表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜  作者: 櫛田こころ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

255/706

第255話 神も恐怖

お待たせ致しましたー

 こ……殺される!!?



『そこまで無いですよ』


「心を読むな!?」


『顔色を読んだまでです』



 水鏡で……ケントらの様子を今日も覗いていたのだが。


 とうとう……あの国王に、自分の秘密を打ち明けた。そこは予想していたことなので、別段驚かない。


 ラティストの言葉は……心に響いたが!!


 シロトのフォローはフォローになってない!!!!



「殺される殺される殺されるぅう!!」



 我の……落ち度で、たしかにケントは一度命を落としたが。


 バックアップは、可能な限りしているではないか!?


 お前も助けられた側なのに、永久契約だとどこまでも尽くすのか!?


 恋にも近い……いいや、忠誠心の方か?


 ケントの相手には、エリザベスがいるので……己は盾にも鎧にでもなるつもりなのだろう。


 それが……我への苛立ちになるのか!?


 解せぬぅう!!



『……神よ。落ち着かれては? あの者も本気であれば、とうに来ていることでしょう?』


「……そうではあるが」



 此度の件で、様々な情報が表沙汰となった。


 ケントへの守護は、さらに強くなるだろうが。


 我は基本的に見守るしか出来ぬ。加護も掛け直した。


 あれが……うまく作用してくれれば良いのだが。


 水鏡に見えた、ケントの笑顔は……とても良いものであった。


 王と知れど……エリシオンは唯一無二の親友であると、認識したからだろう。


 それが……これからも続いてほしい。


 願うしか、神なのにそれしか出来ないのであった。



『しかしながら……あんぱんなどは、やはり美味しそうですね。販売許可も出たようですし、売り出したら買いに行きましょうか?』


「是非頼む!」



 しかしながら……それはそれ、これはこれだ!!


 コーヒー牛乳も、この間見事に再現出来たのだから!!


 ケントの店に、あれが並べばシロトが買って来てくれる!!


 地球では……見ることしか出来なかった、あの甘いパンが!!


 食べられるのであれば、尽力を惜しまぬ!!


 なら……ケントへの護りをもうひとつ増やそう。


 ラティストがいくら、創始の大精霊であれど……限界はあるからな?

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ