237.大いなる試練
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ガイアスは、神眼を使いこなすために――
魔王ヴェノムザードとともに、訓練へと向かっていた。
彼らがやってきたのは、ゲータ・ニィガにある、とあるダンジョン。
「ここは……なんじゃ? ダンジョンかの?」
ヴェノムザードが目を細める。
「ここは《七獄》の一つ――高慢のダンジョンです」
「……なるほど。世界最難関のダンジョン群、その一角というわけじゃな」
この世界には、無数のダンジョンが存在する。
その中でも特に凶悪な七つを、人々は“七獄”と呼ぶ。
ここは、その一つ――“高慢のダンジョン”。
「このダンジョンには、挑んだ者の“五感”を奪う特性があります。さらに、隠しルートを使えば……最下層からスタートできます」
「……つまり、五感を奪われた状態で、最難関を単独で踏破するつもりか?」
「ええ。それと……ヴェノムザードさん。ボクに【弱体化】を限界までかけて、レベル1状態にしてください」
ヴェノムザードが、一瞬だけ訝しげな顔をする。
その提案は――常識的に考えれば、自殺行為だ。
五感を封じ、レベルを初期化し、最下層からスタートするなど――正気の沙汰ではない。
「……なにか、考えがあるのじゃな?」
ガイアスは馬鹿ではない。
かつてユリウスの側にいたヴェノムザードだからこそ、彼の本質を理解していた。
「はい。ボクは一度、全部を捨てる必要があるんです。いまのボクを支えてる“獲得物”を、いったん……ゼロに」
それだけで、魔王には十分だった。
うなずき、黙って手を掲げる。
ヴェノムザードの魔力がガイアスを包み、彼のレベルは――1へと落ちた。
そしてガイアスは、黙ってダンジョンの奥へと歩き出す。
地図をたどり、隠されたルートを進み……やがて、一つの巨大な穴の前に辿り着いた。
それは、ダンジョンの“最下層”へと直通する、抜け穴。
「では、行ってきます」
「うむ……武運を」
ガイアスは、迷いなく飛び込んだ。
神眼の真価を引き出すために。さらなる強さを得るために――
すべてを脱ぎ捨てた彼は、いま、“己そのもの”で試練へと挑む。
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『現代最弱の退魔士、異世界を行き来できるようになり、最強唯一の魔法使いとなって無双する〜霊力のない無能は要らぬと実家を追放された俺、異世界で魔法を習得し現代に戻る。今更土下座されても戻りません』
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