別にそんなことないです
「じゃあ、サッカーの他に何をやってみたかったんですか?」
「フッ、なんだかんだ草華ちゃんもめっちゃ質問してくれるじゃん(笑)え〜、他にかぁ…。お笑い芸人とか?(笑)」
「あ、そうなんですね。」
「いやいや、冗談!むしろ、ツッコミいれるとこ!
ほら俺の名前…菖ってさ女子っぽいじゃん?だからそこで笑いとれるかな〜とか考えたり(笑)」
「別にそんなことないです。」(ボソっ)
「え?」
「いや、その…名前が女子っぽいとかどうとかあんま思わないです。女性、男性だからこういう名前とか○○だからこうしないといけないっていうのはないと思います。」
「あ、うん…。確かに。」
「あとずっと思ってたんですけど、そのちゃん付けやめて下さい。すごく気になります。」
「え!あ、ごめん。女子にはちゃんを付けるっての癖でさ…。じゃあ何て呼べばい?」
「ちゃん付けじゃなければ何でもいいです。」
「じゃあ、呼び捨てにしちゃお!」
立花先輩は話を聞いてる限り、なんかこう…決めつけすぎてる気がする。サッカーしかできないとわざと自分に言い聞かせているような気がする。
まぁ、私には関係ない。好きなものを好きと言える強さを一つは持っている、それだけで私はいいと思う。羨ましいほどに…。
「それじゃあ、私は失礼します。」
「あ、もう時間か!おけ!んじゃまた来週〜!」
頷きはしたものの、とりあえず来週は行かないでおこっと…。
「あ、来ないのは無しだかんね!(笑)ばいばーい」
げっ、バレたか…。




