朝起きたら友人と二人で全裸で布団に寝ていたんだが……それよりも尻の〇が痛いです。(意味深)
チュンチョン。
雀の鳴き声が聞こえる。
朝の雀の鳴き声で目が覚めました。
寒い。
やたら寒い。
築五十年の自宅アパートだからかな?
寒すぎる。
十月末。
少しずつ寒くなりつつ有るこの頃。
そろそろ冬支度をした方が良いかな?
等と考えたが後回しにするか。
それよりもだ……。
「……」
頭と尻の穴が痛い。
そう思いながら掛け布団を除けようとした瞬間の事だ。
「う~~ん」
「えっ?」
隣に友人が寝ていた。
全裸で。
しかも男。
「……」
嫌な汗が出た。
周囲を見回す。
赤い汁が残った鍋や皿。
それにビールや焼酎などのアルコール類。
宴会をした後だな。
うん。
何らかの理由で服が脱げたのだろう。
うん。
「あれ?」
思わず友人を呼ぼうとして異変に気が付いた。
僕も全裸だという事に。
……。
……。
……。
「尻の穴が痛いんですが……」
声にならない悲鳴を上げたのは言うまでもない。
僕の名前は芝県太郎。
歳は二十三歳。
彼女を募集中。
居酒屋で調理関係の仕事をしてます。
まだ見習いですがね。
休みの日は友人と宴会をするのが楽しみだ。
自作した料理を振る舞い美味しそうに食べる友人の顔を見るのが好きだった。
「いやあ~~昨日は熱い夜だったな~~」
「誤解を受けるような発言をするなああああっ!」
友人の言葉に僕は怒鳴る。
「キムチ鍋の話なんだが?」
「キムチ鍋で熱いというだけだからな」
「キムチ鍋の所為で昨日は下着を含めた衣服を着ているのが熱い夜だったと言いたいのだが」
「紛らわしいわ」
「そうか?」
「そうかも何も……」
ゴロゴロ。
「おっ」
僕はトイレに入る。
湿った音がするが気にしないでほしい。
「でもさあ~~幾ら何でも昨日のキムチ鍋辛すぎない?」
「最狂 激辛 極 鬼殺〇を使いました」
「馬鹿なの?」
「僕が馬鹿なら君は?」
「何が?」
「僕より沢山食べただろ」
「辛いのが好きだから」
「僕もだが」
「そうか」
「うん」
こうして僕らトイレの住人になりました。
一日。
後日談。
数日後ろが痛かったです。
激辛料理の所為で。
でも止められないんだよね~~。




