表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の召喚獣だけレベルアップする  作者: アッキ@瓶の蓋。
第9章『失楽園のツクり方/冒険者サエジマ・ワタルの章』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

323/354

第307話 【プリンセスになりたくて】(2)

【復讐姫】のルビを間違えてたので、訂正しておきます!!

 立っている事すら、もう辛くなってきた。

 【復讐姫(ロクセラーナ)】の効果がどんどん強くなってるみたいで、脚の筋力はもう5歳児か6歳児くらいにまで弱体化しているのだろう。

 思考には影響が出てないが、身体が動けなって詰むまでになんとかせねば……。


「とりあえず、この【復讐姫(ロクセラーナ)】に代用できるスキルをなんとかしないと……」


 その代用できるスキル【プリンセスになりたくて】はいま、条件未達成で力不足。

 その条件とやらが、達成できるスキルが多すぎて困ってる。


 さらに言うと……。




 ===== ===== =====

 《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致《条件に合致----

 ===== ===== =====




「やっぱりか……」


 この見覚えがある画面は、【条件指定召喚】によって新たに検索した結果。

 今回の条件は、"条件を達成した後、【復讐姫(ロクセラーナ)】と同レベルにてこちらに害をなすモノになるスキル"----つまりは、状況が全く変わらないモノだ。

 結果としては、ご覧の通り、つまりは変わらないということだ。


「(逆に、こちらに益となるモノになるスキルは"ゼロ"だもんなぁ……)」


 しかも、【復讐姫(ロクセラーナ)】と同レベルにて害をなすモノというので調べてもこれだ。

 せめて、もう少し害をなすレベルが低いモノが1つでもあったのなら、それで良いかと思って妥協するつもりだったのだが----それが1つもない、とは。


「どうすれば、どうすれば良い……ん? ここまで緩々すぎたのに、なんで今まで【プリンセスになりたくて】は条件を達成しなかったんだ?」


 1つや2つ程度という話ではなく、ここまで条件が合致するスキルがあったら、逆になんでいままでは条件を達成しなかった方が不思議な話である。


「----【条件指定召喚】。指定条件は"今まで【プリンセスになりたくて】の条件を阻害していたスキル"」




 ===== ===== =====

 《検索に合致したスキルを表示します》


 【メカクレ】(破棄済み)

 ……デメリットスキルの1つ。髪型のせいで目が隠れているため、命中率が下がります

 ===== ===== =====



 それは、マルガリータが以前持っていた、デメリットスキルと呼ばれるスキル。

 既に破棄したスキルではあったが、ステータスに干渉しなくなっただけで未だにそのスキルの素は残っていたみたいである。


「ドラゴンは何かを集めるのが好きな種族だが、このマルガリータはスキルでも集めまくってるのか? 捨てたはずのモノまで、残しておいたのかよ」


 どうやらこのデメリットスキルが条件達成を阻害していたらしく、いま現在の破棄された状態の今でさえ、【プリンセスになりたくて】と他のスキルが組み合わさるのを阻害しているらしい。

 

「そう言えば、デメリットスキルはもう1個あったよな?」


 

 そして調べたところ、そのもう1つのデメリットスキルである【完全インドア派】は、この状態だと【プリンセスになりたくて】と融合できないスキルであった。

 ガバガバ緩々なこの状況下だと、かなり珍しいスキルといえる。


 そして【完全インドア派】と【魅惑のトップアイドル!!】を組み合わせて----


「出来た! 【プリンセスになりたくて】の条件達成を可能にしつつ、【復讐姫(ロクセラーナ)】と違ってデメリットが出ないスキル!」


 俺は組み合わせたスキルを早速、【プリンセスになりたくて】につけて条件を達成させる。




 ===== ===== =====

 【外への憧れ】

 ……デメリットスキルの1つ。【魅了】系統にかかりやすくなる

 ===== ===== =====


 


 いま出来たばかりのこの【外への憧れ】を、【復讐姫(ロクセラーナ)】と入れ替える。


 したところで、限界を迎えた俺はそのまま意識を失い、【化身召喚】の時間切れでその世界を追い出されてしまうのであった。




(※)【メカクレ】

 デメリットスキルの1つ。悪癖龍マルガリータが持っていたスキルの1つで、命中率が下がる

 【プリンセスになりたくて】と相性が良くなく、他のスキルとの合体を阻害していた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
面白かったら、ポイント・感想など、よろしくお願いします!!
その行為が、私の創作の励みになります!!

活動報告に今作の作成秘話を書きました
よろしければ、ご覧ください

今作についての活動報告

サイドストーリー、外伝を制作しました。第2章も始めましたので、こちらもどうぞ
俺の着ぐるみが超有能である
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ