表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】天才錬金術師は気ままに旅する〜500年後の世界で目覚めた世界最高の元宮廷錬金術師、ポーション作りで聖女さま扱いされる〜  作者: 茨木野


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

134/215

134.トロルは消毒よぉ……!



 私たちはドワーフたちの国、カイ・パゴスへと訪れていた。

 ドワーフを奴隷扱いするトロルどもを、成敗するべく、手始めに【ニサラキ】の街へと到着。


 うじうじしてるメイドロボのやる気スイッチ(ちゅー)を押してやると、メイドは飛び上がった(文字通り)。

 そして私の作った爆裂エクスプロージョンポーションを乱れ投げするのだった……。


「うぎゃああ!」「な、なんだぁ!」「てきしゅうだぁ!!!!!!」


 中からトロルどもの悲鳴が聞こえてくる。

 おーおー、怖がれ怖がれ。

 

 私は人を奴隷扱いしやがった、あんたらを許さんからな。


「シェルジュ、いいわよぉ! その調子でじゃんじゃんぶっ込んでいきなさい!」

「YES・マスター!」


 シェルジュが足からジェットを噴射し、ニサラキの街上空を旋回。


「くらえ! マスター特製の、ポーションの威力を!」


 ストレージから私の作った爆裂ポーションを取り出して、雨あられのごとく、地上を爆撃している。

 その様子を、魔道具【トローン】を使って見ている。


 空を飛んで、あたりの様子を記録する魔道具だ。

 映像は水晶玉に映し出される。


 ニサラキの街は、シェルジュがヒャッハーしまくってる(ポーション投げまくってる)ので、火の海に沈んでいた。


「わわわ……大丈夫なのかなぁ……?」

「問題ないわ。こっちには、スィちゃんがいるもの。すぐ鎮火するわ、ね?」


 水精霊ウンディーネの、スィちゃんが、まかせなさいってばかりに、胸を叩いた。

 だからまあ、いくら燃やしても問題なっしんぐ。


「……し、しかし嬢ちゃんよお」

「なぁにテテロロ」


 ドワーフのテテロロが、不安そうに聞いてきた。


「こんだけやりたい放題したら、トロルだけじゃ無くて、ドワーフにも被害が出るぞ。しかも建物が爆撃されて焼け野原になってる……」


 そこへ、すかさず火竜人のトーカちゃんが、自信たっぷりに言う。


「問題ないでござる! 主殿のポーションがあるでござる!」

「……セイ様のポーションがあれば、怪我人、死者、壊れた建物、すべてが元通りです」


 どやぁ……と可愛いシスターズたちが

どや顔を浮かべてるわ。

 かわゆす。


「こんだけの自信……嘘じゃ無いんだな」

「当たり前じゃ無いの」

「そうか……やっぱ、あんたは凄い聖女さまだよ。普通、ポーションなんてちょっとした怪我治すくらいの薬なのによ、爆撃、治療なんでもできるなんて。さすが聖女のポーション」


 ……だから、はぁ。

 聖女じゃないっていうのねえ……。

【★読者の皆様へ お願いがあります】


ブクマ、評価はモチベーション維持向上につながります!


現時点でも構いませんので、

ページ下部↓の【☆☆☆☆☆】から評価して頂けると嬉しいです!


お好きな★を入れてください!


よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ