表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

172/215

172.災禍の波



 久しぶりに物作りをお休みして、聖王国の中を見て回ることにした。

 ……ここ最近ずっと引きこもって魔道具作りに邁進してたから、あんま外の様子知らないのよねぇ。


 で、なんで外に出ようと思ったかというと、ドワーフのテテロロが気になることを言ったからだ。

 難民がどうのこうのって。


 ……難民ってなんじゃい。


「あ、おねーちゃーん!」

「ダフネちゃん! 久しぶりね~」


 王城を出て、中庭。

 ラビ族のダフネちゃんが私に抱きついてくる。おお、今日ももふもふふわっふわよ。


「おねえちゃん、【おつとめ】はもういいのです?」

「おん……? おつとめって……?」

「はえ?」


 そこへ、水精霊のスィちゃんと、火竜人トーカちゃん、エルフのゼニスちゃんもやってくる。


「主殿~! ひさしぶりでござる! おつとめはもうよいのでござる?」

「……お疲れ様でした。おつとめ」


 二人もなんか、聞き慣れない単語言ってるし……。

 え、なんだ?


「おつとめって?」


 きょとんとする私をよそに、妹たちもまたはて、と首をかしげる。

 なんだこの、齟齬は?


「ワタシが説明いたしましょう」

「ロボメイド」


 ぼぼぼぼ、とホバリングしながら、ロボメイド・シェルジュが上空から下りてきたのだ。


「おつとめってなに?」

「聖王陛下は王城の地下にて、現在発生してる【災禍の波】を抑えてる。それをおつとめと」

「ふぁ……!? さ、【災禍の波】……? な、なにそれ……?」


 はて?

 とみんなが首をかしげる。いやいやいや、こっちがはてだよ!


「なに災禍の波って!? なにが起きてるのよ今……!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ