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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第12章「EWO2」西暦2035年6月1日

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番外編25「オーバーイヴ・ワンダーランド」

メリークリスマスです! 僕からのプレゼントはこれです!

今回は読み切り形式で、この1話だけで楽しめる感じですよ~。

内容が理解されるかは別として~。(ラブコメにならなかったよ

なんか折角のイベントだし何かアクション起こしたいよね、てことでお手柔らかに~。

話の舞台は、第9章 ザ・エンドオブ・アリスストーリー。のあとの話です。

 西暦2034年12月24日16時00分。


 エレメンタルマスター・オンライン。

 イベント名『ザ・エンドオブ・アリスストーリー』が終わってから約1ヶ月後の物語。

 天上院咲は来年の4月には中学2年生だ。



 ~チュートリアル~

 この世の歩いて行けない隣、不可解な場所『ワンダーランド』その日。雪の降る月下の元、2人の美少女は白馬の王子様を待っていた。

 1人は【薄桃色のマフラー】をし、もう1人は【空色のマフラー】を着飾っていた。

 だが、白馬の王子さまは天然ボケで。あらぬ方向へ駆けて飛び立って行った。2人の美少女の願いも。待つものも来るものも知らず、ただそうある世界を駆けて行った。

 美少女2人が幸せになれる道を、ただ我武者羅に進んで……。そして、忽然こつぜんと消えた……。


 プレイヤーであるあなたは、サンタクロースとなり。天然ボケでどこかに消えてしまった白馬の王子様を探し、3人を幸せに添い遂げましょう。

 薄桃色の少女「王子様がいない!(ツンデレ」

 空色の少女「王子様を探さなきゃ!(恋焦がれ」

 白馬の王子様「彼女たちは何処へ行ったのだ!(迷子」


 ~難易度EX~

 30分で決着つけな!!!!


◆ 

 

 天上院咲/ヤエザキはサンタクロース姿のコスチュームで落胆していた。

「がー! 何でこんな聖なる夜に他人のカップルのイチャつきの恋のキューピットサンタクロースやらなきゃならないかなあああああああああ!?!?!?!?(憤怒」

 天上院姫/農林水サンはというと。サンタクロース姿のコスチュームで、いつもなら楽天家のヒョウヒョウとした態度のはずなのに。今回だけは違った。

「すまない、シナリオがバグった(天然」

 今回ばっかりは迷惑を被りまくりなのでモンクの1人や2人出て来る。

「謝ってすむならケーサツはいらねーんだよー!! よーし! ちゃっちゃと片付けてクリスマスは家族で過ごすよ!」

「わぁあいィ(棒」

 

《さて、ミッションスタートである。》 


「で、その忽然と消えた白馬の王子さまは何処に行ったの?」

「異世界に行って、神門を抜け、狭間と狭間を行き、天梯てんていを上へ潜って、太陽と共に有る」


「……、……バカなの? 死ぬの????」


 呆気らかんな言葉しか出てこない。冤罪どころか何がどうしてそうなったのかが、全部、全部省かれている。

「えーっと……じゃあまず。神門って所に行けばいいのかしら?」

「すまない、タイムアウトだ。もう太陽と共に有る」

「はえーよ迷子、なに太陽に焼かれて死んだの?」

「いや、赤ちゃんと共にいる」

「お願いだから私に解るように説明して―!!!! わかんない! わかんない! わかんない!」


《ミッションしっぱい! 残念!!》

 

「何せあいつら刹那で移動するからなあ~」

「0.1秒でも操作ミスったら失敗って意味ですかー! バカ言ってんじゃないですよー!」

 今はクリスマス、そう。プレゼントの時期なのにこの姉妹は何をやっているのだろうか?


《再チャレンジしますか?》


「いいか咲、理由は解らぬが。白馬の王子様が忽然と消えてからじゃ手がつけられん、消える刹那の瞬間にとっ捕まえるんじゃ!」

「わかれよシナリオ作った運営!」


《シナリオごー!!》


「止まれー! 白馬の王子様ー!」

「ご用じゃご用じゃー!」

 白馬の王子さまは〈吸血鬼剣〉を持って身構える。

「何だ君たちは!? まさか新手のルミネ店員!? ケーキ売ってくれるのか!?」

 

 ヤエザキの悲鳴伝が轟いた。

「どこからツッコめばいいかわからねーえええええええええええええええええ!?」


 と、その一瞬の隙を作り上げた刹那。薄桃色の少女と空色の少女が間に合った。

 そして開幕一発……。


「「王子様! 私達のどっちが好きなの!?」」 

「もちろん薄桃っ子さー!!!!」


 ヤエザキは仰天のあまり叫ぶ!

「迷いがねえぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?!?」


 これでは普通ならこれで決着のはずなのだが、農林水サンが焦る。

「まずい! このままじゃ3人ラブラブのハーレムエンドに成らない!」

「普通はこれで良いんだよ! なに二股エンドにしようとしてるの!?」

「何なら私達2人も入れて女4:男1のハーレム幸せエンドにあわよくばry」

「あわよくねえ!!」

 ヤエザキは何の接点も無いのにそんなのに巻き込まれるのはごめんだ。

 白馬の王子さまはヤエザキを抱きかかえる。

「やめてくれ、僕のために争わないでくれ!(キュン」

「きゅん! じゃねーよ! こうなったのもお前のせいだろ! 何とかしろよ!?」

「僕は知らないし何も見てなかったんだよ!? それで太陽の元まで行っちゃうのは一つの真理!!」


「わけがわからないけど正論んんんんんんんんん!!」 

 

「がくり!」

 空色っ子が絶望色に染まっていく。

「フフフ、王子様王子様王子様……ry」

「ヤンデレ化が始まったあああああ!?」

 農林水サンが、これでは収集がつかないと判断したので。運営の力で……大人の力でなんとかすることにした。

「システムコール! ID天上院姫! ここに居る5人に対して『恋愛裁判』を実行する!」


《説明しよう! 『恋愛裁判』とは、クリスマスの日にのみ発動できる罪を罰する13人の最高裁判官によって争われるバトルロワイヤル! 戦わなければ生き残れない!!》

「天の声からのナレーションキター!? けど説明が説明になってねー!?」

 ヤエザキ、今回のイベントのツッコミ役がキレッキレである。


「ザナドゥ様のおなーりー!!!!」

「判決! 男独り! 有罪ギルティ

「な! 何だってー!?」

「どうみても妥当な判断だった―!?」

「罰として『らりるれろ』の刑に処す!」


「らりるれろ! らりるれろ!? らりるれろらりるれろらりるれろー!!」

「あー! なんか説明不要の罰せられてる感じがよく解る―!?」

「らりるれろー!」


 ぬぬぬぬぬぬぬぬぬうぬんぬぬうんぬぬぬぬぬぬんうぬぬぬんうぬううんぬうぬぬうううんうぬうぬぬぬんうううんうううぬんうぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬうぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬんうぬぬぬんうぬぬぬぬぬぬぬんうぬぬぬぬぬううぬ!!!!


「バグった!?!? てか『ぬのハンカチ』だろ!? 元ネタ解んねーよコレ!?」


 ヒューん! チュドーン!


「爆発オチィ――――――――――!?!?」


《らりるれろらりるれろらりるれろらりるれろらりるれろらりるれろらりるれろらりるれろらりるれろ!!!! ハッピーエンド!!!! メリークリスマス!!!!》


 ブツン――――ッ!!


《EXシナリオ オーバーイヴ・ワンダーランドはクリアされました。》

《強制切断されました、ログアウトします。》



 西暦2034年12月24日16時30分。

 天上院姉妹はベットからムクリと起き上がった……何か気まずそうな雰囲気の中。咲が開幕一言「なにこれ?」と言った後。「テヘぺろ!」と帰って来たので。


「テヘじゃない!!!!」

 猛烈なツッコミハリセンがパアン!!!! と轟いたとさ、めでたしめでたし。


「へくち!」

 湘南桃花しょうなんももかは暖かな室内でボッチクリスマスをしていた。


 ここに、聖なる夜に、一幕の決着が描かれた。

 皆様、良い夜をお過ごし下さいませ。


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名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
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