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第20話 ルシェリア

2匹目のドジョウ

いや、2枚目のサーバントカードを手に取り、表示されているサーバントをおそるおそる確認する。


「ううー !」


「たのむー!!」


二度目でもやっぱり緊張する。


「おおー!!!」


「きたー!!!」


そこにあったのは、


濡れ羽色の黒髪に、漆黒の闇を湛えるような黒い目をした、ナイスバディの超絶美女だった。


種別 子爵級悪魔

NAME ルシェリア

Lv1

HP 70

MP 120

BP 130

スキル 破滅の獄炎 侵食の息吹

装備 魔杖 トルギル 魔装 アゼドム


間違いなく、超絶美女だが、種別を見て引いてしまった。


「子爵級悪魔??」


ゲームの世界には結構出てくるので、何を意味しているのかはわかる。

ステータスを見ても、シルに比べると少し劣っている印象を受けるが、MPにおいてはシル以上。

装備を見てもいわゆる、魔法使いタイプなのだろう。

かなり優秀なサーバントなのは間違いない。

まず間違い無く当たりだろう。おまけにナイスバディだし。


ただ 悪魔って召喚しても大丈夫なのか?

呪われたり、取り憑かれたりしないのか?

悪魔=悪

サーバントとはいえ、言う事聞いてくれるのか?


正直、不安しかないので俺はまた、探索者ギルドへ向かった。

前回と同じように 日番谷さんがいるのを確認すると、


「魔核売りたいんですけど。」


「かしこまりました。」


「あとちょっと聞きたいんですけど。」


「はい、なんでしょうか?」


「サーバントカードのことなんですけど。」


「はい。そういえば以前もゴッズ系のカードの話を聞いてこられましたね。」


「あー、覚えてました?」


「はい。結構記憶力はいい方なので。」


「えーとですね。今度はゴッズ系じゃなくて、悪魔系のカードってあるのかなーと思って」


「はい。ありますよ。あまり使いたがらない方も多いので、ある意味ゴッズ系よりも 珍しいかも知れません」


「デーモン系と言われるサーバントカードです」


「へー。デーモン系ですか。呼び出すと取り憑かれたりとか、呪われたりとかしますかねー」


「確かに報告では ごく稀に呪われたと言う事例 はありますが、ほとんどの場合は問題ないようです。」


「へ、へぇ 呪われるってどうなったんですか?」


「報告では7日後に所有者の探索者が亡くなったそうです。」


「亡くなったんですか!!」


正直動揺してしまった。怪しまれてないだろうか。


「はい。でも本当に稀なケースですよ」


「そうですよねー」


「ちなみに価格ってどのぐらいになりますか?」


「そうですね。ゴッズ系ほどの人気は無いですが、オークションだと、やはりレアカードになりますので男爵級でも1億円以上になると思われます」


「す、すごいですね」


「珍しいカードですからね。」


「ありがとうございました。」


俺は魔核の代金 15450円を受け取って、素早く立ち去った。


日番谷さんは前回同様、有用な情報を教えてくれた。


今回のポイントは2点だ。


男爵級悪魔カードで1億円以上とのことなので、俺の手に入れた子爵級カードはそれ以上、2億円にはなるだろう。


もう一点は、呪われて、死ぬかもしれないという事だ。


「うーん」


「2億円かー。シルの時の10億よりは安いけど、すごい額だな」


「贅沢しなければ一生食べていけるな。」


「おまけに稀に呪われるのかー。死にたく無いなー。」


「うーん」


「誰がどう考えても売るべきだ。売る以外の選択肢はない。」


「よし決めた。 使おう」


俺はシルの時と同じで、頭がおかしくなってしまった。


やはり夢とロマンの厨二夢は無敵だった。


二億円や死のリスクぐらいには負けなかった。


決意の俺は、黒髪のナイスバディ超絶美女を夢見て カードを額に当て『ルシェリア』と念じた。


いつもありがとうございます。

ジャンル別日間7位です。

ありがとうございます。

日間5位の壁があるようで厳しいですが頑張ります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 口では嘘ついても体は嘘をつけないやつだ
[良い点] まぁ、あれだな。 登場人物も少ないし主人公が少しお馬鹿さんぐらいでないと、話が進まないよね。
[気になる点] この話に限らず、同じ人物が話してるのに「」を多様してる為に、誰が話してるのか分かりにくい部分がある。 普通「」で誰かが話して、間に文章が入らずに次の「」になったら別のキャラのセリフだ…
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