだが」

「あいりさん、刀もいけるんですか?」

「私は大体の武器なら扱えるぞ。元々一人で潜る事を想定して薙刀にしただけだからな」

「そうなんですか」


あいりさんといえば薙刀だが、以前家が武道場だと聞いたことがあるので納得だ。


「マイロード、その純白の刀身が素晴らしいですね」

「ベルリア、やらないからな」

「……わかっています」


ベルリアはいつも通りだけど、そもそもベルリアが手にする牛魔刀は片手で扱えるようなサイズではないので、たとえ白麗剣を手にしたとしても使う機会はないはずだ。

俺たちは落ちている魔核を拾い、ダンジョンを先へと進んでいく。

その後何度かメタルモンスターを倒しながら、順調にマッピングを進めていく。

最初の戦闘では気を張っていたのもあり気が付かなかったが、何度か戦闘を繰り返しているうちに問題が出てきていた。

白麗剣の強度は問題ない。

問題はそれを扱う俺の身体だ。

メタルモンスターを斬るたびに結構力を入れている実感はあったが、繰り返すうちに手首と肩の関節が痛くなってきた。

技量があればもっとスムーズに斬れるのだろうが、今の俺では力押しになってしまうので、白麗剣の硬さに身体の強度が負けてしまっているのだろう。


「ベルリア、悪いんだけど『ダークキュア』を頼んでいいか」

「もちろんです。腕でしょうか?」

「わかるか?」

「はい。やはり扱いには慣れが必要かと。それでは腕をお出しください。『ダークキュア』」

「助かったよ。ベルリアは大丈夫なのか? 牛魔刀も白麗剣に負けず扱い辛そうだけど」

「はい、もちろん大丈夫です。この鍛えた身体と技があればどんな武器であろうと問題ありません。マイロードも私と訓練を繰り返しているのですからじきに慣れますよ」


白麗剣もそうだが牛魔刀の大きさから考えて、扱う者の身体への負担は相当なものだろう。

それをなんでもない様に扱っているベルリアはすごい。

普段、色々とやらかすが、戦闘技術については尊敬に値する。

折角の武器に技量と身体がついてこないのでは勿体ない。

平日におこなっているベルリアとの訓練の時間も少し増やす必要があるかもしれない。

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