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エルハイミ-おっさんが異世界転生して美少女に!?-  作者: さいとう みさき
第十八章
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教えてアガシタ様!NEO その17

アガシタ:はぁ、もう十一月かぁ。

アガシタ:今年も後ふた月無いんだなぁ~。

アガシタ:年末かぁ‥‥‥


教えてアガシタ様!NEO その17


アガシタ:今年はなぁ~。


レイム:どうしたんですか無気力そうに?


アガシタ:冬の祭典無いんだもん。なんか年末に向けてやる気が起きない。


ライム:ほらほら、そんな事言ってないでストーブ出してこたつも作って!


アガシタ:へいへい、やってまーす。


レイム:相変わらず投げやりですね。


アガシタ:だって年末ボーナスだって今年は怪しいし、残業も無いのにやたらと時間内が忙しくなるし、現場に行かなきゃどうにもならない仕事だとリモートもソーシャルディスタンスも何それ美味しいの状態だし‥‥‥ あー、やってらんねぇ~。


レイム:まあうちも今年の冬のボーナスはあてにしてませんからねぇ~。


ライム:ボーナスとか私関係ないから、アルバイトにはそんなモノないから!


アガシタ:今年の冬はいつも以上に厳しいな‥‥‥


レイム:ところで、ジャングルプライムにいつの間にか年間参加していてどうなんですか?


アガシタ:ああ、年間五千円弱とられたが、考え方変えると悪くないかもな。翌日配送やいちいちハードディスクにアニメ録画しなくてもみたい新作上がってくるし、バン〇イチャンネルより良いかもしれない。但、見放題終了には要注意だけどな。


ライム:確かに翌日配送とか配送料無料とかのサービスは良いですね。


レイム:なるほど、そうすると年末はお家でネット三昧ですね?


アガシタ:いつも通りと言うか、旅行にも行く金無いしなぁ。


ライム:それ所じゃ無いでしょうに。それに実家にもなかなか行けないでしょうに、あれのせいで。


アガシタ:本当にいい加減にしてもらいたいものだよ。おかげで行きつけのラーメン屋つぶれたし。


レイム:ラーメン屋が? 


アガシタ:ああそうだ。ラーメンってテイクアウトすると伸びるんだよなぁ~。


ライム:アガシタ様、もうお土産のラーメンいりませんからね! あれ拷問ですよ。麺は伸びるわ、スープは減るわ、海苔なんかでろんでろんじゃないですか!


レイム:うっわぁ~っ( ゜Д゜)


アガシタ:おかげであの店とこの店がつぶれた。もう二度とあの味は楽しめないのか‥‥‥


レイム:まあいろんなお店がつぶれてますからねぇ。


アガシタ:この先どうなる事やら‥‥‥ あっちのリワード減らされまくってるし。


ライム:ヤフるのも最近なかなか厳しいですね。アガシタ様の持っている秘蔵のプラモデルってのが市場に出回っていて値崩れ始めてますよ?


アガシタ:みんなお金が厳しいから断腸の思いで秘蔵のプラモ出展したが考える事はみな同じ、需要と供給のバランスが傾いたのだよ。


ライム:つまりアガシタ様の秘蔵のプラモも高く売れないと?


アガシタ:そう言う事になる。


ライム:じゃあ年末年始は積んであるプラモ作って完成品を売りましょう! その方が売れやすいみたいですし!


アガシタ:おまっ、あれらを完成させるのにどれだけ労力と神経使うか分かっているのか!?


レイム:それが嫌で完成品買う人いますもんねぇ~。


アガシタ:プラモ買う意味ないじゃん! 作って改造して自分の技量ぶち込んで楽しむもんじゃん!!


ライム:どうでも良いです、高値で売れれば。


アガシタ:ひどっ!


ライム:とにかくどうにかして年越せるようにしてくださいよ、アガシタ様!


レイム:その前にクリスマスもありますしねぇ~。ちなみに僕は予定が入っています。呼び出ししても来ませんよ?


アガシタ:くっそうぅ~、この独身貴族め! お前なんか今の彼女に振られてしまえばいいんだ!!


レイム:あ、あれ彼女じゃないですから。女友達ですから~♪


ライム:相変わらず女の子に手を出しまくってるの? いい加減に身を固めたら? ちょうど今回の話も結婚だったし。


レイム:いやいやいや、アガシタ様と姉さま見てたらとてもとても。やはり一人の方が楽です。


アガシタ:お前なぁ~。そう言いながら晩飯いつも家で食ってくじゃないか?


レイム:ちゃんと食材提供してますよ?


ライム:まあいつも通りね。そんな事よりアガシタ様、この後どうなるんです?


アガシタ:いや、今晩は寒いから鍋に‥‥‥


ライム:そっちじゃないでしょうに!! 物語の方です、エルハイミの物語!


アガシタ:ああ、あいつらか。あんまり幸せな話が続いたので嫌気がさしていたんだよ、その後の苦労も知らずに。フィルモだって子供産まれたらイチャイチャどころじゃないからな? 二時間にいっぺんたたき起こされ授乳でひと月はまっとうに眠れないんだからな? 周りだって一緒で眠れないんだからな!?


ライム:アガシタ様はまだ良いでしょうに、私なんて本当に大変だったんだから、眼圧下げるのに当面スマホもテレビも小さい文字も禁止だったんだから!


アガシタ:そのぶん殴り書きのプロットで無理な話書かされたがな! ラブコメなんて初めてだったんだぞ!?


レイム:でも一応完結出来たじゃないですか? 赤眼やお嬢様なんかよりはマシですよね?


アガシタ&ライム:ぐっ! あ、あれらはそのうち終わりにするからぁ!!


レイム:エタらないのが重要ですからねぇ~。それで、アガシタ様この後は(・∀・)


アガシタ:くっ、こ、この後は「イザンカの古代遺跡」で「召喚魔法」となり、いよいよ貴様の出番、「レイム」だよ! ほら、出番出してやったんだから食材に肉追加しろよな! 今晩鍋だからな! 豚じゃなく牛にしろよな!!


レイム:はいはい~♪ 良いですよ。お肉追加しちゃいましょう!


ライム:私も出たいけど、今はなぁ~。


アガシタ:まあ今回は今後の話で重要な役割をさせるから仕方ない。ちゃんと仕事して来いよ?


レイム:分かってますって、任せてください!


アガシタ:ふう、ま、予定通りに事が進めばいいのだがな。


レイム:それじゃぁお肉の追加買ってきますか~。


アガシタ:うむ、頼む! 牛肉だぞ、牛肉!!


レイム:分かってますって。


ライム:あ、卵も少ないからお願い! さて、今日は久々にちゃんとお肉の有る鍋ですねアガシタ様!


アガシタ:ああ、楽しみだ! 


ライム:そんな訳で、読者の皆様、この後も「エルハミ-おっさんが異世界転生して美少女に!?‐」をよろしくお願いしますよ~!!


レイム:あ、ブックマークや評価、ご意見ご感想も忘れずに! もう少しで本編で僕に会えますよ~!!


アガシタ:まだいたんかい!? 早く買って来いよ! あ、あと無料でもらえる牛脂忘れんなよ!? あれでねぎ焼くと旨いんだから!!



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― 新着の感想 ―
[一言] NEOになる前は、あんなにドログチョだった3人なのに……(ショッギョムッジョ)
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