第579話「忘却と連想と~フラワーエデン~」
豆知識
〈湘南桃花は今どの程度完治しているのか?〉
【場外乱闘/舞台裏/混乱の時代】
今現在という意味では、2023年2月19日は微妙に完治してるのか、完治していないのかジャッジする医者が居ない感じ。
咲の世界、西暦2037年8月1日という意味では。全然動ける体になっている。この世界線では桃花に子供が居るのか? 居ないのか? は今現在も解っていないし、男が居るのかもシークレットである。
あくまで例え話で申し訳ないが、セルフイメージのバックアップは現在。
ワンピのウタに例えると、赤髪海賊団が看病をしている段階、船内で守られている段階で終わっているし。
SAOで言うと、アリシゼーション編とウオーオブアンダーワールド編の記憶が断片的で、〈ユージオの記憶がサルベージ出来ていない〉、したがって【不完全状態】だと言わざる負えない。
アスナ・リーファ・シノン・ユナ・アリスまでの記憶は思い出せるが。
ユージオだけの記憶が断片的で抜け落ちているせいで、【完治とは言えない】状況下にある。
キンハ3で言うと、ロクサスの記憶は思い出せるが、ヴェントゥスの記憶が断片的に回復していない。のでこちらも【完治とは言えない】が解答になる。
なお、ヨゾラの記憶はソラは記憶として残っているので。入力、思い出せるが、出力での対面がほぼ無いに等しい。
また、灼眼のシャナのシャナ陣営の記憶は思い出せるが。祭礼の蛇陣営の記憶は断片的で思い出せない、など【完治とは言えない】。
このように、作品と作品を断層的に、重ねて観測して記憶を補填していかないと。完治とは言えない。
なお、仮面ラ○ダージオウに関しては、番外編を除いて全部観たので【完治できる】の表記となる。
◇
「審判」
眩き炎が、戦場全てを見透かす……。
教会第2階層、そこにはオーバーリミッツが立っていた。
「さーて出やがったな……本物の灼眼」
「こ、こんにちは! リミッツさん! また会いましたね!」
姫と咲は交互にオーバーリミッツに話しかけるが、彼女は応じない、代わりに一方的な勝利条件を突きつける。
「悪いけど、オママゴトに付き合ってるヒマは無いわ……。桃花は次の部屋で待ってるけど、まだ完治していない。完治した全力の桃花と戦いたければ、条件を飲みなさい」
「条件ですか? ……何だろう?」
――瞬間、真紅。
「システムコマンド、《カーディナルの絶対障壁47枚》!!」
瞬間、陽炎。
オーバーリミッツにドーム形の絶対障壁が張られた、それも47枚。
が、張られた障壁は自然と、28枚の絶対障壁が壊れた。
「今壊れた28枚は、今まで頑張ってきた分。そして、残りの19枚はこれから頑張る分」
「え!? お姉ちゃんこれどういう事!? 勝手に壁張って勝手に壊れた!?」
「あんにゃろう……、バトルする気無いな……!」
ゲームマスターは、直感で察する。
「システムコマンドってことは、ゲーム内のスキルでは破壊不可能な壁って事だ」
「……は!? 遊ぶ気無いじゃん!?」
「そう、遊ぶ気はない。仕事しに来たって事だろ」
「破壊する方法は!? でもゲームしたいから障壁張ったんでしょ!?」
「えっと~~……」
言葉を濁して誤魔化そうとした姫に対してオーバーリミッツは。
「審判! 断罪!」
「グホオワアア!?!??」
「私の前では真実のみが有効打です、嘘は効きません!」
姫にとってはやりづらい、夢を語らず真実のみで攻めろというゲームらしい。
「お姉ちゃん!?」
姉を心配する妹。が、姫は咲に動画をウインドウに表示される。
「咲その動画をただ観てろ、約23分の動画を19本、合計7時間30分ぐらいで通してくれるってさ……!」
本当に真実のみを言った。
「な!? 7時間半!?」
そうしないと、桃花の記憶が戻らない&完治しない&このゲームもさせてあげたい。というリミッツなりの優しさなのだろう……が。
「めんど!?」
と、咲。
「そうしないと、こっちの仕事が進まないのよ、やれ」
本当にゲームをする気は無いが、一応ゲーム風にしてあげたよ。という体のオーバーリミッツだった。
これは、湘南桃花の記憶を取り戻すゲームとなった。
「あぁ、あと。この教会第2階層ごと封絶張ったから、紅世の世界へようこそ」
「おい!?!?」
姫はツッコミを入れる。外部隠蔽工作の結界を教会全体に張った。
場外乱闘サマサマである。




