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【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


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171.自動ポーション

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 私はドワーフ国、もとい、聖王国にいた。

 王城(※ラボ)に引きこもって、毎日のように新しい魔道具や、ポーションを作りまくる日々。


 何でこんなことしてるかって?

 趣味でございますが、なにか?


 物作りって好きなのよね元々。

 でも最近ずっと旅していたから、それができなかった。んで、作りたい欲求が一気に今爆発してる感じ~。


「テテロロ。浄化装置の調子はどう?」


 王城内、ラボにて(城の中にもラボがいくつもある)。

 技術局長(知らんうちに就任していた)のテテロロに、調子を聞きに行く。


「バッチリです! スイさまのおかげで完成した、この浄化装置、ばっちり稼働しております!」


 私の目の前には大きな立方体がある。

 この中には二つの槽がある。


 汚水をためてる槽、フィルターを挟んで、逆側には浄化された超神水が溜まってる槽、という構造をしてる。


このフィルターは、水精霊スィちゃんの体を調べて作られた特別なフィルターだ。

特別な魔力や素材からできており、どんな汚物でも、ここを通過すると超綺麗になってしまのである。


これで苦労せず、ポーションの原料になる超神水が無限に湧き出るって寸法だ。

下水、雨水、そういった、どんな汚い水でもフィルターにかければ超神水に早変わりってね。


「ポーション無限生成マシーンの調子は?」

「ばっちりです! ここの超神水からパイプでマシーンへ水を引き、24時間、365日、ポーションを生成可能となっております!」

「ん。ご苦労」


 隣の部屋には、複数のフラスコや装置がおいてある。

 それらは一本のパイプで全部つながっている。


 そして装置の行き着く先には無限に湧き出るポーションの泉があって、そこからポーションを酌みたい放題だ。

 また、ただおいてても劣化するだけなので、パイプラインをつかって、国中にポーションが行き渡るようにした(無駄にするのももったいないしね)。


「聖王様は本当に慈悲深いおかただ……!」

「はあ……?」


 なに慈悲深いって?

 私はただ、この無限に作られるポーションを駄目にしないために、配ってるだけなんだけどね……。


「これで難民たちも救われることでしょう」

「はいはい。後のことはよろしくー」


 ……って、難民?

 なんのこと……?


【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作、投稿しました!


『転生した悪役令嬢が世界最強の魔術師になった訳~破滅エンドが嫌なので魔術を極めることにしました。主人公と攻略対象との恋路の邪魔をする気は毛頭ありません。なのにどうして私が全員からモテてるの?』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://book1.adouzi.eu.org/n2005io/

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