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131 模倣の精霊




 アルテマイヤそっくりの赤い髪の少女――ブレントはこちらを見つけてくる。

 その目は睨んではいないが少し悲しそうな目をしていた。


「俺の娘に唾をつけようとするなんてとんでもない野郎だ……」


 そう言ってブレントは何かを覚悟するように目をつむる。


「4体の精霊の権能しか使わない上、さっきからお前に供給され続ける破壊と創造の神聖力も使わないから何かねらいがあると勘ぐっていたがまさか、シェーンにラルフを裏切らせようとするとはな……」


 そして目を開けると俺の胸を睨みつけた。

 それは俺の中の誰かに向けた行為のように見える。


「おまえもひどいことをするな。たった二人だけの存在だっていうのに。どうしてあいつにそんな仕打ができるていうのか……。同じ存在だっていうのに俺には理解できんな」


 そういうとブレントは消えた。


『私だというのにあの人を止めようとしないあなたのことを私も理解できませんよ……。リード、土魔法で周りを固めてください』


 スリートはそう呟くと、指示を飛ばした。

 おれは瞬時にその指示に従い、土魔法で自分の周りを鉄の壁で包み込む。

 それと同時に鉄の壁が大きく悲鳴を上げる。


『彼は模倣の精霊で様々な技が使えます。長期戦になると彼の技に対応できなくなる可能性が高いのです。転移が厄介ですがなるべく早く捉えて短期決戦に持っててください』


 少しこいつらのことが気にかかっていたが、ブレントが転移の使い手だとわかり、それを頭の外にやる。

 転移てことは瞬間移動だ。

 今まで経験したことが戦法で仕掛けてくる可能性が高い。

 再び気を引きしまえなければならない。





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