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人は、誰でも臆病なもの。
だけど、人はそのことを忘れて、臆病な自分を隠そうとする。自分は強い人間だと。何があっても、自分は一人で立っていられるのだと。
まるで、臆病なことが恥ずかしいことかのように。
でも、そんなことない。
臆病で何が悪い。臆病だと認めてしまえば、あとは簡単だ。
気持ちをさらけ出すのも、
勇気を出すのも、
少しずつでいい。
無理に力を張ると、すぐにボロが出る。
感情をさらけ出さないよう力を張るよりも、
勇気があるよう力を張るよりも、
自分の弱さを受け止めてくれる人を探すことに、力を張るべきなのだ。




