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【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


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【番外編】



 災禍の波を退けて、数年後。

 聖王国、王都の城のなかにて。


「ふぁー……ごくらくぅ~」


 私……セイファートは、城の中に作った、スパでのんびりしていた。

 ふふ……国の予算を使って、巨大な風呂場スパを密かに作っていたのである。


 職権乱用?

 いやいや、これも立派な事業ですぅ~。


 城で働いてる人たちが、体を休めるための福利厚生のひとつですぅ。


「なんともあくどい王様になったものですね。以上」

「うるせえやい」


 ロボメイドのシェルジュが、ため息をつく。

 ったく、風呂につかって良い気分だっていうのに、このロボは小言言ってきて、せっかくの気分に水を差すんだからもう……。


「皆は働いてるというのに、このニート王は」

「ちゃんと日々働いてるでしょうがっ。そこそこ忙しくしてるでしょうがっ」


「サボってるくせに」

「サボりじゃないしっ。視察だしっ! そりゃ、視察のついでに美味しいもんたべたり、のんだりしてるけどさ」


「人それをサボりという」


 私は決してサボっていない。ちゃんと、王としての仕事はこなしているんだ。

 最初はもたついたけど、でも、今はみんなのサポートもあって、仕事を回していけるようになっていた。


「ところで……次の問題を解決するべきかと」

「次の問題? なんぞ?」

「後継者、つまり、世継ぎ問題です」

「ほ……」


 世継ぎって……それってつまり……。


「婚活ですね」

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