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【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


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207.めざせハッピーエンド



 天空城でラスボスである師匠を、説得した私。

 しかしアホの師匠は、自分がやられても発動する罠を仕掛けてやがった!


 超上空から、巨大な天空城が落下しようとしてる。

 しかもご丁寧に落下した瞬間に大爆発が起きるように、術式が組まれていた。


 だから……。


「天空城を、ぶっ壊す!」


 私の言葉を聞いて、シェルジュがため息をつく。


「……さっき壊す案は却下したはずでは?」

「そうね、この星で壊すのは、って意味よ」


「なるほど……この星からこの城を追放し、宇宙空間で爆発させるということですね」

「そゆこと」


 つまるところ、落下しようとしてるこの城を、空に向かってぶっ飛ばせば良いってことだ。


「でも……ママ。どうするの?」

「馬鹿師匠とリーンフォースは、結界を張って、足場を作って。シェルジュ、あんたはその足場を使って、天空城の落下を止めて。一秒……ううん、0.1秒でいい。動きを少しだけ止めて。あとは……私がなんとかする」


 うなずく師匠とリーンフォース。


「……マスターはどうするのですか?」

「私はここに残って、最後の仕上げをする」

「それでは、マスターが……」

「だいじょーぶ。私は機を見て脱出するさ」


 私がそいういも、師匠とリーンフォースは心配そうな顔をしてる。

 シェルジュも一瞬、ほんの少しだけ不安げな顔をした。


 だが、すぐにいつものすました顔になる。


「承知しました。マスター。ご武運を」

「うん。さ、皆! 最後の仕事よ!」


 これで皆でハッピーエンドじゃい!

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