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異世界編「息子は、異世界で今も元気に暮らしています」その6

(※この回、あとで書く。その5から少し経ってからの話)






「(タイトル『息子は、異世界で今も元気に暮らしています』改め)タカシの冒険」その六

作・しましまエフ



 勇者タカシとなかまたちは、今日も魔王退治の旅をしていた。


 タカシの最初のなかまの騎士シルヴィアは、最近はタカシとの冒険の旅がたのしかった。

 すこし前まではずっとつらい気持ちで旅をしていた。もともといろんなつらいことがあったから旅をしていたので、みんなと笑っているときでも本当はいつもつらい気持ちで旅をしていた。


 しかし、最近はそうでもなくなった。

 大魔法使いランスロット姫たちほかのなかまたちが、最近この冒険の旅に理解をしめしてくれたからだ。わかってくれる人がいると、つらい旅はたのしくなる。



 勇者タカシたちは旅のとちゅう、小さな町に立ちよった。

 そこで騎士シルヴィアは町内会のバザーのおてつだいをすることになってしまった。ことわったのに、もちまわりの当番だと言われて断れなかったのだ。


 シルヴィアははやく旅をつづけたいのに、町内会の役員のしつこい女が、しつこく手伝えとうるさくて断れなかった。

 しかもバザーが終わったあとも、うちあげのお茶会だとかで近所の喫茶店でだらだらどうでもいい話を何時間もしつこく聞かされた。家庭菜園がどうの趣味の漆塗りの先生がどうのといった話だ。

 シルヴィアははやく旅を続けたくて、うんといやな気持ちになった。


 しつこい女役員の正体は魔族だった。タカシは伝説の剣で退治し、シルヴィアをたすけた。強めになんどもズバッと切った。

 シルヴィアはタカシにとても感謝した。


「タカシ、ありがとう。あなたのおかげでまた旅を続けることができるわ」

「いいってことよ」


 こうして、しつこくていやな町内会の役員を殺し、勇者タカシと騎士シルヴィアたちは、またたのしく冒険の旅をつづけるのだった。



つづく

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