239.理不尽
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
すべてを捨て、ガイアスは奈落に落ちてきた。
「グッ……!」
ガイアスはその場にしゃがみ込んでしまう。
「なんだ……からだからちからが……抜ける……」
まともに立っていられず、ガイアスは地べたに崩れ落ちる。
「なんだ……これは……体の中から……なにかが抜けていく……」
体の中の暖かなものが、迷宮の床にふれた途端に、そちらへと伝播していく……。
否、ガイアスの中の何かが、外へと抜けていっている。
「魔力……そうだ。魔力が、抜けていく……! この迷宮は……魔力を奪っていくのか……!」
ここ七獄は五感を奪うだけではなかったのか……。
ふと、ガイアスは思い出す。
「……そういえば、兄さんは言っていたな。ダンジョンの地下へ行くほどに、魔素は濃くなるって……」
魔力の原料たる、魔素。それが地下では濃くなるという。その理由については、聞いてなかった。
ガイアスは、身をもってその理由気付く。
「この地下にいる生命から、魔力を奪い、魔素に変換してるからか……」
ガイアスは五感を封じられ、弱体化をかけられ、さらに……彼に唯一の残った武器である魔力さえも奪われた。
完全に、すべてを失った状態である。
だが……。
「だから……なんだ……こんな理不尽……日常茶飯事だったじゃあないか……!」
ガイアスはぐぐぐっ、と体に力をこめて、立ち上がる。
そう、理不尽の権化である、兄が今までずっとそばにいたのだ。
あんな理不尽の塊と比べたら、今の状況なんてどうということもない。
「……いこう」
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