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【書籍化】落ちこぼれだった兄が実は最強〜史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する〜  作者: 茨木野
第14章

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205/248

205.2000年前の因縁

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 二千年前の世界が落ちてきた。

 けど俺は天地開闢剣で星丸ごと消し飛ばした。


 いやぁ~……だいぶ無理したなぁ。


「兄さん!」


 地上へ降りると、真っ先にガイアスがやってくる。


「世界の崩壊を食い止めたんだね」

「おうよ。ちゃんと、見てたか?」


 さっきの技は、ガイアスに示すための手本の意味合いもあった。

 以前のガイアスなら、俺の力を見て、自分との力量差に悔しがったり、落ち込んでたりしただろうが。


「うん。見てたよ」


 ガイアスは俺の目をまっすぐに見て言う。

 そこには、嫉妬も羨望も、なかった。


「凄かった。星に存在するすべてを消滅させる一撃なんて、あいからわず人間業じゃないよ」


 ガイアスは笑っていた。

 そこに負の感情は見られない。俺への純粋な賛辞を送る弟からは、精神的な背院長を感じられた。


「ガイアスぅ~!」

「うわ!」


 俺は思わず弟に抱きつく。


「ぎゃー! やめろ兄さん! 嫁が見てるだろ!」


 お、ダンタリオンもいつの間にかいた。

 だがとろけた笑みを浮かべてる。


「続けて、どうぞ」

「止めろよ……!」

「でゅふ♡ そんなもったいない……」

「もったいないってなんだよ!?」


 ふふふ、嫁と弟が仲良くしてる。いいことだ。


「あにうえ~!」


 ミカとエリーゼ、マーテルたちもやってきた。

 おそらくガイアスが彼女らを率いて、魔神をなんとかしてくれてたんだろう。


 魔神の気配が結構消えてる。


「ミカ。マーテル。それにみんなも。あんがとな手伝ってくれて、助かったよ」


 前は全部俺がなんとかしないといけなかった。

 でも今は、こいつらにいくつか任せることができる。


 それくらい、ガイアスたちはレベルアップしてた。

 ……俺は、うれしかった。


 弟や、仲間が、強くなってくれて。

 前世じゃ、俺はひとりぼっちだった。俺以上に強いやつは皆無で、上を見ても、横を見ても、下を見ても……誰も居なかった。


 でも今は、たくさんの仲間が、俺のそばに近づいてくれている。

 特に……ガイアス。おまえは俺を超える勢いで強くなっている。


 俺は本当に、おまえらが愛おしいよ。


「んじゃ、ま。帰って作戦会議だな」

「やっぱり、まだ終わってないんだね」


 ガイアスはすぐさま切り替える。

 彼もまた、厄災の再来に気づいていたようだ。


「おう。どうやら2000年前からでけえお客さんが来たようでな」

「客……?」


「ああ。2000前の、魔王軍がな」


 

【★大切なお知らせ】


好評につき、連載版をスタートしました!


『 【連載版】おっさん剣聖、獣の国でスローライフを送る~弟子に婚約者と道場を奪われ追放された俺、獣人国王女に拾われ剣術の先生となる。実は俺が世界最強の剣士だったと判明するが、泣いて謝っても今更戻る気はない』


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