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【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


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204/215

204.墜落

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 ……天空城にいる私達。

 師匠を正気に戻し、さぁこれで一件落着、かとおもったのに!


「しぇ、シェルジュ! 状況把握!」

「今やっております」


 どうやら小シェルジュをすでに飛ばして、外の様子を見に行かせているようだ。 

 目を閉じながら、シェルジュが言う。


「ダフネ様のおっしゃるとおりです。現在、この天空城は、地上へと降下を始めております」

「…………」


 くそっ。なんてこった!

 折角すべて片付いたというのに!


「おい師匠バカ!」

「なんだいセイちゃんっ」


 バカ師匠が私にくっついてニコニコしてやがる!

 そんな状況か!


「どうなってんのよ!? なんで城が落ちてるの!?」

「城はぼくの戦意喪失を感知したら、墜落するように術式を組んでたんだ」


「なんでそんな面倒なことを!」

「セイちゃん伝説をより盛り上げようとして……」

「意味わからん!」

「ほら、空中要塞は墜落するものって、決まってるから」

「知らんわ!」


 どうやら師匠のアホのせいで、城はあらかじめ、墜落するようになっていたようだ!


「今すぐ止めろ! バカ!」

「いやぁ、ごめんね。もうぼくでも止められないんだわこれ」

「がってむ!」


 ……こんなでっかい城が地上に落ちたら、この星終わるぞ……?

 ダフネちゃんたちが怯えている。


 ……愛する妹たちの暮らす地上が、なくなってしまう。


 ああ、くそ!

 もう、しょうがないわね!


「シェルジュ、リーンフォース、やるわよ!」

「御意」「うん!」

「おいバカ師匠、あんたも力を貸せよな!」


 こうなりゃ、やるしかない。

 錬金の戦士たち全員の力で、この巨大な城の落下をどうにかしてやる!

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『山暮らし聖女の異世界スローライフ〜聖女召喚された私、偽物だとして雪山に廃棄されるも、チートスキル【インターネット】と神の力で快適に暮らしてる。今更私が真の聖女だと気付いたようですがもう遅いです』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。



https://book1.adouzi.eu.org/n1876jn/

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