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スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜  作者: 櫛田こころ


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第271話『かのこ食パン』

お待たせ致しましたー

 かのこ食パン。


 って言うものを、今日は作ってみようと思って。


 小豆は精霊さんのご飯だから……ラティストとかが材料提供してくれても、原価を考えると高い気がして。


 あんぱんとかは、売ってみたい本心はあるけど。


 エディに上げた後……お城から帰ってきてから、ロイズさんに言われたんだよね?


 美味しいのは当然でも、もう少し身近な材料で作れるなら作って欲しいと。精霊の主食を惜しみなく使えても、オークションじゃ初期設定が大変になるからって。


 なので……ちょっと考えたわけです。


 とりあえず、キューブ型の食パンはカウルのオーブンに入れたら、すぐに焼き上がるから!



【『かのこ豆食パン(プレーン)』



 ・魔力超回復



 ・切り傷完全治癒



 ・精神疲労即回復



 以上となります


 】




 ステータスは……小豆じゃないのに、凄い!?


 今回は色々な甘納豆を入れた食パンなのに!?


 イケメン神様……そんなにも効果付与させて、ラティストに怒られないかな?


 後ろにいたラティストは、おっきなため息吐いているけど!!



「……行くか」


「行かなくていいから」



 出来ちゃったものは仕方ないもん。


 僕がダメと言ってから……冷却の魔法をかけてもらい、エリーちゃん達とも一緒に試食をすることになった。



「へー? そんなに甘い匂いしないのね?」



 まだあったかいパンを持ってくれたエリーちゃんは可愛い。


 じゃなくてきた説明しなくちゃ。



「甘納豆入れているから、ちょっとだけ甘いパンになってると思うよ」


「じゃ!」



 割って、湯気と一緒に中にある甘納豆も見えて。


 パクッと食べてくれて……すぐに笑顔になっていった!



「どう?」


「すっごく甘いわけじゃないけど……あんぱんとも違って美味しいわ! これにもコーヒー牛乳に合うんじゃないかしら?」


「あ、いいね!!」


「用意した」


「「はっや!?」」



 ラティスト、切り替え早いってば!!?


 けど、せっかくなので試してみると……ちょっと微妙だった。


 豆の風味が強すぎて、コーヒー牛乳特有の強い甘みには調和しにくい。



「うーん? 緑茶とかほうじ茶のがいいかも」


「何それ?」


「小豆と同じように、僕とお師匠さんの国だと普通のお茶なんだ」


「へー?」


「あるぞ」



 だから、ラティスト……切り替え早い!?


 と言うか……それの精霊さん達には普通のお茶かな??


 聞いてみると、そうだと頷いてくれた。



「精霊さん達のご飯って、和食に近い?」


「「ワショク?」」


「食事の呼び方だよ。お米は主食で、お醤油とかお味噌が多い素朴な料理」


「へー?」


「……たしかに、質素には近いが」



 たまたま……だったかな?


 とりあえず、ラティストが亜空間収納から茶葉を出してくれたよ。

次回はまた明日〜

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