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スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜  作者: 櫛田こころ


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第147話 クリスマスに向けて③

お待たせ致しましたー

 ただ、ケーキであることを思いついた。



「……こちらでもクリスマスをか」



 お師匠さんをお店に招いて、クリスマス新商品を色々提案したんだけど。


 ケーキまでは手が回らないから……リオーネの街にあるお菓子屋さんに提案してはどうか相談したいと思ったんです!


 ラティスト達はただいまお昼寝中。


 お店は今日休業日だから、相談の時間はいくらでもあるんだ!



「そうなんです。パンとかはぽんぽん思いつくんですけど」


「……たしかに、久しくホットケーキ以外のケーキは食べていないな?」


「ですよね! で、適材適所だとは思うのですが……ミハイムさんのところに、提案するのはどうかと」



 ミハイムさんは、リオーネでも腕の立つパティシエさんことお菓子職人さん。


 ただ、パンは作れないので……僕のお店の方にも定期的に通いに来てくれる常連さんのひとりでもある。


 いつもにこやかで、ほわんとした雰囲気が特徴の男の人だけど……トラディスさんに負けないくらい、とっても良い人!!


 僕を商売敵とかに見ようともせずに、『美味しいパンをありがとう』ってよく言ってくれる人なんだ!



「……ミハイムか。提案する相手としては、悪くない」



 それに、お師匠さんもミハイムさんのお菓子大好きだから!!



「僕が構想だけ伝えれば……ショートケーキでもチョコレートとか。クリスマスと言えば、ブッシュドノエルですし」


「チョコレートは繊細な食材だからな……言うだけ言ってみるか?」



 と言うことで、魔法蝶を使ってお呼びしたところ。



「わーい! 俺でも、お役に立てるんだー!!」



 とっても上機嫌で、僕とお師匠さんの提案に乗ってくれました。



「……自分で提案したんですけど。いいんですか?」


「もちろんだよ〜? リオーネいちのパン屋とも言える、ケント君のとこからの提案でしょー? 俺、お菓子しか作れないからさ? すっごく嬉しい〜!」



 笑顔全開で言ってくれるんだから、ほんとに良い人過ぎる!!



「ケーキや菓子で季節感を出すのが、ここいらではあまりないからな? 不肖の弟子と私からの提案……受けてくれるか?」


「もちろん〜! どんなお菓子が良いか教えてくださいー」


「「もちろん!」」



 と言うことで、クリスマス新商品がパンだけでなくケーキやお菓子も加わることになり。


 三人でロイズさんのいる生産ギルドへ、公式に提案すると。



「やってくれ」



 と親指を立てるくらい乗り気になってくれました!


 それは、魔法蝶経由でお伝えしたルゥさんの方にも。


 忙しくなるけど……すっごく楽しみ!!

次回はまた明日〜

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