表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/987

第83話 魚群探知機

俺は今、探索者ギルドに来ている。

トビウオの大群を仕留めたあと、今のメンバーなら問題ないが、このままK-12のメンバーで土曜日に潜る事は難しいと感じた為、アドバイスを求めてギルドまで戻ってきたのだ。

いつものように日番谷さんのところに並ぶ。


「あの、魔核の買取お願いします。」


そう言って8階層で取れた魔核を全部カウンターに出した。


「全部で23個ですね。こちらの20個が1個2000円です。残りの3個が1個2500円になります。」


「わかりました。それでお願いします。」


トビウオの大群のおかげで47500円にもなった。結構効率よく儲かったのでテンションが上がる。


「高木様、他のパーティメンバーには分配しなくても大丈夫ですか?」


「え?今日は一人で潜ってたんで大丈夫ですよ?」


「そうでしたか失礼いたしました。見たところ8階層の魔石ですのでパーティで潜られたとばかり思ってしまいました。お一人で8階層を潜られるとは大丈夫でしたか?」


「ああ、なんとか一人でも行けました。ただ水場からモンスターが突然現れて襲ってきて心臓に悪いので、なんかいい方法があったら聞きたいと思って。」


「そうでしたか。」


「他の探索者の方達はどうしてるんですかね」


「そうですね。いくつか対策がありますが、まず一番有用なのは探知系のスキルですね。ただ購入する場合は非常に高額です。人気のあるスキルなので3000万円はします。」


「3000万円ですか。無理ですね。」


「次に現実的な対処法として多くの探索者の方が使われてるのは魚群探知機ですね。これもいくつかタイプがありまして、紐がついていて投げ入れるハンディタイプと、ドローンを飛ばして着水させるタイプに分かれます。ハンディタイプのものは値段は安いのですが、手で投げるには近づかないといけませんので、釣竿を持ち込んでキャストするという手もあります。ドローンタイプは遠隔で飛ばして着水させることができるので、安全面ではこちらをお勧めします。最近は小型化されておりますので持ち運びも苦にならないかと思います。ハンディタイプは釣り具店にもあると思いますがドローンタイプはダンジョンマーケットで売られてますよ。」


「ちなみに値段はどのぐらいしますか?」


「ハンディタイプの投げ込み式が3万円ぐらいで、ドローンタイプは20万円ぐらいしますね。」


「う〜ん。結構しますね。ドローンタイプだと今日の分だけじゃ足りないですね。ありがとうございます。」


正直やすい方に惹かれる。自分一人で潜る用なら、迷う事なくハンディタイプ一択だろう。しかし、今回はパーティメンバーがいる。俺以外はみんな女の子なので、できる限りリスクを減らしておきたい。

ドローンタイプだな。もう明日の探索で稼ぐしかない。今日の分を差し引いて15万円。1日の稼ぎとしてはかなり高額だがやってやる。


次の日俺はハンターと化している。

手段を選んでいる余裕はない。

シルに出来るだけ魚群らしきのを探してもらって『鉄壁の乙女』の中から魔核銃を乱射してとにかく魔核を回収する。

途中、魚群ではなく巨大なウーパールーパーのようなものが出現し、姿にちょっと油断していると溶解液を吐き出してきて、危うく骨だけにされるところだった。やはり8階層は甘くない。


その他にも角の生えた巨大な魚や、巨大なカワウソの様なモンスターも出たりした。

どちらのモンスターも『鉄壁の乙女』に阻まれて相手にならなかったが、明日、相対したら結構な難敵だろう。

この階層はモンスターの種類が今までで一番多いかもしれない。

狩って狩って狩りまくる守銭奴ハンターになりながらも、結構遅くなったので今日は帰ることにする。

明日、朝一で換金して、ドローンを買ってからメンバーと合流することにしよう。

きっとみんな喜んでくれるはずだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  ▼▼▼ 文庫版 画像をクリックすると紹介ページにアクセスできます ▼▼▼  
表紙絵
     ▼▼▼クリックするとアニメ公式ページにアクセスできます ▼▼▼  
表紙絵
― 新着の感想 ―
何で勝手に貢ぐ感じでいるんだろう パーティーで決めれば良いのに… もしかしたらお金持ちパワーで解決してるかもだしなぁ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ