モブ、幸せのままに。
ヴィルヘルム様が野営から帰って来ました
「アーサーは、まあ大丈夫だろう」
そう言っていたので、きっと上手くいったのでしょう。
それより、さあ新婚期間の続きのお休みです、今回は子供達も一緒です。
一日中子供達と過ごす、子供達はとても良い子でゆっくりと幸せな時間が流れます、勿論泣かない訳ではありませんが
「奥様と旦那様が居るとウィリアム様達は本当に泣きません、やっぱり慣れた乳母と侍女が居ても父と母には敵いませんね」
との事です、野営から帰って来た時も泣いていた子達がすぐ落ち着いたので、そうなのでしょうか?
そうならば嬉しいですね。
「リリー、幸せか?」
ソファーに座り腕の中には可愛い我が子、隣に愛しい夫、その腕にも子供達、これを幸せと言わずに何と言いましょうか。
「はい、幸せです」
「俺もだ」
そっとヴィルヘルム様に寄り掛かり、彼の体温を感じる、ああ、本当に幸せ・・・
「リリー、次は何時にしようか」
「え?子供、ですか?」
「ああ、俺は歳が高めだからな、遅くは子が出来ないかも知れん、沢山子供を欲しがっているだろう?俺も沢山欲しいが、負担になるのはリリーだ、あまり無理はさせたくない・・・」
「ヴィー、ありがとう、私はいつでも大丈夫ですよ、シアからもそろそろ大丈夫だから、と言われてますから」
「そ、そうか、急かしたようですまない」
「ふふふ、求められて嬉しくない妻は居ませんよ?」
「これからも頼む、愛しき妻」
「はい、こちらこそ宜しくお願いしますね、愛しい旦那様」
その後、またもや多産で女の子の双子を出産する事になるリリアン。
アリシアは気を揉み、ララ、ルル、ライラは学園卒業前に5人も出産した同級生に呆れる事になるのは、まだ先の話である。




