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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
EX第11章「四獣王ジゲンドン討伐攻略戦②」西暦2037年11月14日

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第727話「承・事後処理」★×3

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

 現実世界、西暦2037年11月17日〈火〉15時00分。

 多想世界、最未来歴1年第9月20日〈夢〉昼。



 天上院姫は湘南桃花に、6線時間軸の更新表と、F放課後クラブ非理法権天体制と、社会組織型手助けの必要性を、ギルド本部に報告書として手渡した。


 一応、咲も書類に目を通して契約書? にサインしたので一応内容は把握している。

 手助けの件は、要するに出来ない所を手助けしてという報告書である。

 書類の年月日が西暦しか無いのは、ほぼほぼ現実世界での出来事だからである。

 つまり、多想世界とはあまり関係はない。が、あとで接合性をつけるために現実世界も多想世界の月日も付けた。


 通過Fは関係ししているがこれも実験段階なので具体的な為替レートは書いてない。


 手助けの件は、目に映るものを守りまくっていた今までの体制と違って。話がややこしくなっている観点もあって、なら目に映るこれから全てのものをカバーすればいつかは相殺出来るよね? という歪みの修正の観点から出来た書類だ。


 6線時間軸は基点という更新を作り、現実世界の何年を基点としているのか、始まりとしているのかを明確にしないと計算できない、という事から出来た案件だった。


 温めすぎて、すっかり熱が冷めてしまったのか、姫は疲れ果ててバタンキューである。



「それで……説明してくれるのかな? 桃花先生は?」

「ん? 何を? どれを?」

 天上院咲は湘南桃花先生に説明を求めていた。

「私の眼の前で起こってた不可思議な現象の件について」

 咲にとっての眼の前では、人々が逆流しているように観えているからそれについての説明を求められていた。

 これには長い話になる上に今の今までの記憶の繋がりを辿っていかないと、逆説的に辿り着かない回答になっていた。


「ふむ、まず大本の前提として。絵に文字はない、つまり説明がないんだ。映像だけ。だから咲ちゃんの眼の前で起こっている氷と炎の件と時間軸の件には説明がない。それを補強するために他の人が元ネタを変えないように変換してこの世に出回ってる。ある時は世界線だったり、あるときは神聖時間軸だったり。だが元の記憶を辿れば……アリスの運命の糸に行き着く。氷と炎の件も元ネタは存在するが、説明が極端に少ない、またはごっそり削られている。元ネタに書かれていない、だから無いんだ。元ネタで説明されていないから、変換しても説明できない。……理解できるかな?」


「……だから、他のどの世界を見ても説明がなかった?」

「そうだね、非合法じゃなきゃ説明は載っていない事になる。公式・公認・正しい時間軸の流れ・表舞台での説明はこれが初めてのはずだ。咲ちゃんの時間軸の関係上、説明してるのが西暦2037年なのがちょっと気になるが、一応これで説明はしたよ。本当は2025年に説明したいけどね」


 過程や工程をふっ飛ばして、咲は本質の説明を桃花先生に要求する。今はわからない人が多くても良い、あとから理解してくれる人が増えてくれればそれでいい。

「じゃあ、時間織り機の剪定……、つまりピンクスズちゃんと蒼スズちゃんの運命の糸をアリスさんが切ったその理由を聞かせて下さい。私は説明されてません」


「ふむ、正直に話す? それとも冗談交じりに誤魔化しながら話したほうが良い?」

「……では、正直に、真相の物語をお願いします」

 咲は自分が右往左往したその真実が知りたいのだ。


「ふむ、えーっとあれは西暦2012年だったかな? 簡単に言うとピンクスズちゃんと蒼スズちゃんの物語が破局したんだ。当時の技量では収集不可能だった。残ったのが私の時間軸。当時も色々問題はあったが、一番の問題は灼眼のシャナ。簡単に言うと見落としだね、その原因究明をするために、一回2人の運命の糸を切り離して、再結合する作業をアリスがした。その時霊夢は言ったよ〈何がどうなってるのよ!?〉ってね。その結果が今の今まで咲ちゃんが見たり体験した現象って事になるのかな」


「で、自分達の先の物語は【1つも無い】事を桃花先生は世界を旅して解ったと……」

「そういうこと、0から1の物語を紡ぐ……は、天上院姫ちゃんの願い、というかミュウちゃんの夢だけど。それが叶ってる現象も入っている事になる」


「繋がってるんですね、内容が……」

 咲が結果論だけを紡ぐ。それと同時に、今まで姫お姉ちゃんを更正させるための努力は、間違っていなかったのだと確信した。

 桃花は補足として、咲の今までの功労賞として労う。

「まあ咲ちゃんが所々で感謝されてたのは、ぶっちゃけ姫ちゃんの極悪非道だったこの世の神様を真人間にして、寄り添ってくれてたのが大きいかな」

 確かに所々で意味不明な感謝をされた事がある咲……「ありがとう」とか何回か言われた気がする。


 桃花が話を今に繋げて紡ぐ……。

「というわけで、いつの間にか時間織り機? という名前になってる時間軸の無駄な部分を切り取る機械とか、そこら辺の補強された所はまだ定義されてない。次のターンで一緒に再定義でもする? 咲ちゃん」


 ここまで直接的に被害を受けているので引くに引けない咲も居た。

「では一緒に考えます、お姉ちゃんもだからね」

「あ、ま、そりゃそうか……」

 他人事のように聞いていた天上院姫だが、大本の原因・因果・因縁は彼女……の中の心? に存在しているので。人ごとでは無かったので、一緒に考える流れになった。


 つまり次のお題は、自動で刈り取る機械と運命の糸についての再定義である。


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名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
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