表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/19

12 楽しいお見合いとお茶会

エルクレイ様との会話は凄く楽しい。


美味しいデザートと紅茶を頂きながら、みんなと一緒に楽しく会話がしたくてエルクレイ様に提案をした。


「エルクレイ様、後ろにいる皆さんと一緒にお茶をしたいのですが……駄目でしょうか?」


エルクレイ様は優しく微笑み。


「ココネが良いなら是非お願いしたい。

この宿屋にいる皆も一緒に無礼講で、お茶を楽しみたい」


私は微笑みながら頷き、調理場と宿の広間にいる皆を呼びに行った後、食堂の後ろの隅に待機している家臣の方々に声をかけた。


「初めまして『ココネ』と言います。

一緒にお茶を飲んでくれませんか?」


エルフ族の姉妹は喜んで、私とエルクレイ様の間に入って来た。


「エルクレイ様、先程の様な失態は駄目ですぞ!」


「…………」


宰相もエルクレイ様の横へ座り、さっきのような失態をさせないように見張るらしいです。


先程の様な失態とは、きっと私の指を舐めた事なんだろうなーーと思った。


「あの、エルフさん達は4人姉妹なのですか?

宰相さんは、狼族さんですか?」


戦闘メイドである、エルフ族のレイラ、レイナ、ルルア、ルミアの顔がパァーッと笑顔になり、質問に答えてくれた。


「私レイラとレイナが姉妹なんですよ。

ルルアとルミアは双子で、従姉妹なんです」


レイラ、レイナ、ルルア、ルミアはスコーンと紅茶を飲みながら、楽しそうに教えてくれた。


「そうなんですね。

凄く仲良しで羨ましいです。

あの……良ければなのですが、私と、私とも仲良くしてもらえると凄く嬉しいです!」


レイラ、レイナ、ルルア、ルミアはニコニコした笑顔で頷き「「「「こちらこそ!」」」」と言ってもらえた。


私は宰相さんを見て、言葉を待った。


「はい、私は狼族のピートと申します。

宜しくお願いします」


私は椅子から立ち上がり、会釈をした後ピートさんと話をした。


「ピートさんは、エルクレイ様の補佐とかをして過ごしているのですか?

ピートさんもですけど、皆さんは休憩とかをとっているのですか?

休める時はゆっくりして下さいね」


「ココネ様は、お優しいのですね。

ありがとうございます。

そんな風に言ってもらえたのは初めてでございます。

私共に『さん』付けは不要ですので敬語無しで話して下さい」


「えっ、でも……」


「私達の事も『さん』付けは無しで、敬語も無しでお願いね!」


「……分かった。

皆ありがとう」


「「「「うん!」」」」


「あの……エルクレイ様がお休みの時は、宰相も一緒に来てね。

私が肩を揉んだり、リラックス出来る様にしておきます」


宰相のピートは、スコーンにイチゴジャムをつけて食べた時に「美味しい」と言ってくれた。


エルフ族のレイラ、レイナ、ルルア、ルミアがエルクレイ様と宰相のピートを睨みながら、言いたいことをハッキリと言っている。


「エルクレイ様とピートだけズルイ!

私達もココネに会いたいのに、ズルイ!」


「そうだそうだ!

2人だけズルイ!」


「私も来たいのに!」


「ズーールーーイーー!

ココネ、私達は来ちゃ駄目?」


エルフの耳が垂れてる。


「是非、皆さんで来て下さい。

お待ちしていますね。

凄く楽しみです!」


私はアリーシオン国の皆さんと、スズラン宿の皆とで楽しいお茶会を過ごした。

「面白かった!」


「続きが気になる!」


「早く読みたい!」


と思ってくれたら


下にある☆☆☆☆☆から作品への評価をお願いします。


面白かったら☆5つ・つまらなかったら☆1つと正直な気持ちを☆に宜しくお願い致します。


ブックマークもいただけると本当に嬉しいです。


何卒宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ