表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜  作者: 櫛田こころ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/706

第129話 遊びは飲酒から?

お待たせ致しましたー



「んで、どこ行きたい?」



 エディとリオーネの街で遊ぶことになったけど。


 着替えなど、準備した僕は……エディと街中に出てもすぐに思いつかなかった。



「んー? 僕、仕入れとギルド以外はあんまり街回ったことないし」



 休日は試作以外だと爆睡していることがほとんど。


 何せ、パン屋は肉体労働だからね!!


 ラティスト達が居ても、することはたくさんあるから!



「んー。じゃ、腹減ってるか?」


「あ」



 そう言えばお昼ご飯まだだった。


 ラティスト達もまだだったけど……ラティストは、多分霊体化とやらで僕について来ているし。カウルは最低水でなんとかなるにしても……お師匠さんはどうするんだろ?


 別に、展開させたままのオープンキッチンはお師匠さんでも使えるから……置いてあるミックス粉で、ホットケーキでも作るかな?


 それだったら、心配しなくていいけど。



『ヴィンクス達は大丈夫だ』



 頭の中に、イケボが響いた。


 やっぱり、ラティストはついて来てくれてるみたい。エディに気づかれないように返事をすれば……ちょっと、気配とやらが遠くなった気がした。



「んじゃ、飯食いに行こうぜ? リオーネいちの美味い場所があるんだ」


「……お金大丈夫?」


「だーいじょうぶだって! 俺の奢りだ」


「え、でも」


「さっき新作食わせてくれただろ?」



 物凄い笑顔になっているので……これは奢り確定だ。


 ポンデケージョって小さなパンだけしか渡していないのに……前に、僕がパンをたくさん持っていいよって言った御礼かな?


 どっちにしても……転生以降で、男友達とお出かけするのは初めてだから嬉しい!!


 僕は『ありがとう』と言ってから、エディの後をついていく。


 場所は、生産ギルドの通りをまっすぐ行ったところだった。


 ギルドの建物ほどじゃないけど、大きくて立派な木造建築のお店だったよ。



「……ここ?」


「酒場だけど、昼からもやってんだ! ケント、酒はいけるクチか?」


「お、お酒?」



 そう言えば、と思い出した。


 転生前の日本人だと十九歳だから、当然未成年だけど。


 こっちの世界だと……たしか、オーストラリアあたりと同じくらいの、十六歳以降から飲酒は許されているんだって。


 とくれば……これは飲酒解禁となるってことだ!!



「へ? 飲んだことねぇの?」


「う、うん。まだ」


「んじゃ、軽めのでもいいから飲まねぇか? 俺は当然、エールだけど!!」



 エディは当然こっちの人だから、お酒は普通に飲むだろうけど……エールって、ビールと似たお酒だったかな?


 エディがビールジョッキ持つのを想像すると、物凄く似合っているな〜って納得出来ちゃう!


 とりあえず、僕らはお店に入ることにしました。

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ