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【書籍化】落ちこぼれだった兄が実は最強〜史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する〜  作者: 茨木野
第14章

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230/248

230.人外



 ガイアスは魔王ヴェノムザードを、相棒として選ぶことにした。


「じゃ、その他の装備について、はなそうか」


 ぎょっ、とガイアス達は目をむく。


「ん? どうしたおまえらー?」

「い、いや……あなたは、一体だれですか……?」


 目の前に居るのは、黒髪の青年だ。

 白いシャツに黒いズボンをきた、20代くらいの青年である。


 右手の甲に、太陽の紋章が刻まれてる。


「ああ、おれ? 八宝斎はっぽうさい。人間だった頃の姿だな、これは」

「!?!?!?!?!?」


 ガイアス含めて、頭の中にはたくさんの疑問符が浮かんでいる。

 ガイアスは……。


「そうですか」

「「「飲み込んだ!?」」」


 そう、飲み込んだ。ガイアスは、目の前の青年が、兄と同じ人外ばけものの存在であることに気づいた。

 そして、そんな彼らにツッコミなんてしても無駄だ、ということも。


「ガイアス君……ちょっと化け物の相手に、慣れすぎじゃあない……?」


 エリーゼがそういうと、ガイアスは「君らも大概だよ」という。

 確かにもう、エリーゼを含めた全員が、まあそういうものかと納得していた。


「それで、八宝斎はっぽうさいさま。どうして人間の姿に?」

「このほうが君らを指導しやすいかなっておもってね」

「指導……?」


 八宝斎はっぽうさいはうなずいて、答える。


「これから君たちの武器を、チューンナップ&使い方を指導してあげようってね」

「!? そこまでしてくれるんですか……?」


 少しでも戦力を底上げしておきたいガイアスにとって、八宝斎はっぽうさいの申し出は、願ったり叶ったりだ。

 

「けれど……どうしてそこまでしてくれるんですか? まさか自分も世界を平和にしたいからとか……?」


 すると八宝斎はっぽうさいは、ニコッと笑う。


「勇者パーティの武器ってやつを、作ってみたい!! ただそれだけだよ」

「…………」


「勇者に武器を作ったことあるけど、勇者パーティにってのは初めてだ。初めてのものを作ること以上に、わくわくすることってないよね!?」


 ……やっぱり、この人は兄と同類だ。

 理解できない人種。だから……。


「そうですね」


 とだけ答えておいたのだった。

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または、以下のULRをコピーしてお使いください。


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世界を平和に死体 想像出来ないw
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