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【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


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155/215

155.無効化の無効化

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挿絵(By みてみん)



 巨神王スリュムをボコりに来た私。


 向こうはこちらの攻撃を、無効化するっていう妙なスキルを身に付けていた。

 私は敵のスキルを解析、それを自分のものにするポーションを作ったのである。

「ふざけやがって……! 死ねぇえ……!」


 何度やっても相手の攻撃は、謎の力によって阻まれる。

 攻撃の意思をキャンセルするというスキルだったのだ。


「それじゃ……こっちのターンね」


 私は上級ポーションをストレージから取り出す。

 爆裂ポーション。


 投げた文字どおり爆発するというポーションだ。

 ぽいっと放り投げる。


「バカが……! 効かぬといってる……」


 ドガァアアアアアアアアアアアアン!


「うぎゃぁああああああああああああああああああああ!」


 スリュムが火だるまになって、その場で転がる。

 おお、やっぱり効いたな。


「ば、馬鹿な……!? なぜ物理攻撃が通るのだ!?」

「物理って言うか、ポーションだけどね」


 私は次々と爆裂ポーションを投げる。

 攻撃が通る、通る、通る……。


「そんな……馬鹿な……げほ……神に攻撃は通じない……はず……」

「そのようね。私はそれを無効化して見せたのよ」

「無効化……だと……?」


 無効化を再現できたのだから、その逆も可能だ。

 つまり。


「無効化スキルを無効化したってわけよ」

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